第一幕 登場人物【追加】
今回は、第1幕での登場人物の追加版となります。
名前のみの登場者もいるかもしれませんが、筆者のメモとして纏めたものです。
ご参考にどうぞ。
〖主人公関係者・主要人物〗
★北城 葉月【きたしろ はづき】 性別:男性
2月10日生まれの16歳で、『夕月』とは二卵性双生児で弟に当たる。
姉と顔はソックリだが、背の高さや髪の長さなど男女での差がある。
性格も姉とは真逆で、生真面目で慎重派、計画性があるタイプ。
双子の姉とは、意思疎通が完璧で、片割れの危機を察する能力もある。
但し、男女の違いから、女性の気持ちに関しては鈍い部分がある。
姉とは違い、年齢通りの2年生。小学部から、寮のある男子校に通う。
但し、幼稚園時代は姉に合わせて、『未香子』と同じ学年にしていた。
学年首席をキープしていて、不得意科目はなく、運動神経も抜群。
祖父『惣元』に武術を習っていて、正式に段なども持っている。
負けず嫌いなので、喧嘩も強い。喧嘩のコツを『夕月』に教えた本人。
『夕月』と息ピッタリの連携プレーが得意。身長は170cm程。
幼少時に、『夕月』と共に『未香子』の危機を助けている。
『夕月』と『未香子』の約束には反対だが、仕方なく渋々見守っている。
『未香子』と知り合うまでは、『夕月』といつも一緒にいた。
『夕月』は双子の実姉だが、姉以上の感情を持っていた。
だから間に割り込んだ『未香子』のことを、いつも邪魔していた。
『未香子』とは、会えば犬猿の仲で、最近まで口喧嘩ばかりしていた。
★九条 朔斗【くじょう さきと】 性別:男性
9月25日生まれの18歳。『未香子』の兄で大学1年生。
小学部途中から、寮のある男子校に通う。(『葉月』と同じ学校)
学年首席をキープしていて、不得意科目はなく、運動神経も抜群。
幼い頃に、『夕月』と『葉月』が妹を助けたことに、恩を感じている。
ある事件から男性恐怖症になってしまった妹の為に、学校を転校した。
妹を溺愛しており、妹に対しては、かなりの過保護ぶりである。
また『夕月』も妹同様に心配している為、『葉月』から情報を得ている。
『葉月』とはよく一緒に行動し、裏では妹達への害虫駆除を行っている。
性格は『葉月』に近いように見えるが、実はかなりの腹黒タイプ。
慎重派で、計画性あり、行動力もバッチリ、敵に回すと怖いタイプ。
『葉月』と共に、『夕月』と『未香子』の約束を見守っている。
『夕月』達と初めて会った時から、『夕月』が男装後も女子として扱う。
『葉月』のことは、弟のように思っていて可愛がっている。
『葉月』からも実兄の如く慕われており、『朔兄』と呼ばれている。
『未香子』にとっては、穏やかで妹想いのとても優しい兄である。
長身は180cmほどあり、この身長を活かした威圧や喧嘩が得意である。
武術は、運転手兼用の『幹人』から教えてもらっていた。(段なし)
〖北城家の関係者〗
★北城 悠一郎【きたしろ ゆういちろう】 性別:男性
代々、弁護士や裁判官関連の職業に就くことが多い家系。
(但し父親は例外で、武道の道場を経営している武道家。)
『夕月』と『葉月』の父親。職業は司法関係の仕事をしている。
年齢は40代前半。結婚後暫く家族と海外で暮らしていた。
『名栄森学苑』外部入学で高等部に通い、妻と知り合う。
外見は割とイケメンで、喧嘩も出来ない優男に見られるが…。
(実は、段を所有する程の実力がある。)
★北城 見百合【きたしろ みゆり】 性別:女性
華道家の分家『四条家』の血を引く為、厳しい躾を受けた。
それが嫌で一度縁を切ろうとしたが、娘に引き継がされる。
『悠一郎』の妻で、夫と同じく司法関係者。夫より2歳下。
『名栄森学苑』小学部から通い、後輩として夫と出会う。
母が厳しいだけの人だと思っており、母の本心に気付いていない。
★四条 ゆきゑ【しじょう ゆきえ】 性別:女性
華道家の一つで有名な家柄の分家『四条家』の前当主の娘。
現『四条家』当主は、実兄に当たる。年齢は60代前半。
『見百合』の母親で、『夕月』に礼儀作法を教え込んだ人物。
普段『夕月』にも厳しく接しているが、根は思いやりのある人。
『夕月』の男装を知っているが、気付かない振りをしている。
