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ガーデンオーダー・リプレイ『Versus -天を視るモノ-』  作者: 赤月
第一話 監視者 -ザ・テンダー-
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キャラクター紹介:ソウル「鷲尾有斗」

GM:というわけでガーデンオーダー(以下GO)のキャンペーン1話……のプリプレイを初めていきます~

ソウル:よろしくぅ

文車:お願いしまーす

閃琥:お願いしますー

GM:つーかキャラ紹介だな。さっそくPC1のソウルからやってくれー


 この段階でプレイヤーたちには100点の経験点を渡して、既存のサプリメントのデータならすべてよしとしてキャラクターデータを組んでもらっていた。


ソウル:雑いね

ソウル:PLはいいの?

GM:お、じゃあキャラ紹介の前にPLは各々自分の自己紹介も頼む。

ソウル:かしこまり。では、僭越ながらトップバッターだね。PL名はソウル、リアルはどこにでもいる高校教師(多分もう出てこない)です。GMからは名指しで今回PC1を頼まれました。TRPG歴的にはもう8年くらいになるね!

GM:ってことはお前との付き合いもそれくらいになるのか。

ソウル:いや、お前さんとはプラス二年くらいじゃ

GM:はっはっは、やべえ齢がばれる()

ソウル:かなり長いなぁ。


ソウル:さて、今回はハンドアウト先行ではなくキャラクター作成先行ということでGMからざっくりと舞台設定と指定設定だけ聞いた上で作ったよ。

GM:おう。ハンドアウトはキャラ紹介が終わったら投げるわ。

ソウル:……てことはこれ、先に舞台設定ざっくり言ってからの方が良いのでは? 説明の順番的に!!

GM:あー、そうだな。じゃあそうしよう。やばい、しょっぱなからぐだぐだだ。でもこのままやろう。

ソウル:よろしくー

GM:レギュレーションは出ているサプリメント全部+ゲーマーズフィールド(以下GF)のとあるデータ。舞台は当然現代。関西にあるという設定の中規模都市「羽城市」での話となります。そしてPC1であるソウルにはGFの「とあるデータ」を、具体的なことを伏せたまま投げてデータを組んでもらいました。

ソウル:マジか、舞台が関西にあること今知ったわ()

GM:今言ったもん

閃琥:関西!!!

ソウル:特に影響無いしいいな

閃琥:たこ焼き!!!

GM:まあ、大阪近いよ

ソウル:ぶっちゃけ貰ってるもの、データだけしか分からん。設定的には本当によく分かんないから


 ちなみにここでいう「とあるデータ」とはGF.Season25のVol3に掲載されています。興味がある方は読んでみてください。


ソウル:というわけで早速こちらのPC1のキャラクター紹介しよっか。GMからの指定は『とある家に養子として入っているGARDENの少年オーダー』です。

鷲尾有斗:名前は鷲尾有斗わしお あると。中学二年生の男の子です。幼い頃にケースNでGARDENに保護された孤児でその事件以前の記憶は全て失っています。現在は鷲尾家という名家に養子として育てられ、GARDENでは戦闘班第三班の主任を任されるエリートです。

 彼の特徴は日本人離れした圧倒的な顔の良さです。カラーが出ている銀色の髪だけでなく、蒼い瞳など全体的に顔のパーツが美術品レベルで高水準であり『黄金律の美貌』ともあだ名されています。魅力18という数値の暴力です。

GM:何人だよお前

鷲尾有斗:本人も知らない()

GM:そういやそうだったな。

文車:日本人じゃないのか

閃琥:我ジャパニーズ!

鷲尾有斗:学校では生徒会副会長を務め、完璧超人コミュ強王子様で通っています。しかしそれはGARDENの情報収集という仕事を円滑に行うための仮面で、素を知る生徒会メンバーからの評価は『うちのオカン』です。

GM:おかん系男子……。

鷲尾有斗:養子に入っている鷲尾家の両親との折り合いはあまり良くなく、その原因は昔有斗の義姉にあたる鷲尾家の長女がある日突然蒸発してしまったからです。家に居づらい有斗はGARDENの宿舎で寝泊まりすることが多いですね。

文車:あらまあ

閃琥:重たいPC1!!!

