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第4章 魔族VS人間★1★

 只今子供の空手の全国大会で群馬に来ているため忙しくて短めになっています。申し訳ございません。

 俺は家への帰り道新しい刀を鑑定してみる。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

黒刀タケミカヅチ

ランク:SSS

神魔石を使って作った刀。とてつもない切れ味を誇り魔力を纏わせることで、その切れ味は神をも斬ることが出来る。

効果:筋力上昇・大 魔力上昇・大 俊敏上昇・大

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


 さすが神魔石を使ってるだけあってランクは今まで見た中でも最高のSSSだ。効果も申し分ない。家に戻ると同じ刀使いのユキネが真っ先に見せてほしいと駆け寄ってきた。


「これが新しい刀ですか。吸い込まれそうな黒い刀身ですね。持ってみても良いですか?」


「構わないが俺に合わせてあるから扱いづらいと思うぞ」


 ユキネがタケミカヅチを手に取るとバチっと音がした。


「!?」


 ユキネは手に持っていたタケミカヅチを落とす。床に落ちたタケミカヅチからはバチバチと放電しているようだ。俺は恐る恐るタケミカヅチを拾うと放電は収まり何事もなかったかのように持つことが出来る。


「今のは一体‥‥‥‥」


「多分この刀はユウキさんを持ち主と認めているのでしょう。だから私が持った時、刀自身が拒絶したんだと思います」


「刀が意志を持ってるって言うのか?」


「希にあるそうですよ。おとぎ話などでもあるじゃないですか。岩に刺さった剣が選ばれた者にしか抜けないとかいうのが」


 確かに聞いたことがある。まぁ刀が喋ったりするわけでもないから余り気にしなくて良いだろう。他の人が使えないのであれば盗難のしんぱいもいらない、そんな事を考えているとユーリが両手に沢山の荷物を抱え仕事を終えて戻ってきた。


「ユウキさんも帰ってましたか。明日は魔族討伐の為にでかけるのであれば力をつけてもらおうと思って沢山買ってきました。マサムネさんのお母さんに会ってその話をしたらこれも持ってけって」


 その手には山芋とにんにく、鰻の入った袋が握られていた。


「料理法も聞いてきましたのでこれから作りますね。皆さんも手伝ってくださいね」


 おかみさんはなにを元気にさせたいのか良くわからないが、その日の夕食は鰻の蒲焼き、山芋の千切り、ニンニクノホイル焼きだった。

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