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陰陽師の弟  作者: 黒羽六花
13/25

混乱

「………ん………」


目を覚ました夕真は辺りを見渡した。

そこは見慣れた場所、自分の部屋だった。


「あ!夕真!

やっと気が付いたか?」

「れ、い………?

俺、なんでここに………?さっきまで学校にいたのに。

!ってか妖は!?倒したのか!?

それにみんなは!?」

「お、落ち着けよ!

っていうか妖はお前が祓ったんだろ!?」

「は!?俺!?

俺が祓えるわけねぇじゃん!」

「は!?

だって俺、この目で見たんだよ

お前が札で妖を祓ったのを」

「まじかよ………」


夕真は混乱したように目を泳がせた。

一方、澪はそんな夕真を見つめながら必死に頭を回転させていた。


夕真は妖を祓った覚えはない。

でも、自分は祓ったのを見た。

もし、あれが夕真じゃないとするなら一体あれは……?

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