実は、家族の中では、1番『夕月』に似た性格の人である。
面白い事が大好きで、『夕月』のことも理解するお茶目な人。
父親の反対する男性と結婚し、『四条家』と縁を切った。
夫は10年前に既に故人。夫婦仲は割とよかった。
★北城 惣元【きたしろ そうげん】 性別:男性
武道の道場を経営している武道家でもある。年齢は60代後半。
『悠一郎』の父親。武術には厳しいが、普段は悪戯好きな人物。
孫の『夕月』・『葉月』だけでなく、『未香子』にも優しく接する。
『夕月』が男装していても、本心に気付いて応援している。
惣元の父親が、代々『四条家』に仕事で仕えていた家系。
『ゆきゑ』を幼い時から知っており、妹のように思っていた。
妻を早くに亡くし、男で一つで子供達を育てている。
現在は、『四条家』に仕えておらず、それなりの家柄でもある。
(一般的な庶民の中では、という意味で)
〖『名栄森学苑』【なさかもりがくえん】高等部の関係者〗
★門倉 千明【かどくら ちはる】 性別:男性
12月12日生まれの15歳。高等部からの外部生で1年生、F組。
歴とした男子で、私服で通っている為、誰にも気づかれていなかった。
(映像部のヒロイン役として、女装していると)
身長160cmで中性的な顔のイケメン。女性的な声も出せる演技派。
中学までは公立で演劇部所属。可愛くて似合うと、女装での出演が多い。
本人も面白い事が大好きで、夕月とも同類として、気が合うようになる。
男女共にモテるが、恋愛面では好きな女の子がいる。(まだ内緒)
勉強は出来る方だが、逆に運動神経はあまり良くない。
両親は食堂のような料理店を経営している。年の離れた姉が3人いる。
★箕村 大夢【みのむら ひろむ】 性別:男性
3月1日生まれの15歳。高等部からの外部生で1年生、G組。
身長170cmで、醤油顔のイケメン。中学は合唱部の部員で声量がある。
中学までは公立。これまでは、よくクラスの発表会では王子様役だった。
自分がモテるのを理解しており、両手に花状態で女子と引き連れていた。
学苑では、自分よりモテる人物が多くて、内心では困惑している。
勉強も運動神経も、特に秀でてはおらず、ごく普通。
両親は音楽関係の仕事の為、帰宅が遅いか、殆ど自宅に帰って来ない。
1人っ子なので、兄弟がいない。本音は、寂しがりやで甘えん坊。
自宅では、ゲームばかりしている、かなりのゲーマーでもある。
★伊阪【いかさ】部長 性別:女性
高等部からの外部生。『被服部』部長で、赤羽根部長と同じ3年生。
テレビアニメも漫画も興味あるが、オタクやコスプレイヤではない。
将来は、服飾関連の仕事に就きたいと思っている。
出来れば、アニメや漫画のコスプレ衣装作りを、本職にしたい。
中学時の友人に頼まれて、コスプレ衣装を作り出し、嵌ってしまう。
映像部の演技衣装やA組学苑祭コスプレ衣装は、彼女達の作品である。
★多々野【ただの】先輩 性別:男性
高等部からの外部生。『映像部』裏方の2年生。
前髪で目が隠れるほど長く伸ばし、やや暗い感じのフツメン。
子供の頃に、旅一座の役者と知り合い、裏方に興味を持つ。
去年の途中から、裏方希望で入部した未経験者。
今年の夏以降は、裏方の総指揮を執るべく、頑張っている。
2年生の夏以降からは、裏方全般の責任者になっている。
★野神【のがみ】部長 性別:男性
小学部からの内部生。『陸上部』の部長で3年生。
実は、北城家の血筋であり、『本田』先生とは従兄弟の関係である。
『夕月』と『葉月』とも、遠縁の血縁者。運動系が得意。
毎年、新年の親族の集まりでは、この3人と顔を合わせている。
男装している『夕月』のよき理解者でもあり、事情も知っている。
父親は、有名な弁護士で、本人も同じ道を目指している。
陸上部の部長として、とても厳しいことで学苑では有名な人物。
大学受験は、学苑の大学部に進むつもりで勉強している。
〖『名栄森学苑』【なさかもりがくえん】中等部の関係者〗
★堀園 礼奈【ほりぞの あやな】 性別:女性
中等部3年生で『光輝』の幼馴染で許婚。身長156cm。
『夕月』・『未香子』の演劇部後輩。もう一人のヒロイン役。
