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俺のスキルが使えない  作者: めん
第1章

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15/46

第1章-15

外に出て落ち葉を拾ってきた

なんでもない

子供の手の平より少し小さい程度のどこでも見られるような落ち葉だ


しかし緊張する


本当に自分のスキルがこれで明らかになる

なってしまう

それと同時に自分が母にとんでもないことをしてしまったことが証明される


期待と不安

どちらもがあって

どちらも高まっていて気分が悪い


落ち着こう

暴発してはならない


まかり間違っても父を消すだなんてことになったら笑えないどころか

ショックで廃人になってもおかしくない


大丈夫だ

この間は目的もなく集中していたから

気が反れた方に意識が向いてしまった


だが今回は目の前にしっかりと対象物がある


落ち葉1枚消えたところでなんてことないんだ


落ち着け



・・・





よし

深呼吸を繰り返して

落ち葉を見つめる


そこまで集中力を上げる必要もないだろうし


パッとやってみればいいんだ


やるぞ


自分の中でまだ定まってない

スキルが発動するイメージを持って落ち葉に消えるように意識を向けた






消えない・・・


と言うかスキルが発動する感覚もない


む?



消す

と言うスキルじゃないのか?


ちょっとした安心感

母を消した訳じゃないのかもしれないと思うと

スキルが発動しなくて良かったような感覚になる


だが発動する感覚もないとは?



今度は落ち葉を見つめ

消すと言う意識はせずに

単純にスキルが発動するように意識を向けてみたが


やはり変化はない


スキルが発動する感覚もない



落ち葉は一旦目の前から遠ざけてみて

今まで通りに単純にスキルが発動するようにやってみる



何もない

変かも感覚も


信託を授かる前に戻ったくらいに何もない




もしかして1回切りのスキル?

いや、発動する感覚は何回もあったからそれはないか


それとも母と言う「人」を消してしまう程大きな力を使ってしまったがゆえに

一生分のスキルを使ってしまったとか


スキルに発動回数上限があるとは聞いたことがないけれど


あるとすればだが

代償だ


母を消してしまった

それに対しての代償が割りと後々まで身体に怠さとして残っていた


では前借りのようにして今後しばらくの間は使えなくなるとかなら

あり得なくはない



どっちにしろ

俺のスキルが使えない状態になってしまった

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