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ガーデンオーダー・リプレイ『Versus -天を視るモノ-』  作者: 赤月
第四話 宿儺 -アルターエゴ-
94/257

middle 12 バトン

GM:さて、配置決まったら教えてくれー

鷲尾有斗:中間戦闘2は中央の攻略も含めて、班二つで挑もう。


西の土蜘蛛 ブラックスミス:神聖特攻で確定 黒鵜仁:セットアップでアンチマテリアルライフルを買うために確定 オスカー:長期戦が予想されるので被害軽減のために確定 夜羽:PC二人配置で常時達成値加算する汎用性のため確定  挑戦PC:竹中宗&海津成樹

中央の裁定者『フツ』 エノーラ:デバフが厄介のため確定 バヨネット:火力確保のために確定 結城翼:確定回避確保のために確定 挑戦PC:鷲尾有斗


鷲尾有斗:PCの割り振りは西の土蜘蛛が電撃への抵抗高めのため、有斗が中央へ行くこと確定。竹中さん、成樹君の二人がかりで西の土蜘蛛を少しでも早く仕留める。

 以上、他のPLさん補足どうぞ!!

竹中崇:特にねえな。ちゃんとまとめてくれてるし

鷲尾有斗:成樹君はなんかある?

海津成樹:特になーし

鷲尾有斗:じゃあせっかくだし、チーム決定のロールしようか

竹中崇:全員で集まって決めるか決めた辺りからか

鷲尾有斗:「……纏まった。多分、これが現状出来る最善だと思う」

海津成樹:「……うーむ。しかし……。当然の采配とはいえ、少し悔しいな」

竹中崇:「どうして?」悔しいに対して

海津成樹:「……フツとちょっと話したいこと、というか聞きたいことがあったんです。だから、アイツに会えずに終わるのが悔しいって思っちゃったんです。……すみません、個人的な事を」

鷲尾有斗:「なんだよ、それ。伝言にはなるが、聞いておいてやる」

海津成樹:「……俺はあいつを心の底から嫌いになれない。そうだとしても、有斗は伝えてくれるか?」

鷲尾有斗:「ああ、別にお前がどう思っていようが特に仕事には関係無いからな」

結城翼:「君はもうちょい素直な言い方が出来ないのかい?」

鷲尾有斗:「人間仕事中なんてこんなもんだ」翼に

海津成樹:じゃあ有斗にだけ伝えるから耳打ちで「フツは、俺のことを友達だと思ってくれているか? って聞いてほしい」

鷲尾有斗:じゃあそれには少しだけ眉を顰めてから

海津成樹:「有斗は素直じゃないけど、可愛いやつだぜ」って翼に伝える

結城翼:「かーわーいーいー? どこが? 成樹……悪いことは言わない、目を覚ませ」

鷲尾有斗:「………………答えがどうあろうと、やることは変えられないぞ」って小声で言うよ

海津成樹:有斗に「……あぁ、勿論。変えられても困るぜ。全力でブッ飛ばしてくれ」

鷲尾有斗:「……ああ、承ったよ」

海津成樹:翼には「あっはっは! まぁ翼はそう言うよな! 手厳しい評価だ。でも俺にとっては有斗は守らなきゃいけない……あーっとそうだな……あっ! 『ヒロイン』ってやつなんだよ。……相棒でもあるけど」

鷲尾有斗:「慈悲だ、聞かなかったことにしてやる」

海津成樹:「嬉しくて照れちゃったか。可愛い奴め」

鷲尾有斗:眉間に青筋が浮かぶ

結城翼:「爆ぜろクソ銀髪」

鷲尾有斗:「全く、『顔が良い』のは事実だけどそれで『可愛い』は無いだろうに」肩を竦めて

竹中崇:「ん、四人とも、いいかな?」未成年メンバーに話しかけるよ。大人組は分かってると思うから

海津成樹:なんで!?

GM:なんでも

海津成樹:「ん、なんでしょうか?」

結城翼:「はい、なんですか竹中おねーさん?」

鷲尾有斗:「はい、なんでしょうか?」

夜羽:「……なんですか?」

海津成樹:正直、成樹男だから有斗の容姿についてカッコいい! とかそういう感情は抱いてないぜ。モテやがってこのやろーくらい?w

鷲尾有斗:なるほど、まだ足りないってことか

竹中崇:「フツが守護する柱に向かうにはまず西の土蜘蛛を倒さなければならない、というのは分かっているね。…水を差すようだけれど、西の土蜘蛛を倒せる確証はない」

鷲尾有斗:それは黙って聞いてるよ

竹中崇:「全力を尽くすが、撃破ではなく、撤退の報が届く可能性もある。それに……仮にこちらが撃破しても、中央を担当する君達に負担を強いる戦いになることは間違い無いだろう」

