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ぽっちゃりさんの楽園。

作者: 七瀬


ここは、ある国が実験の為に作った街なんだよ。

どんな街かと言えば、、、?


『ぽっちゃりさんたちだけが暮らせる街 100ルート』


そこには、みんなぽっちゃりさん。


何故、、、? この街を作ったのかと言えば、、、?

太った人たちが、知らず知らずのうちに瘦せてダイエットが出来ている事を

実証する為に作った街なのだ!


では、知らず知らずのうちにどうやってダイエットをするのか?



先ずは、ぽっちゃりさんの多くは家から出たくないと言う人が多い。

部屋の中で、何か食べ物を口の中に入れておかないと落ち着かないなど...。

ぽっちゃりさんの多くがそうだ!


【それなら、、、?】


家から出て、外に出る為にどうしたらいいのか、、、?

お店で売っているモノや自動販売機、何でも無料でもらえるシステムを取る。


※しかしここで条件!!!


本人以外の人間がお店に来ても、商品は渡さないと言うのを

条件にしている! 勿論、代理もダメ!


もしバレた場合は、ペナルティーとして一日2時間以上ジムでトレーナーを

つけて運動する事が課せられる。


これは、必ず本人以外だとバレるようになっている。

あらゆる方法で、【本人だと確定】するからだ!


どんな事をしても、バレないとなった人はこの街には一人としていない!

流石! 最先端の技術を使って作った街だけある!!!



そのおかげなのか、、、?

知らず知らずのうちに、ぽっちゃりさん達はダイエットが出来ているようだ!

必ず【一日1回】は、体重計に乗ることも条件なのである!



それと、中には糖尿病の人もいる。

太ると、何かと病気になりやすいからだ!


それもこの街では、、、一流の医師もたくさんいる。

医療の面でも完璧なのだ!



以前、インタビューされていたぽっちゃりさんは......?


【マイク編】


『どうですか? この街の住み心地は、、、?』

『本当に素晴らしいですね! ここでは、ぽっちゃりさんの為にあるので

すべてのモノが無料なんですよ~!』

『例えば、、、? どんな事なんですか?』

『学校や病院など、僕は少し血糖値が高いので医療の面でも無料と言うのは

凄いと思いますよ~!』

『ぽっちゃりさんの為にある街なんですねぇ~!』

『本当にそうだと思います!』

『ありがとうございました。』

『ありがとうございました!』


【トム編】


『ここは、あなたにとってどんなところですか?』

『そりゃ~! ぽっちゃりさんの為にある楽園だよ~』

『それだけ、住み心地がいいと言う事ですか?』

『まぁ、そうだねぇ~! 毎日の生活が楽しいよ~!』

『例えば、、、? どんな事ですか?』

『私は、この街で今の奥さんになる人を見つける事ができたからねぇ~!』

『それは! 素晴らしい事ですね?』

『そうだね!』


【メアリー編】


『ここは、女性であるあなたにとってどんな街ですか?』

『とっても素晴らしいと思うわ~』

『例えば、、、? どう言うところでしょう?』

『女性にとっても充実した街だわ! 美容院や病院もファッションも

ネイルやマッサージなど、女性にもステキなシステムがたくさんあるのよ~!』

『とっても、住みやすい街だと言う事ですね?』

『えぇ、少なくとも私はそう思っているわよ~!』

『それは素晴らしい! 今日はありがとうございました。』

『こちらこそ!』



しかし、、、?


『男性は150㎏、女性は100㎏まで痩せるとこの街から出ていかなくて

はいけない!』


しかも、、、? 予約制になっている為、条件に到達した人は直ぐに出ていく

事になっている! 後ろが詰まっているからだろう。


だから、ここのぽっちゃりさんたちは150~100と言う数字に敏感。

痩せすぎるとここには居れない!


食べるところは食べて、今度太り過ぎると......?

ダイエットがメインになっている街だから、トレニンーグ事務のゴリゴリの

トレーナーが、びっしりとダイエットの為にダイエットトレーニングの予定を

決めてやらされる!!


決して、ここではギブアップはない!

予定の体重になるまで、その魔のトレーニングは終わらない!



丁度いい、ぽっちゃりさんの体重でいれば、楽園のような街だと言う事だ!


『痩せ過ぎず食べ過ぎずの、程よい体重をキープしよう!』





最後までお読みいただきありがとうございます。

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