いつ出会う?
暗いです。
多分重いです。
苦手な方はご注意を。
鈴木夕子は絶頂の幸せの中にいた。
好きな人の子供を身ごもり、そして結婚をしたからだ。
夕子は結婚をしたいが為、色々の事をやってきた。
だが、多少汚い手を使ったが誰しもやっていること、そう言う考えを持った人間だった。
その日夕子は、友人と食事をする為街にくり出していた。
そして待ち合わせ場所で友人と落ち合い、レストランで食事をしている。
「お腹、大きくなったね。」
「そうね、だんだん大きくなってくるのを見ているのがとても幸せ。」
夕子は大きくなっているお腹をさすりながら答えた。
「……そういえば、鈴木さん出張でさみしいでしょ?」
「そうなの。でも一人じゃないから大丈夫よ。」
友人は同じ会社で働いていた同僚だ。
そして夕子と結婚した男性も同じ会社の先輩だった。
「そうだ!あなたはどうなの?
ちょっと前、彼氏できたって言ってたじゃない。」
「……うん、別れちゃった。」
「そうなの…。原因は?」
「ちょっとね。嫌いになったわけじゃない。
でも別れなくてはいけない状況に追い込まれたって感じかな。」
彼女は苦く笑いながら答えた。
そんな彼女を見ながら夕子は優越感に浸っていた。
だって、自分より美人な彼女が不幸になっている。それだけで優越感を感じるものだ。
いつもいつも彼女の方が目立っていた。
容姿でも仕事でも。
だから、言ってしまった。
「大丈夫よ。きっとすぐにいい人が見つかるわ。」
何も知らないのに。
「そうね…、ありがとう。
ところでいつ予定日だっだかしら。」
「あと3カ月。
早く会いたいわ。」
その後も1時間程話し、帰ることになった。
かごめかごめ
籠のなかの鳥はいついつ出会う




