第4章 魔神撃退戦★3★
「貴方が魔神ラファエルですよね。1つ提案なのですが貴方が率いていたワイバーンの群れも全て倒しました。ここは退いては頂けませんか?」
ウェンディーネがラファエルに問い掛けるがラファエルは笑って返す。
「ワイバーンやアサルトワイバーンが倒された程度で何故私が退かなければいけないのですか?私とこのデスワイバーンがいれば問題はありませんので」
ラファエルが乗っていたのはアサルトワイバーンではなくデスワイバーンと言うらしい。俺は鑑定を使った。
デスワイバーン
LV 145
種族:ドラゴン
体力:1880
魔力:445
筋力:1420
耐久:1290
俊敏:960
スキル: 〔火魔法LV10〕 〔風魔法LV10〕 〔闇魔法LV10〕 〔ブレス〕
確かにステータスはかなり高い。ミネアとユキネで大丈夫かと思っていたらミネアが笑顔で話す。
「ユウキ、大丈夫だよ。いくらステータスが高くても私には魔法がある。魔法はイメージが大事なんでしょ?私とユキネに任せて」
「そうですねミネアさん。私も速さなら負けない自信がありますからユウキさんは精霊の長達と魔神をお願いします」
「・・・わかった。ただし無理だと思ったら必ず言えよ!新婚なのに妻達が戦死なんで俺は嫌だからな」
俺は風魔法で竜巻を作りデスワイバーンを地上へと誘導する。上手く飛べなくなったデスワイバーンはラファエルを乗せたまま地上へと降りてきた。それを確認したミネアはウォーターカッターでデスワイバーンの羽を攻撃する。デスワイバーンはかわそうとしたが羽の一部を切られ叫んでいる。これで飛ぶことは出来ないだろう。攻撃を受けたデスワイバーンはミネアに敵意を向ける。ミネアとユキネも少しずつ俺から離れラファエルとデスワイバーンを引き離すことに成功していた。
「彼女が今使ったのは合成魔法‥‥‥彼女がルシフェルの言っていた」
「ミネアは関係ないぞ!ルシフェルと戦ったのは俺だよ!」
ラファエルはミネアに気をとられていたので、俺は火と光の合成魔法のセイントファイヤーをラファエルに向けて放った。いきなりの合成魔法の攻撃にラファエルは回避出来ないだろうと思ったが、俺が使う火と闇の合成魔法のヘルファイヤーと同じように魔法でセイントファイヤーを相殺して見せた。
「これは失礼しました。ルシフェルの言っていたのは貴方だったのですね。確かにあの女性よりも魔法の理を理解しているようです。もしよければそこの品祖な体をした精霊なんかではなく私と一緒に来ませんか?」
ラファエルに品祖呼ばわりされ精霊の長達は騒いでいる。確かに精霊達は体も小さく幼児体型だ。それに引き換えラファエルはインテリグラマーなお姉さんと言ったところだ。
「誘いは嬉しいんですけど結婚してるので断らせて頂きます」
「そうですが‥‥‥。魔法の理を理解しているのに間違った判断をしましたね。もう少し勉強が必要ですね」
そう言い放ったラファエルは俺たちに向けて敵意を剥き出しにしてきた。




