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第1章 転生しました‼ ★1★

初投稿です。 宜しくお願いします。

 いつも通りの朝だった。俺の名前は高宮結城、高校1年の16歳。小学生から空手漬けの毎日を送り、才能もあったらしく9年連続で世代別で日本一にもなり、中学生の時は世界大会でも3連覇を果たした。世間からは東京オリンピックでのメダル候補と期待をされているが、実のところゲームやラノベ好きで隠れ厨二病が俺の本性である。勿論、彼女は今までいたことがない。こと恋愛に関してはチキンなのである。今日も空手の朝練をしてシャワーを浴び、朝御飯。制服に着替えて当校し、何となく授業を聞く。昼休みは屋上で弁当を食べながら、大好きな異世界転移物のラノベを読む。午後は部活に備え、担任に見つからないよう昼寝をし、部活の空手で汗を流す。此処までは普段と全く変わらなかったのに・・


「たしかあの後・・・?学校からの帰りに変わった服を着た娘が、赤信号なのに道路を渡ってたらトラックが来て・・・」


『本当にスミマセンでした』


「!?」


 この何も無い真っ白な空間でいきなり後ろから女の声がしてビックリしてしまった。振り返ると、あの変わった服を着た娘が頭を下げている。


「えーっと、先ずは此処はどこで、貴女は?そして何でいきなり謝罪を?」


 後を振り向き頭を下げたその娘に声を掛けるとその娘が頭を上げる。髪は金色に輝き、顔は俺が今まで見た女性の中でもダントツに可愛い。服装はよく読むラノベの挿し絵等で女神様が着ているような服装だ。スタイルも、グラビアアイドル顔負けなのだか何故か目が真っ赤になり、ボロボロと涙を流している。


『貴方を死なせるつもりは無かったんです。まさかあんなトラックが走ってる所に出るとは思わなくて。とっさに力を使ったから、まさか貴方がいるなんて。』


「良く解らないんですけど。もう少し詳しく教えてもらっていいですか?」


『え~とですね、私は、今度貴方の世界を担当することになった女神のエリスと言います。初めて担当世界を神様から言い渡されたので、どんな所か見に行ったんです。転移してみたらいきなり目の前にトラックが走っていたので、ビックリしてトラックをぶっ飛ばしてしまったんですけど、飛ばした先に貴方がいて。その~』



 そうだ!変わった服を着た娘が、トラックにぶつかりそうになってたから咄嗟に助けようとしたら急にトラックが俺の方に来て・・・


『女神が直接人間の生死に関わってはいけないのに、関わる処か私が直接死なせてしまうなんて。本当にスミマセン!』


 やっと理解した。俺、死んだらしい。



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