27 最終章 式
長くお付き合い下さりありがとうございます。
完結てす。よろしくお願いします。
あと2つ番街編書きました。
えー、この度、ラインハルト様の婚約者となりました、マリーアン・カーライルです。カーライル候爵令嬢です。
王都に参りました。婚約者のラインハルト様と一緒です。
ラインハルト様は白銀のドラゴン、ネージェルと契約しました。
なので、王都は凄いお祭り騒ぎです。
数百年ぶりの王族のドラゴンとの契約。
元々ラインハルト殿下の婚約者になりたいご令嬢は沢山いたそうです。婚約打診が毎日の様に来ていたとか。全て聞きもせずお断りしていたそうです。
そこに突如現れた、カーライル候爵家養女、マリーアン。
誰?状態だと思います。その女がラインハルト殿下と婚約したと発表されました。
貴族令嬢、貴族家から反対の声が、、、、全くありませんでした。
白銀のドラゴン、ネージェルがラインハルト様の番と認めた、と広く伝えられたからでしょうか?
ラインハルト様の婚約者となりましたので、マナー等の王子妃教育も始まりました。
カーライル候爵邸に住むことになりました。またお引っ越しです。リサが専属侍女でいつも一緒です。
良くして下さったリモールド辺境伯夫妻、お子様達とお別れ。寂しかった。特にお子様達は泣いちゃいました。
「マリー行かないでー」って。(マリーアン略してマリーと呼ばれてました)
カーライル候補家の皆様、特に奥様と可愛いお嬢様に優しく歓迎されました。
カーライル家での生活が始まりました。
王子妃教育は覚えることが多くありました。
合間にカーライル家の奥様とお嬢様達と王都のあちこちに出かけました。
奥様お嬢様達と観劇に行ったり。(劇場でラインハルト様に引き渡されたけど)
王都のスイーツ店でお嬢様達と女子トークしたり。(帰る頃にラインハルト様が来てデートに連れて行かれたけど)
お嬢様達と流行りの雑貨店巡りしたり。(数日後、見覚えのある雑貨がプレゼントとしてカーライル家に届けられた)
お嬢様達とドレスショップハシゴしたり。(手に取ったドレスがグレードアップ、カスタマイズされて『マリーアンへ愛を込めて ラインハルトより』ってカードと共にカーライル家に届いた)
観光地へ行ったらラインハルト様とバッティングばかりしたけど。
ストーカーまがいなラインハルト様と喧嘩したりもした。(女友達との時間を邪魔するな!!とマリーアンがキレた)
マリーアンは楽しい王都生活をカーライル候爵邸で過ごしました。
3ヶ月ほどで、またカーライル家からお引っ越しです。次は王宮です。婚約式準備のためです。
婚約式は王宮で行われました。
素敵な白銀のドレスがあつらえられました。
ものすごい宝飾品をつけられました。
喜色満面のラインハルトのエスコート。
マリーアンはデビュタントパーティに参加していないので、コレが初デビューでお披露目です。緊張しました。
思ったよりも恙無く行われました。
何故か、貴族の男性達はビビって目を合わせてくれなかった。
貴族女性達も当たり障りのない言葉を貼り付けた笑顔で掛けてくれるだけ。
何故?
得体のしれないパッと出の令嬢だから?
ラインハルト様は離してくれないし。
王族の方達は笑いをこらえてるし。
ジュリアお母様とお義父様もパーティーに参加してくれました。
カーライル前老候爵様も車椅子で王城に来られました。
娘の婚約パーティなので、無理して来て下さいました。とてもありがたいです。
私の父は4人になりました。
アレックスお父様、ウィルバートお父様、エドガーお義父さま、サイラス・カーライルお義父様。
ジュリアお母様はウィルバートお父様とお話して、エドガーお義父様を紹介してました。
それほど時を置かずに、ラインハルト様と結婚式も執り行われました。
ドレスやそれに合わせた宝飾品が、既に注文されていたのです!
マリーアンが婚約を受け入れる前から注文してたのです。
数点の候補から選ばせてもらいました。
結婚式のドレスは白を基調としたプリンセスラインのドレス。
袖やデコルテには繊細なレース。
裾や袖には小さな真珠が散りばめられて。そこにラインハルト様の目の色のスミレ色で模様か描かれていた。
真珠とダイヤモンドのティアラ。真珠とダイヤモンドのネックレス。
ベールにも小さな真珠で模様が入れられていた。
ラインハルト様も揃いの白いタキシード。
襟や袖、裾はアクセントにマリーアンの衣装と同じ模様がマリーアンの髪色と同じ金色と若葉色で描かれていた。
花嫁控室に親族が集合。
お母様にはすっごい褒められた。お母様とエドガーお義父さまは嬉し涙を滲ませてた。
花嫁控室に来たラインハルト様はおかしくなった。
「美しい!キレイ過ぎる!オレのマリーアンは天使、女神だ!