鷲尾有斗:「ええ、勿論承知しています」

黒鵜仁:「ああ。西の柱を攻略できても、状況が不利であると判断すれば中央班には待機して西班との合流を命令することになるかもしれない。そこは肝に銘じておいてくれ」

竹中崇:竹中さんはしゃがんで有斗君と翼ちゃんの肩に触れて目を合わせるかな

GM:翼はどきどきするよ

鷲尾有斗:透き通る蒼い瞳で竹中さんを真っすぐ見据えるぞ

竹中崇:「どうか無理をしないこと。私達の目的は宿儺を倒すことだからね。必ず生きて戻ってくるんだよ」

結城翼:「はい。任せてください。…………すっごく業腹ですけど、有斗のことは、ボクが守ります」

海津成樹:「あぁ、頼んだぜ、翼。有斗はすぐ無茶するから」

結城翼:「ほんとそれな」

鷲尾有斗:「……はぁ、お前らから見て俺ってなんなんだよ?」呆れた様に溜息

結城翼:「顔だけクソろくでなし」

海津成樹:「ろ、ろくでなし……。有斗にもいいところはいっぱいあるぞ? 確かに現実主義で人間味が薄く感じるかもしれないが、こいつの中にだって葛藤はある。有斗だって苦しんでるんだから。って俺は思うぞ。

 あと別に俺こいつの顔特別いいって思わねぇ―んだけど、やっぱ女性から見ると魅力的な容姿してんのかなぁ……」

鷲尾有斗:「うん、大正解。……まあ、必ず勝ちますよ。これでも腹は括ってるので、どんなに地べた這いずることになっても求めるものを勝ち取ります」

結城翼:「成樹のほうがカッコいい」

海津成樹:「ふぁいッ!? ちょ、いきなり何言ってんだ翼!? 止めろよ! すっげぇ嬉しいだろ!?」

鷲尾有斗:「いいじゃん、格好いいぞーレッドー」


鷲尾有斗:「西側が上手くいかなくても、それはそれ。結局やることは最善を尽くし続けるってことで変わりませんし」

竹中崇:「あはは。ああ……それと、恐らく君達の方にもう一人来てくれると思う」手を離したけどしゃがんだままだよ

竹中崇:「その人の名前はバヨネット。彼は絶対に君達のところに……フツのところに現れるはずだ」

結城翼:「ああ、確かさっき南に来たっていう人ですね? エノーラお姉さんから聞きました」

鷲尾有斗:「別の組織の方だし、当たり前といえば当たり前ですけど……竹中さんも大概人脈謎ですよね?」

竹中崇:「まあ、彼に関しては私も一連の流れで接触したのが初めてだけれどね。彼は背中を預けるに足り得るひとだ。外見はそうには見えないかも知れないけれど、私が保証する。そのことを覚えておいて。必ず力になってくれる筈だ」

結城翼:「エノーラお姉さんはすごく嫌な奴って言ってましたよ?」

鷲尾有斗:「分かりました」

エノーラ:「おーそうだぞ翼に銀髪小僧。あいつすっげームカつくからさー。来てももう無視して私らだけでやっちゃおうぜ。そんで遅れてきたあいつに役立たず―って言ってやろーぜー」といいながら翼と肩を組んでる

鷲尾有斗:「なるほど?」

竹中崇:「……まあエノーラとは相性悪いだろうなとは思っていたけれどさ」

結城翼:「あっはっは、エノーラ姉さんは相変わらずですねー」けらけら笑ってる

鷲尾有斗:「え? なにお前、知り合いなの?」

結城翼:「いや、初対面」

竹中崇:「ともかく、これで全部だね。エノーラ、相手が相手だから大人になって。二人のこと、頼んだよ」

エノーラ:「おう、まかせとけ。こいつらのことはシンハの家名と私の誇りにかけて絶対に死なせないさ。大船に乗ったつもりでいろよ、崇」

竹中崇:「ありがとう、エノーラ」

鷲尾有斗:「じゃあ竹中さん、黒姉さん……ぶっちゃけ言うまでもないかもですけど成樹と夜羽のこと、よろしくお願いします」

竹中崇:「もちろん」

ブラックスミス:「ああ、まかせろ」

鷲尾有斗:+オスカーさん

オスカー:「最善を尽くそう」

鷲尾有斗:「……あと、成樹」別れ際に、成樹君に向けて振り返る

海津成樹:「ぬ? なんだ?」

鷲尾有斗:「『ヒーロー』なら、俺にバトンを繋いで見せろ」

海津成樹:「……ははっ! あぁ。そうだな! ヒーローとして、そして有斗の相棒として繋いでやるよ!」

鷲尾有斗:少しだけ満足そうに口角を上げて、中央の柱へ向かうよ

GM:じゃあここでシーンを切ろう

鷲尾有斗:最後のバトンの話は、絶対有斗から成樹君に言いたかった

海津成樹:最高だぜ!

鷲尾有斗:決めるところと締めるところはしっかりやる系男子だから

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