始まり
こんにちは。
いきなりですが、IBSって知ってますか??
IBSとは過敏性腸炎という病気の略称です。
タイトルにある通りIBS少女は過敏性腸炎をもった少女の話。
その話は作者の私が体験したことをもとにしています。
まずはじめに簡単にですが過敏性腸炎の説明をしたいと思います。過敏性腸炎とは、精神的・肉体的ストレスによって腸の環境が悪くなってしまうことです。
「なんだ、そんな軽い病気か」と思う人も多いかもしれませんが、この病気をもっている人からすると「やべえ、、死にてえ」って思うことが度々あります。
いまから数年間分の私のつらーい体験を載せます。
共感する方もいるかもしれません。
気休め程度に読んでください。
まず、私の過敏性腸炎の始まりは小学校6年生の頃でした。
小学校時代の学校は、いじめは日常茶飯事でいつ、誰がいじめられるかわからない、常にストレスがかかる状態でした。そんなある日、授業中静かな時、、突然オナラをしたくなったのです。その時は「まあ、よくあること、、」と思い、プスーっとすかすようにしたのですが、一回出したらもういっかいオナラがしたくなりました。「あれ?」とりあえず、スカしますが
、何度も何度もガスが出ようとします。さすがのわたしも混乱して、「やばい、聞かれたらどうしよう」と焦り、一生懸命に椅子をガタガタさせるも、その行動は無意味であるかのように、最終的にガスが変なところにたまったのか「ギュルギュルー」っと音がなってしまいました。「やっべぇ、、気づかれた」と思い。後ろの子に「なんか、、聞こえた??」と聞いたら「.....いや、、」おいなんだよその間!!っと思いましたが、そこはその子の優しさに甘えることにしました。しかし小学校時代はその日を境にオナラが出ることはありませんでした。あれはなんだったんだろう、、程度で忘れようとしたのですが。。
中学2年の冬。
またオナラしたくなった。私はあの時の自分を思い出し、「やっぱり、止まらない!!」と確信しました。その時、隣の男子にはお昼前だったので「お腹すいた、お腹なる」とメモをしたので、なんとかスルーだったのですが、お昼終わってもなお、おならは止まりません。
しかもそのおならは授業中にしか出ないのです。
休み時間に出そうとしても、なにも出ないし、でも授業中には出るし、、
私の頭はパニックでした。
その日は「こんな日もあるのか、、まあ明日には治ってるだろう」と軽い気持ちで流したのですが。
次の日の一限
「なんかやばいかも、、」またオナラが止まりません。
必死にみんなと喋って紛らわせようと頑張っていました。
オナラは何度も我慢すると大きな音となります。
それが怖く、不安でした。
「ああ.終わった、音が、聞こえちゃう!!、、、、、セーフ」みたいなのを何度も体験し、その度に「死にたいし、トイレにいくっていうのはずいし」みたいなのがグルグルと頭の中を回っていた気がします。