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ダンスすんだ

作者: まえとら

文化祭のステージにむけてなのか、はたまた何かのダンス大会にむけてなのかはわからないが広場で男女の若者たちが熱心にダンスの練習をしている。


その景色をベンチに座って眺めている中年の男がいた。

「いいなあ。青春だなあ。若いって希望だなあ」



「ん~ん。そこのとこ。一番左のきみ。左腕をあげるタイミングがちょっと遅れてるよ。体幹も弱いんじゃないかな」

「は?」

「おっさん何言ってん」

「そのとおりだ」

「え?」

「このおっさんの言ってることは間違っちゃいねえよ的確だ」


「おっさん。すげえじゃん」

「まじ?」

そんなことがきっかけで私はこのダンスチームを特別コーチとして見ることになった。



男はちらりと腕時計に目をやる。

さてと。休憩時間も終わりだ。

仕事に戻らなきゃ。

妄想のダンス講師の時間も終わりだ。

男はベンチから立ち上がった。


広場では男女の若者たちが熱心にダンスの練習をしている。


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