表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/243

第1章 転生しました‼ ★2★

本日2話めです。本日は後1話投稿予定です。


「まさか本当に死ぬとはなぁ。」


 俺は空も見えないのに上を見上げながら考える。メダル候補が事故死。ニュースになるかなぁ? 

 あっ!あのDVD見つかったらヤバイなぁ、日記に書いた厨二病全開の空手の必殺技の名前リストも公開されたりとか・・・マジ死にたくなる・・・



 って死んだんだったな。


『あの~?話を聞いてますか?』


「・・・何でしょう?」


 かなり凹んでたせいもあってぶっきらぼうに答える。


『え~とですね、このまま成仏して新に生を受けるのか、私が神様から言い渡されているもう1つの世界にこのまま転生するのかなんですが。』


「どちらか選べと?」


『・・・それでなんですけど、出来ればもう1つの世界に転生していただけると有り難いんですけど?』


「何でですか?」


『新に生を受けるとなると、魂は神様の所に行っちゃうんです。そうすると私のしたことが神様に知られて・・・』


(この駄女神は自分のしたことを棚にあげて保身を図る気でいやがる!こんな奴を助けようとしたなんて死んでも死にきれない‼・・・いや、死んではいるんだが、この際神様に説教してもらわないと)


 俺は怒りがこみ上げ、新に生を受けると言おうとした時、


『新に生を受けると、人間になれるとも限りませんし、植物や虫とかになることも多いですから。それでいかがでしょうか?』


 駄女神の一言で俺の選択肢は無くなってしまった。虫とか植物って・・・生まれ変わっても楽しみなんて1つも見いだせる気がしないからだ。泣く泣く俺は、もう1つの世界に転生して生きてく人生を選ぶことにする。


「わかりました。もう1つの世界に転生で良いですけど、そこはどんな世界何ですか?」


『私もまだ神様から聞いただけなんですけど、

種族は人間以外にもいて、獸人やエルフ、魔族もいるみたいです。後は魔法もあるみたいですよ。』


「マジで!?」


 俺は目を見開きながら驚いた。もしかしてリアル異世界転生じゃないか!しかも魔法って言ったよな。むしろ死んで良かった的な感じじゃないか?昔から夢に見たラノベの世界が現実に、いや?待てよ、異世界転生と言ったらあれとセットではないと・・・

意を決して俺は聞いてみる。


「その世界は、レベルやスキルとかあったりはしないですよね?」


『確かあったはずですよ。神様が昔ゲームにハマった時期に作った世界らしいですよ。神様の部屋の棚に、○○クエとか☆☆☆☆☆ファンタジー、□□□□□ハンターとか、ありましたし。』


(おいおい、やるなぁ神様。となると、後は一番気がかりなアレだが・・・アレのあるなしで異世界での生活が天と地ほど変わってしまう)

俺はラノベの展開を期待しながら、思いきってお願いしてみるか?、最悪は駄女神の不始末の交換条件として脅しにかけるか?等々考えながら駄女神に聞いてみる。


「でも未成年の俺が、その知らない世界で生きて行けますか?」


『勿論謝罪の意味も込めまして、新たな世界で困らないように幾つかのスキルはプレゼントさせて頂きます。流石に神様になるスキルとか無理なものは幾つかありますが・・・』


 俺は心の中で大きくガッツポースをしてしまう。これなら念願のチートで無双して、ハーレムでウハウハな生活を期待してしまうからだ。厨二病経験者なら誰もが抱く夢だからしょうがない。後はチート、じゃなくスキルがどんな物になるかだなぁと考えていると、


『先ずは貴方のステータスを見てみますか?前の世界での貴方の能力や才能等があれば幾らか反映されるはずですし。』


 すると、駄女神・・・もとい女神様の手が俺の方に向けられ、そしてピカッと辺りが光り輝く。


次でやっと新たな世界へ転生します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