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Sync.  作者: 路瀕存
S
1/9

Sync(1)

水を浴びるSync

現代詩

とかいう名を冠しているやつら

おしなべて

むれるやつら

の名前を

ひとしく孕めと

噎せながら肺をみたし

食いけさえ

能わぬとき

わたしのはいに

丁寧になんども

なんべんも

ふかくふかく

おりたたまれた空気が

しわをのばすように

あかい血をめぐらせて

Syncは

ねばつくよるを

たのしみながら

沈殿して

         S

         Y  

          N 

           C 

呼吸する窓のそばづえ

とわと

しじまに

寝息をたてながらわたしは

まどろむ

みちばたで

土くれに

うずまるSyncを

耽溺しながら

参考文献:

ランボー著,小林秀雄訳『地獄の季節』岩波文庫,1970年.


※拙詩集『ハムソネ』より,同テーマを抽出して掲載しております。

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