、、、他の男に見せたくない。衝立てを用意させよう!オレの、オレだけのマリーアン!」
王妃様がパコーンとラインハルト様の背中を叩いた。
「ラインハルトの為にキレイになったの!元々可愛いけど、更に美しくこの日の為に努力したのよ!お祝いに来て下さった方達から隠してどーするの!誇りなさい!そしてマリーアンちゃんとの記念すべき日なのよ!言うことがあるでしょう!」
王妃様はラインハルト様に頭も軽く叩いて、皆を連れて控室から出ていかれた。
「すまない、マリーアン。君のあまりの美しさに取り乱してしまった。
今日は特別、本当に物凄くキレイだ。
マリーアンと結婚する日を夢見ていた。初めて会った日から、マリーアンが好きだ。マリーアンだけが好きだ。
大切にすると誓うよ」
カッコつけてラインハルト様が言った。
マリーアンはクスクス笑った。
「ありがとうございます。ラインハルト様もとても素敵です。
私もラインハルト様を他の女性に見せたくないような、見てもらって自慢したい様な気持ちです。フフッ。
ラインハルト様は私には番フィルターがかかって見えてるみたい。
ラインハルト様、2人で幸せになりましょうね。
お爺さんになったラインハルト様も素敵ですよ、きっと。
私達、沢山一緒に時間を積み重ねて生きていきましょうね。、、、、好きです。私も子供の頃に会った日から、ラインハルト様が好き。ラインハルト様だけが好きです。同じですね」マリーアン。
結婚式当日。青天の空を白銀のドラゴン、ネージェルが空を飛んでいます。
ネージェルの眷族のドラゴンも100体ほど飛来。
それ以外にも、他の色のドラゴンも物見遊山で王都周辺をバッサバッサと飛び交い、野山に集合。
ハハハハハハ。
どえらい騒ぎに。
荘厳なガルネリア王国国教会。
ラインハルト様とマリーアンは愛を誓って結婚しました。
家族に祝福されて。
幸せです。
マリーアンとラインハルトが教会から出て来たら。
ネージェル達が列をなして飛んでました。教会の上空に来たら輪になって飛んでます。フォーンフォーンと鳴いてました。祝福の鳴き声なんだって。
その声と同時に、祝福の魔法が空から降った。
ドラゴン達から祝福魔法が振り撒かれている。白銀の花びらの様な魔法が王都の空に舞い散った。
太陽の光を受けて、キラキラ舞う魔法。
王都の建物、王都の人々、いいえ、王都を越えてガルネリア王国のあちこちに白銀のドラゴンの魔法が舞い降った。
王国中で、王国民の軽微な怪我が治ったんだって。
重篤な怪我や病は痛みが軽減したとか。
ガルネリア王国の、伝説の結婚式となった。
大げさすぎて、怖い!!
後で知るけど。
ガルネリア王国王族はドラゴンを従えている、と隣国や海を越えた大陸の国々に伝わったそうです。
貿易国の大使を招待していたから。
友好国になりたいと申し込みがあちこちから。
和平条約を!!と献上品を持って来る国がゾロゾロ。
怖がられてる??
和平条約、友好国条約を結び、お返しの品物を贈りましたとさ。
その後ガルネリア王国には貿易国が増えたし、留学生もドッと増えました。
ドラゴンを従える国に戦争を仕掛ける国は無い。
ガルネリア王国は平和に繁栄しました。
ラインハルト様はしばらく第三王子のまま、視察と称してマリーアンと国内を周った。
2人は他国にもこっそりと視察に出て行った。
3人の子供はいずれもそれぞれ他国で生まれた。
ラインハルトは後に公爵位と領地を得て暮らす。
ラインハルトと結婚後のマリーアンは、事故に遭う事も命を狙われる事も無く、家族に愛されて幸せに暮らしました。
終わり
お読み頂きありがとうございます。
ブックマークや評価下さった方、ありがとうございます。
拙い文章、未熟な表現の話にお付き合い下さり感謝です。
いくつでも良いので評価もらえたら嬉しいです。
脇役2人の番街編も投稿していきます。読んでもらえたら嬉しいです。
「王太子妃予定ですが婚約破棄されて次は王弟妃ですか?」というのも先月投稿したので、お読み頂けたら嬉しいです。