公私共に『夕月』に憧れ、懸想する。『未香子』のライバル。
父親は『光輝』父の取引会社の経営者。姉と弟がいる。
今のところ『光輝』のことは、兄のように慕っていて、仲が良い。
愛称は『アヤ』『ア~ヤ』。『夕月』からは『礼』と呼ばれている。
『光輝』からは通常、親しみを込めて、『ア~ヤ』と呼ばれる。
『光輝』が説教する時は、『礼奈』と呼び捨てにされている。
『光輝』に本気で怒られると、両親に怒られるよりも効き目がある。
ミュージカル男装役の熱烈なファンで、『夕月』にも憧れている。
今のところ、恋に恋する少女で、その情熱を男装女子に向けている。
歌が音痴であるのに、箱崎音楽学校に中学受験しようと思っていた。
(家族に反対され、『光輝』の説得で高等部へ進学することに。)
〖それ以外の関係者〗
★高遠 箏音【たかとお ことね】 性別:女性
10月24日生まれの15歳。(学園祭の時には16歳になっている)
他所の女学校・高等部の1年生。『晶麻』の許婚候補のうちの1人。
身長は155cm前後で、日本人形のような京美人のような雰囲気がある。
見た目は大人しそうに見えるが、はっきりズバリと言うタイプである。
幼い頃から、母方の祖母に、主に言葉での虐待をされていた。
祖母に対しては一切逆らえず、またそれが正しいと思い込んでいる。
海外に住んでいたことがあり、『夕月』と『葉月』とは幼馴染。
『夕月』には憧れており、『葉月』には仄かな恋情を持っている。
日本では『晶麻』と幼馴染で、初恋の人でもあり、今はまだ片思い中。
高遠家本家の長女で、妹と年の離れた弟がいる。
政略結婚した両親の仲が良い為、自分も政略結婚に前向きであるが…。
★高遠家【たかとおけ】の祖母 性別:女性
高遠家は、四条家には劣るものの、九条家よりは格上の家柄。
高遠家の本家の長女・跡取りとして生まれ、気位が非常に高い人物。
幼い頃から何かと四条家と比較され、一方的に敵意を抱いている。
『ゆきゑ』に張り合うが、面倒だと相手にはされていない。
自分の一人娘を、権力者の(長男ではない)息子と政略結婚させている。
その娘婿を、正式に、高遠家の次代の当主候補と決めている。
孫の『箏音』を『晶麻』の婚約者にしようと、強引に画策した。
孫の『箏音』が、お嬢様教育に馴染めないからと、孫を虐待していた。
(但し、本人は、飽く迄教育と思っており、虐待という観念はない。)
★糸賀【しが】 性別:男性
とある不良少年グループの頭。朔斗と同じ学年である。
全体的に長髪の金茶髪に染めたイケメン。身長178cm。
高校までの出身校・現在の経歴などは、一切不詳の謎の人物である。
(同じグループのヤンキー達も、この人物の詳細を誰1人知らない程)
頭をするだけあり、ケンカは相当強いが、『夕月』に一度負けている。
自分が負けを認めた相手には敬意を払い、二度と手を出さないと誓う。
ヤクザとは手を組まず、悪事もギリギリ法を破らない程度と決めている。
約束を破ったグループの手下には、それ相応の厳しい制裁を加えている。
『夕月』だけでなく、『葉月』や『朔斗』とも何故か知り合いである。
※以上、第一幕にて登場する名前 or 愛称の人物一覧です。
一部、苗字のみで、下の名前がない人物も存在します。
また、第二幕以降は、簡易的にするなど新たに纏め直すつもりですので、他に
登場人物が増えたリ減ったりする場合は、第二幕以降の人物一覧をご参照くだ
さるよう、お願い致します。
※本編及びこの一覧にもあります、『箱崎音楽学校』とは、とある有名な学校を
モデルとしている為、学校名は変えております。ミュージカル系の女生徒のみ
の学校と捉えていただければ、結構です。
大変遅くなりましたが、やっと第二弾の人物一覧が投稿可能となりました。
こちらは筆者の控えとして、利用しているものでもありますので、今後登場しない者もいるかもしれません。
※いつも読んでくださりまして、誠にありがとうございます。
あともう少しで第1幕の終了が見えて参りました。
第2幕からは、簡易版の一覧を投稿予定としています。
第2幕からは、徐々に男女恋愛が本格化していくつもりです。
今後もよろしくお願い致します。




