第3章 Sランク冒険者★4★
祝100万PV!やっといきました。最近空手が忙しくてバタバタしておりましたが、息子が4日の大会で手を怪我し本人も突き指だと思っていてその後の6日の大会や練習なども参加していたのですが、学校の先生より一度病院で診て貰ったら?とのことで行ってみたら骨折してました。本人は普通にゲームとかしてたのに‥‥‥ 何とか東北大会迄には間に合うのでほっとしました。取り敢えず次は200万PV目指して頑張ります。是非ブックマーク、評価宜しくお願いします。
「前にとある貴族の方が住んでおられたのですが病気で亡くなってしまいまして。ご家族もいらっしゃらなかったので私共がそのお屋敷を購入したのですが、出るらしいんです」
「それって幽霊‥‥‥」
「いえ、空き家になった所に精霊が住み着いたらしいのです」
「せ、精霊が住み着いたの!」
「はい、魔物や幽霊ならばギルドに以来も出来るのですが精霊となると神の使いですから無下にすることも出来なくて」
「それは何の精霊何ですか」
「雷の精霊なんです」
この店主は、俺が冒険者なのでその精霊を何とか出来れば助かると思ってこの物件を進めたのだろう。話を聞くとこの精霊が住み着いてなければ倍近い値段がするらしい。まぁ物件を見てダメなら諦めれば良いだけの話だ。
「一度見せてもらっても良いですか?」
「わかりました、でも何かあっても責任は‥‥」
「わかっています」
俺達は問題の物件に向かった。ギルドからだと徒歩で10分位の距離だろう。外観は立派だが少し汚れが目立つし庭は荒れ放題になっている。精霊のせいで管理が出来ないからだろう。もし買ったとしても予算は余るので、それを使って綺麗にすれば良いだろう。門を抜けて屋敷の入り口まで来ると店主が口を開く。
「私はこれ以上はちょっと‥‥‥」
「大丈夫です。鍵さえ貸していただければ俺達だけで入りますので」
俺達は気を付けながら扉を開けて中に入るとバチバチっと体に雷を纏った精霊が此方を威嚇してきた。
「何しに来たのですが!此処は私が気に入って住んでいるんです。出て行きませんからね!」
「いきなり何をするんですか。精霊というのは神の使いと聞きましたがいきなり攻撃してくるとは随分な神の使いですね」
俺は精霊に向かって注意をする。精霊の大きさは1メートルに満たないくらいで女の子の姿をしていた。




