ふたりぼっち
ひとりぼっちを好きで選んだわけではない
楽しいこともやりたいし
泣きたい夜があっていい
ただ、誰にもそんな姿を見せたくないから
我慢しては平然を装う
誘われても戸惑うのは
なぜだろう?
別に嫌いなわけではないのに
つい見栄を張ってしまうから・・・
もっと別の方法を選んでもいいはずなのに
そうやって
いつしか時がすすんで
気がつけば
やっぱり
わたしは
ひとりぼっち
言葉の響きは悪くないからと
少し開き直ってみる
ひとりぼっちも
ふたりぼっちも
それほど変わらない・・・
わたしはそう思う
ひとりでも楽しいときもある
ふたりでも悲しいときもある
ひとりだから
思いっきり叫んでみせる
ふたりだから
いっしょに叫んでみることもできる
ひとり部屋のスペースに
ふたり入ることもできるけど
ふたり部屋に
ひとりは
少し、さみしいのかな