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第4章 つかの間の休息★7★

「どうしたんだサタンちゃん?」


「ユウキさん、神魔石を採りに私とユウキさん以外何方が行かれるんですか?」


「勿論私はついていくわよ。後はユキネも行くでしょ?」


「勿論です」


「‥‥‥ではミネアさん、ユキネさん。気を悪くしないで下さい。今の2人ではユウキさんの足を引っ張ってしまいますので止めた方がいいです」


 サタンちゃんの一言で一瞬にして場は静かになってしまった。ミネアは少し怒ったようでサタンちゃんに詰め寄る。


「それは一体どういう事なの!確かに私達はユウキ程強くはないけれども足を引っ張るほど弱くはないつもりよ!」


「先程も話したと思いますが神魔石を採りに行く場所は私達魔神でも単独では厳しい場所なのです。ラファエルを倒したユウキさんならなんとかなると思いますが、お2人は魔神と単独で戦って互角以上の戦いを出来ますか?ユウキさんと会ってまだ間もないですけど、少しはユウキさんの性格をわかったつもりです。今回行く場所は貴女達を守りながら戦えるような余裕はない場所なのです。もし貴女達に危険が及んだ時、ユウキさんは自分を犠牲にしてでも守ろうとするでしょう。貴女達はユウキさんを危険にさらすのをわかってまで付いていきたいと言えますか?」


「!!‥‥‥‥そ、それは」


「今後一緒に行動するなと言うわけではありません。ただ今回は私とユウキさん任せて下さい。ユウキさんを大事に思うなら‥‥‥」


「‥‥わかったわ。ユウキに迷惑は掛けれないわ」


「すみませんユウキさん。ラファエルと戦った時も私達があの魔法を防げないとわかって守って貰ったのに私達は‥‥‥」


「気にしなくても良いからな。あの時はお前達がデスワイバーンと戦ってくれたから俺はラファエルと戦えたんだ。ただ今回は俺どころか魔神最強のサタンちゃんでも厳しい場所らしいから任せてくれ。後サタンちゃんは俺だけでなくミネアとユキネの事も心配して言ってくれたこと忘れるなよ」


「わかってるわよユウキ。サタンちゃんが悪気があってこんなことを言った訳じゃないことくらい」


 ミネアとユキネは納得してくれたようだ。その夜はサタンちゃんもいるので各自の部屋で休むことにした。ラファエルとの戦闘の後、自分がどれ程レベルが上がっているのか見てなかったので俺は鑑定を使ってみた。



タカミヤ ユウキ

年齢 16 LV 175

種族:人間 職業:冒険者

体力:1760

魔力:2040

筋力:1520

耐久:1360

俊敏:1540

スキル: 〔武術の極み〕 〔魔術の極み〕 〔成長の極み〕〔鑑定〕 〔アイテムボックス〕 〔言語翻訳〕 〔魔力闘衣〕 〔詠唱破棄〕 〔状態異常耐性〕 〔気配感知〕 〔気配遮断〕 〔精霊王の加護〕 〔転移〕 〔水属性無効〕 〔火属性半減〕 〔筋力上昇・大〕 〔耐久上昇・大〕



 流石に魔神を倒したからレベルもかなり上がっていた。これならなんとかなりそうだが天照がないので魔法メインの戦いになりそうだ。








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