第3章 フリーゼルトへ★1★
朝日の光で目が覚めた。横を向くとミネアはまだ眠っている。(俺も遂に男になったな)そんな事を思っているとミネアが寝返りをうち俺の方を向くと布団がはだけて大きい胸が見える。朝からムラムラとしてしまうが流石に不味いと思っていたが、衝動を押さえられず手を触れてしまう。これ程の至福の感触は他に代えようがないだろう。
「んっ、ユウキのエッチ」
「おはようミネア」
「昨日のユウキが凄すぎて身体に力が入らないわ」
「そ、そうか‥‥‥俺も初めてだったし」
目を覚ましたミネアは俺に抱き付きキスをしてくる。朝から我慢が出来なくなりそうになったその時部屋をノックする音がした。
「ユウキさん起きてますか?」
「あぁ起きてるよ」
「失礼します。ミネアがいないみたいなんです。何処にいるか知ってい‥‥‥‥‥!!」
急にユキネは顔から湯気が出そうな位顔を真っ赤にして部屋を飛び出ていった。そこで俺は気付いた。隣にはミネアがいて二人とも裸だったことを。
「不味かったか?」
「ちょっとね。後で私から話しておくからユウキは気にしないで。それよりもう少しで朝食だから一緒にシャワー浴びよ」
ミネアはそう言うと俺の手を引いて一緒にシャワーを浴びに行く。ミネアが俺の体を洗ってくれるのでもう一戦風呂場で始まってしまった。
俺とミネアは少し遅れて食堂へ行った。ユキネとゴエモンさんはもう来ていてユキネは少し不機嫌そうだ。俺とミネアも朝食を頼むとゴエモンさんが口を開く。
「ユキネから聞いたがフリーゼルトへ行くそうだな」
「はい、氷鉄鋼を手に入れてユキネに新しい刀を作ろうと思っています」
「氷鉄鋼か、久しぶりに聞いた名だな。氷のように透明なのに無類の固さを誇ると言う氷鉄鋼。今は素材の氷結石が取れなくなり作れなくなったと聞いたが‥‥」
「ダメもとで行ってみますよ。採れなくなった原因もわからないですし」
「ミネア、後で少しお話があります。良いですか?」
「私もよ。食事が終わったら部屋に来て」
俺はミネアが心配になったが、笑顔でウインクしている。大丈夫という意味なのだろう。
「そ、そういえばゴエモンさんはいつまでもカルナディアにいれるんですか?」
「そうじゃな、ユウキは家を買ったのだろう?」
「はい。でも長い間使われてなかったので今はリフォーム中です。後10日位で出来るはずです」
「ではそれを見てから日の本の国に戻るとするかの」
「じゃあ引っ越しの時は盛大にパーティーをしましょう」
俺達は食事を終えて部屋に戻った。しばらくしたらミネアとユキネが部屋に来てそれから転移でプラムの村まで行くことにした。
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「ミネア、抜け駆けは酷いじゃないですか!私だってユウキさんと‥‥‥」
「ごめんねユキネ。実は‥‥」
ミネアはユキネに自分の故郷のこと、そして家庭の事を話した。
「だからフリーゼルトへ行く前に身も心もユウキの物になっておきたかったの。でも結果裏切る形になってしまったわね」
「そういう事だったんですか。わかりました。でも次は私の番ですからね!‥‥‥それはそうと、どんな感じでしたか?」
「‥‥凄かったわよ!お風呂でユウキのを見てたから少し怖かったけど‥‥初めはやっぱり物凄く痛かったわよ。でもその後はユウキのを離したくなくなる位気持ち良くなって。ユウキの手や舌が私の気持ちいい所をピンポイントで攻めてくるの!戦闘だけでなく女性とのエッチもSランクよきっと。まだ身体に余り力が入らないもの」
「そ、そんなにですか!」
「私もエッチは初めてだったけど、1度ユウキに抱かれたら他の男の事なんてどうでも良くなるわよ。ユウキさえいてくれたらって思えるわ」
「私も早くユウキさんとしたいです。ミネアさんも協力してくださいね」
「わかってるわよ。ユウキは私達皆の旦那様なんだから」
ミネアとユキネはしばらくピンクな話で盛り上がった後、準備をしてユウキの部屋へと向かった。




