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思い出質屋  作者: yuyu
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第1章 発見

どうするか・・ どうにかして金を作らきゃ。


現在の貯金残高は、30万。

アルバイトでコツコツためた大切な金だ。


そんでもって借金額が50万、20万も足りない。


元はといえばあのわけのわかんない絵のせいだ、別に欲しくて買ったわけじゃないんだけど。

でもさ、とても頭の悪そうなお兄さん達3名に説得されたら買うしかないでしょ?



さてどうするか・・ 確か振込みの期日が明日まで。


バイトじゃ時間がたりなすぎだよな、闇金から借りる?ダメだもっと怖いお兄さん達と仲良くなりそう。


親に借りるか?でも自分の責任だからな、迷惑かけたくないし、最後の切り札としてとっておこう。


どうするか・・ さっきから同じことばかりが頭の中をぐるぐるしてる。


期日延ばしてもらえないかな?無理だよな。とってもやさしそうな人達だったからな。


早くも最後の切り札の出番か? いや、まだ早いな。今日中に用意できなかったらにしよう。




ちょっと外にでて考えるか。

 


窓から外を見てみると、とても良い天気が広がっていた。


良い天気だなぁ。

そう思いながら俺は傘を持って家を出た。




街を散歩してもこれといって良いアイデアは浮かんでこない、その上雨がどんどん強くなってきた。


しかたないから雨宿りがてら近くの公園に寄ってみた。


この公園はとても大きいことで有名、そこで問題です。大きい公園に集まるものは何でしょう?


正解はホームレス。 この公園にも新宿中央公園なみにホームレスたむろっている。

まぁ別に危害を加えられるわけではないから特に意識したことは無いんだけど。


そんな公園の風景と化したホームレスの人達のお家の中を歩いていると、その中に一軒その風景に似つかわしくない、妙に大きな、そして不思議な看板を掲げた建物があった。


ん?”思い出質屋”??















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