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第1章 転生しました‼ ★10★

本日は19時に後1話投稿します。

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街中を歩きながらお店などの商品を見たりする。屋台の串焼き等が3~5銅貨位なので、この世界では大体1銅貨100円位なのだろう。となれば宿に1泊しても1銀貨はかからないだろう。オススメの宿らしいのでそんな高くないだろうし。そして紹介された宿屋に着いた。


「いらっしゃい」


「レイラさんに紹介されたんですけど、部屋は空いてますか?」


「まだ空いてるよ。1泊50銅貨、食事付きなら1食5銅貨だよ。どうする?」


「2泊で、夕食と朝食もお願いします」


「はいよ。料金は合計で1銀貨と20銅貨だよ」


俺はポケットからお金を出す。あっという間に残りは25銅貨だ。武器や防具等はしばらく無理かなぁ等と考えているとおかみさんが声をかけてくる。


「それにしても男1人なんて珍しいね。どっかの貴族ならうちになんか泊まらないだろうし。訳ありかい?」


「まぁそんなとこです」


俺は軽く笑顔で答える。するとカウンターの奥から視線を感じる。


「サリー。お客さんを案内してあげて」


カウンターの奥から出てきたのは俺よりも少し年下に見える女の子だった。中学生位かな?と思っていたが、その娘は胸の発育がとても良かった。

ただそれ以上に気になったのが、歩くときに足を引きずっていたからだ。その様子に気付いたおかみさんが話してくる。


「この子は娘のサリーだ。昔あたしたちがこの街に引っ越して来るときに魔物に教われてね。その時の怪我が原因で少し足が不自由になったのさ。その時、魔物から助けてくれたのが依頼帰りのレイラだったのさ」


「そうだったんですか。医者には診て貰わなかったんですか?」


「医者?なんだいそりゃ。神官様みたいなもんか?とにかくこの街に着いて直ぐに神官様に診てもらったさ。でも神官様の魔法でも治せなかったんだよ」


「もし良かったら俺に見せてもらっても良いですか?」


「あんたは神官様じゃないんだろ。それともその医者とか言うやつなのかい?」


「いや、違いますけど‥‥。」


「まぁレイラの知り合いみたいだし別に構わないけど。サリー、ちょっと足を見せてやんな」


サリーはそっとスカートを膝上まで上げ足を見せてくれる。白くきれいな足だかうっすらと傷が残ってる。サリーは、この人は何をするんだろう?というような不安な顔をしている。おかみさんは無駄なことをして、と言うような呆れた顔をしている。俺は傷口にそっと手を当てる。


(神官が見たってことは、魔法か何かしらの治療はしたってことだよな。魔法だと回復魔法か。多分、水か光のどちらかの属性があれば使えるはずだ。よくゲームとかでは回復魔法と言えば〔ヒール〕だったし、もう少し効果が高いものとなると‥‥)


俺は癒しのイメージをしながら手に気を集中する。そして魔法を唱える。


「ハイヒール」


すると手を添えた辺りがうっすらと輝く。サリーは何が起こったかと驚いている。特に痛みはないようだ。おかみさんも驚き、これでもかと言わんばかりに目を見開いて驚いている。するとうっすらと残っていた傷が消えていき光も消えていく。


「よし。傷はなくなったけど‥‥少し歩いてみて貰ってもいいかな?」


サリーは驚きながらもこくんと頷く。


「あっ‥!動く‥!お母さん‥‥ちゃんと動くよ!」


「ほんとかいサリー!嘘じゃないんだね!」


何とか治ったようだ。俺も少しめまいがしたので鑑定で自分を見てみると、魔力が半分近く減っていた。ハイヒールはかなりの魔力を使うようだ。回復魔法は冒険者をするのにかなり役立つはずだが、このままでは魔力が直ぐに底をついてしまう。なるべく早くレベル上げをしないといけないな、等と考えているとおかみさんが目に涙を浮かべながらお礼をしてくる。


「本当にありがとう。あんたは神様だよ!」


「そんな、ただの回復魔法を使っただけですよ。それに、こんなに可愛いサリーちゃんがつらそうな顔をしていたので。笑顔ならもっと可愛いのになって‥‥」


(俺は今まで、女性にこんなこと言ったことなかったのに。転生して少し性格も変わったのかな?女神様に感謝だな)


自分のキザなセリフを女神様のせいにして喜んでいる二人を見る。その時サリーちゃんと目が合うと真っ赤な顔をして目をそらされた。照れてるサリーちゃんも可愛いなぁと思いながら見ていると、おかみさんが聞いてくる。


「あんたにお礼をしたいのはやまやま何だが‥‥サリーの足を治す位の治療費となると‥‥」


「気にしないで下さい。俺が勝手にお願いしてやったことですし」


「いや、でもそれじゃああんたに」


「ならこうしましょう。今日の夕食、とびきり美味しいのをお願いします。それで終わりにしましょう」


「あんたがそれでいいなら‥‥よし。気合い入れて旨いもん作るからほっぺた落とすんじゃないよ!サリー、お客さんをお部屋に案内してあげな。そうだ、あんたの名前は?」


「タカミヤユウキです。ユウキでいいですよ」


「じゃあ夕御飯できたら声をかけるから、それまで部屋で休んでな。それとホントにありがとねユウキ」


おかみさんは少し照れ臭そうにカウンターの奥に消えて行った。

俺はサリーちゃんにつれられて2階の部屋に案内された。部屋は6畳位の広さでお風呂とトイレも付いている。なかなか過ごしやすそうだ。


「サリーちゃん。案内ありがとう」


俺がサリーちゃんに声をかけると、そんなことないよと言うように首を振る。その顔も少し赤くなっている。サリーちゃんが部屋を出ていく時1度振り返る。


「あ、ありがとうユウキお兄ちゃん」


サリーちゃんは顔を真っ赤にして走って行った。俺はベッドに横になり、〔妹萌え〕ってこんな感じかな?等と考えながら、魔力が減ったこともありそのまま寝てしまった。

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