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金魚

作者: 地獄太夫
掲載日:2026/04/11

ガラス越しの君に

 君をずっと見てきた。君の笑顔も君の涙も。

 君は昔から泣き虫で負けず嫌い。歌のコンクールで銀賞をとった時、悔しくて泣いていたね。涙が真珠のようで、それがなによりも美しく見えたんだ。

 君の笑顔は太陽みたいに眩しくて暖かい。体温が低い僕は少しやけどしそうになる。毎日の他愛もない会話も僕にとっては宝物だ。

 でも、そんな日々にも終わりは来る。大人になった君は遠い街に行くらしい。昔聞かせてくれた恋慕の末、泡になった人魚姫の話を思い出す。

 僕も狭い水槽から出れたらいいのに。

 



泡になってもいいと思える恋がしたいものですね。

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