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立ち向かう

クラスの子「あんた!人の男に色目使ってんじゃねーよ!」


愛華「え?」


男子「ほら、俺気にしてないからさ」

突き飛ばした子をなだめる


愛華「……な、んの……」


クラスの子「とぼけんじゃねーよ!昨日、裏で2人で話してるの見たんだよ!」


愛華は昨日その男子に告白されていた。

断ったがその場面をその子に目撃されたようだ。


男子「俺、こいつが大事だからさ、百瀬さんとは付き合えないのよ?だからもう呼び出しとかやめてね」


愛華「……。」

(自分から呼んだくせに……)


彼女には私から呼び出されたことにしているようだ


愛華「私からじゃない」(ボソッ)


クラスの子「は?なに?聞こえないんだけど?」


愛華「私からじゃないし!そもそもそいつが私に告ってきたんだよ!」


大きな声でハッキリ伝えた

焦る男子うろたえるクラスの子


愛華はスッキリしていた


私は笑顔でいる!私が笑顔でいれるように!


彼が言ってた言葉…

彼が先に立っていたら私は立せずに済んだって

そうよ、先に相手を立たせればいいのよ。


男が女らしい私を求めるなら喜んでるふりして使えばいいんじゃん!

女が悪者の私を求めるならとことんやってやるよ!先に悪者に仕立て上げてやるよ。


高校生になった愛華は使えそうなやつなら誰でも受け入れた

男でも女でも駒として扱った。

勉強しても運動しても悪者にされるから全部やめた


愛華は大学生になり、相変わらず人を駒のように使っては捨てていた

女子達の間では「悪女クイーン」と呼ばれている。

でも使われる奴が悪いと思っていた。


大学を卒業し、就職した。


ここで中学時代のあの人に遭遇する……

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