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山の港町  作者: 一久一茶
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山の港町(1)

こんにちは、一久一茶です。


連載中のものとは少し趣向の違うものを上げます。こっちの更新は気分次第になるかもですが。


では、どうぞ。



 山を縫うように、伸びる国道。杉の枯れ枝が散乱し、ここを通る車がほとんどないことを視覚的にも明らかにしている。


 ダム湖から更に奥へ。B.C.JOGのエンジンをふかす。坂道を登る私は、対向車を気にすることはなくカーブへ差し掛かった。昼下がり、蝉の声に負けないほどのエンジン音。とは裏腹に、進みの遅い愛車で、日陰で少しひんやりとした木々の間を抜けていく。


 峠を越えた。十年戦士の愛車のことも考えながら一旦路肩に。エンジンを止め跨ったまま、マルボロに火をつける。吐き出した煙が、山の爽やかな風に乗って、来た道の方へ消えていった。学生の頃はよくこうやって山まで愛車を走らせては、仲間と一服しながら色んな話をした。その頃と同じYAMAHAのバイクだけど、今の愛車はエンジンも車体も小さい。ハンドルに肘をつき、その頃と同じ煙をくゆらせ深く息をついた。


 あとひとつ、山を越えれば目的地。仕事帰り、ふと思い立ち、帰り道を逸れここにまできた。いつしか目的のないプチツーリングが、あの頃の思い出と同じ目的へと導かれていた。


「よし、行くか・・・・・・」


 誰か返事するわけではない。エンジンに火を入れて、走り出した。風切る音が、こだまする蝉と愛車の声をかき消す。後ろへ流れる緑の景色。私は西へとハンドルを回し走り出した。


読んでいただきありがとうございます。


実際に走ってみると、杉の枝って原付の重量だと結構障害なんですよね、、、


ではまたいつか、近いうちに。一久一茶でした


Twitter 一久一茶 @yuske22798218

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