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第3章 カルナディアへ★6★

 祝100話 最近忙しくて中々投稿時間か遅れたり文字数が少なくてスミマセン。本日で空手の大会が一区切りしますので前のペースに戻すように頑張ります。何とか兄妹揃って日本空手協会の全国大会出場が決まりました。子供を見習って勢い良く投稿していきたいと思います。これからも宜しくお願いします。

 宿屋に戻った俺とゴエモンさんは夕食まで部屋で休んでいる。女性達の部屋からは何やら騒ぎ声が聞こえる。随分盛り上ってるようだ。明日は王宮に行くことになっている。前ほど緊張はしないがSランクになる以外何か貰えたりすれば良いなどと考えていた。どうせなら家を買うためにお金がいい。もし何もないなら割りのいい以来を受けて稼がなきゃならない。外も日が落ちてきたのでゴエモンさん達を誘って食堂へ行くことにした。廊下に出ると丁度ミネア達も話を終えたらしく出てきたので一緒に向かった。席に座って待っているとユーリさんとムラマサさん達も来た。タイミングを合わせたようにサリーちゃんとおかみさんが料理やお酒をどんどん持ってくる。ムラマサさんが差し入れで日の本の国のお酒を持ってきたらしくゴエモンさんは上機嫌だ。


「揃ったんで始めますか」


「乾杯は俺がさせて貰うぞ!」


 率先してムラマサさんが乾杯の挨拶を勝手出た。


「それではグラスを持ってくれ。竜王祭でユウキが優勝、ミネアが準優勝とカルナディアの代表が最高の成績を残した事を祝って、乾杯!」


「「「乾杯!」」」


 飲んだ事は無かったが日の本の国のお酒の臭いが懐かしく感じる。両親達が飲んだ時に匂いを嗅がせて貰ったことがあるからだろう。ふと両親達が恋しくなった。


「ユウキ、ミネア一言挨拶してくれ!」


 急に振られて少し困ったが祝ってくれているのだから何か言わなければならない。


「今日はありがとうございます。色々あって納得の優勝ではないですけど、当初の目的はSランクを取ることなので多分これでSランクに仲間入りが出来ると思います。後はもっと強くなって自分の大切な人を守れるような冒険者になりたいと思います」


 ミネアやユーリさん、サリーちゃん、ユキネさんを見ながら答える。四人はとても嬉しそうだ。


「皆さんありがとう。私も今回の成績に恥じないようもっと強くなって、好きな人の隣に何時までも立っていられるようになりたいと思います」


 ミネアは俺の方を見ながら笑顔で答える。俺は少し照れながらも笑顔で返す。ユーリさんとサリーちゃんは冒険者出はないので少し悔しそうだ。


「挨拶も終わったし料理やお酒を楽しもう!」


 ゴエモンさんは待ち遠しかったらしく声をあげる。俺達はおかみさんの料理に舌鼓をうった。各々話をしたり料理やお酒を楽しんでいるとユーリさんが話し掛けてくる。


「ユウキさん、ユキネさんの事ミネアさんに聞きました。」


 ついにこの時が来た。竜王祭が終わるまではと話していたからしょうがない。俺は女性陣に口を開いた。



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