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私を殺したいのは誰ですか?  離縁された母と共に伯爵令嬢は辺境で平民暮らししてるのに、初恋の第三王子に求愛されています  作者: つーかたかさん


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6 お母さまとお義父さまと求婚者様と

よろしくお願いします。

「マリーアン!会いたかったわ!」

会うなりマリーアンはジュリアお母さまにギュウッて抱きしめられた。


「お母さま!マリーアンはもう17歳です!抱っこはルーカスだけにしてください!」

母を引き離すマリーアン。


久しぶりに親子で会食です。

お義父さまの経営しているラデウル商会の飲食部門の経営するレストランの一つです。高級レストランの個室に集合してます。



5年前、マリーアンの父母は離婚。

ジュリアはマリーアンを連れて王都から辺境伯領に来ました。


マリーアンが父母の馴れ初めをお話しします。

ジュリアお母様は働き始めた商会で商会長のエドガー・ラデウル(お義父様)から熱烈なアプローチを受け、2年前に再婚しました。

お義父さまの商会は大きいです。お母さまは玉の輿に乗りました。お母さまはとても美人だから。現在、お母さま36歳、お義父さま42歳です。


お義父さまは平民です。とても尊敬出来る人です。大好きです。


商会を大きくするため働きづめで、結婚せずとも良いと思っていたそうです。

でも子連れで苦労して働くお母さまに出会ってコロリです。


お義父さまが言うには、20年前に王都でお母さまを見て憧れていたそうです。

その頃、お母様は貴族令嬢。お義父さまは平民の労働者。お母様は高嶺の花でした。

お義父さま、お母さまが初恋なんだって。(ヒューヒュー!)

だからお義父さまはお母さまにメロメロです。

見ていて恥ずかしいくらいなのです。


「ハハハ、そうだぞ。ジュリア。だが私になら熱烈な抱擁はいつでも大歓迎だ」

ちょっと幸せ太り気味のお義父さまがニコニコしつつ羨ましそうに私を見た。


「マリーアンちゃん、また可愛くなったね。会えて嬉しいよ」

私にもとても優しいお義父さま。


辺境伯領ルドルで、マリーアンは幸せです。

以上、マリーアンの今の家族の紹介でした。



「私も嬉しいです。これ、ルーカスの誕生日のプレゼントです。もうすぐ1歳ですよね」

キレイに包装し直されたプレゼントを出した。


ルーカスの乳母がニコニコして受け取る。

ルーカスは乳母車に乗せられて眠っている。

マリーアンは弟を覗き込んでウットリした。

「可愛いー。天使ねー」マリーアン。

「ここに来るまで外が珍しいらしくてはしゃいでね。着いてミルクを飲んだら寝てしまったんだよ」お義父さま。


楽しくお互いの近況を報告しあいました。

お食事も美味しくいただきました。

さて、扉がノックされました。

あの方が来たようです。


「どうぞ」お義父さま。


扉が開いて、求婚者様が来られました。マリーアンに求婚している方です。

恐れ多いのでマリーアンは辞退しています。

家族だけの時間もいるだろうと、時間をずらして来てくれました。


「マリーアン、会いたかった」

相変わらずのキラキラ笑顔をマリーアンに向ける第3王子、ラインハルト(18歳)。

白銀の髪色、スミレ色の瞳の素敵な王子様です。


「ラデウル商会エドガー殿とジュリア夫人も久しぶりだな」

ラインハルト殿下がお義父さまお母さまに声をかけた。


一堂着席。

デザートとお茶のお時間です。

一通りの挨拶をして、ラインハルト様が

「事故の件を調べた」と一言。


「原因はザステイル伯爵家のお家騒動かと思われる。嫡子問題で揉めている。王都の裏マフィアの動きも疑われる。」ラインハルト。


「やはり、私の籍がザステイル家に残っているのですか?」

マリーアンは5年前から平民生活をして、楽しく生きてきたのに。


「ああ。しかも、ウィルバート卿は嫡子をマリーアンにすると父親のダリオン伯爵と争っている。ダリオン伯爵はローズ夫人の産んだトーマスを嫡子に望んでいる。ダリオン伯爵がマリーアンを廃そうとした可能性がある」

ラインハルト様が言う。


お母さまが申し訳なさそうにしている。怒ってもいそう。


ザステイル伯爵家は私、マリーアンの生家。ウィルバートは父の名前です。ダリオンは祖父。


お父様(36歳)とお母様(36歳)との間には、私マリーアンしか生まれなかった。

祖父母は後継者に男児を欲しがってた。

お父様がローズ様(27歳)とお付き合いして、生まれたのがトーマス(5歳)。


騒動の当時(5年前)、お父様はお母様と離婚したくなかったらしい。


ローズ様はもちろんお父様と結婚したいし、祖父母もローズ様の味方をした。同居の舅姑から毎日責め立てられたらしんどいよね。


揉めに揉めて、疲れたお母様はザステイル伯爵家から出た。

伯爵家当主はダリオンお祖父様だから、当主が離縁届けにサインし、離縁されるお母様がサインしたのて、お父様とお母様の離縁は成立。

お母様は私、マリーアンの保護者の権利をもらって家を出た。

その時に私の籍もザステイル伯爵家から抜いて平民にするとお祖父様が言っていたそうなんだけと。


私の貴族籍をどうするかの権利はお父様にしかない。お父様はまだ、私のお父様らしい。

気持ち的には、今はもうお義父さまがお父様なのだけれど。


ザステイル伯爵家を出たお母様はその後を知らなかった。


ウィルバートお父様は私の籍を自分の籍から抜かなかった、と。さらに自分の嫡子はマリーアン、としてあるそうだ。


さんざんゴネたけど、トーマスが生まれたことで観念して、ローズ夫人を後妻にし、トーマスを自分の子として籍は入れたらしい。


「ローズ夫人とトーマス君は、ザステイル伯爵家に迎えられたが、反対にウィルバート卿はザステイル伯爵家を出て生活しているそうだ。独り身で。女の影はない」ラインハルト様が告げた。


お母様がびっくりしてる。

そりゃそーだ。

私の記憶では、お父様はお母様と結婚している間、来る者拒まず、だったから。

「御婦人の誘いを断るのは男としていかがなものか」

なんて言ってた。浮気者。

お父様は、色気男子で歩くフェロモン。


お母様は格下の貧乏子爵家の出だから、我慢していたのだと思う。


私を殺したいのは、お祖父様?




お読み頂きありがとうございました。


あまり面白くないようて、申し訳ありません。


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