鷲尾有斗:基本的な設定はこんなものかな? 一応キャラシに戦闘班の皆さんの設定もちょっと載せてるからどっかで出したいな。

 ここからはGMから貰ってる特殊なデータについて説明するね。

 えーっと、まずこのデータの名前なんだけどGM?

GM:ほいほい。えっと、「電磁操作X」としておいてくれ。公式ではちゃんとした名前があるんだが、具体的なことを出すとちょいとアルトの設定のネタバレになるからね。

鷲尾有斗:特性能力の新種とか変異種みたいな考え方でいいんだよな?

GM:そうそう。ちょっと異質な特性能力。少なくともアルトや周りのGARDENからの認識はそんな感じだと思ってくれりゃそれでいいよ。

鷲尾有斗:オーケー。あとは技能『特性能力』を技能『特性能力X』に置き換えて使用するってことでいいんだな?

GM:そうそう。

鷲尾有斗:概要をまとめると……1、有斗の特性能力は通常のデータと異なるものであり、名前は『電磁操作X』 2、技能『特性能力』を技能『特性能力X』に置き換えて使用する 3、有斗及び周囲からの認識は『電磁操作の特性能力の変異種のようなもの』。こんな感じかな?

GM:おけおけ。だいたいこんなもんだな。

鷲尾有斗:了解、それじゃあこれでやらせてもらうよ。データ的には武器を作ってぶん投げる飛び道具型です。ランクは7だから火力もそこそこ出る筈。問題は当たるかどうか(経験点をランクにガン振りした)。どうぞよろしく!

文車:よろしくー

閃琥:よろよろー!!

GM:よろしくー。ではハンドアウトを投げるとしよう。



ハンドアウト 鷲尾有斗

コネクション:バーリトゥード 関係:上司

 君はGARDEN近畿中央支部に所属するオーダーである。しかし君は自分の力に気付いた時から、自分の力はどこか普通のオーダーとは違う。そんな違和感を感じていた。しかしその感覚を証明する客観的なデータはない。疑問を抱えながらも、君は日々オーダーとして任務に当たっていた。

 そしてある日の朝、支部長であるバーリトゥード・大宮スグルから呼び出しを受けた。放課後、支部に来てほしいとのことである。だが、何はともあれまずは学校だ。



鷲尾有斗:うん、取りあえず仕事だね!

GM:仕事より先に学校いけ。

鷲尾有斗:急ぎじゃないなら登校するよー

GM:メールに「放課後、支部に来てほしい」って書いただろ!!

鷲尾有斗:こういう現代異能の学生って事件に日常を奪われるのが役割かなって()

閃琥:中学の内から仕事人間か……そんな人生は嫌だぁ!! 青春を謳歌してこそ守りたい日常になるんだろー!

GM:どうせそのうち嫌でも朝から仕事行く人生が待ってるんだぞ

閃琥:ぐぅ

鷲尾有斗:謳歌はしてるよ、仕事が青春に組み込まれてるだけだ

文車:やめようよそんな話

GM:いい社畜になりそう

鷲尾有斗:校歌の歌詞にナチュラルに混じるGARDENとネフィリムの影

文車:まあそれはありそうだよね学校的に

鷲尾有斗:ネフィリムに~立ち向かう~我等、〇〇中学校~

文車:そんな具体的な歌詞なんかなあ

鷲尾有斗:知らん()

GM:どんな学校だッ!! 

文車:でも最近の校歌ってわりとなんでもありらしいな。英語入ったり

閃琥:えー、最近ってグローバルなんだねぇ

ソウル:こっちの自己紹介パートはこんなもんか?

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