あとがき
ついに完成しました。本業の方が異常に忙しくて完成できないと思う時もありました。正直なことを言うとそっちの方を小説にした方が面白いものが書けそうです。会社が買収されたり、所属部署から異動したり、人間にはこなせない分量の仕事を任され3回ミスしたら部署異動だと脅されたり、それを言った上司も含めてわが部の管理職全員会社を去っていったり、上司が居ないから自分で業務改善して3倍の量の仕事をこなせるようにプロセスを改善したり、それをめぐってどろどろしたり、どろどろとした相手の部下にしてくれるように部長に提案してどろどろを解決したり、本社の人に絶賛されて人員を二倍に増やしてくれる代わりに仕事が四倍に増えたり、、いろんなことがありすぎました。あんまり、書くと起こられそうなのでやめときます。
まあ、人間贅沢なもので、解決して時間ができると何かしたくなるものです。ちなみに自分は捻くれた人間なので、忙しい時の方が案外生き生きとプラス思考で行動できるのですが、安定すると心配ばかり心に浮かんできて、情緒不安定になります。小説を書くのはその安定剤みたいのものです。
本作は私にとってニ作目の小説になります。冒頭はリズム感が足らないし、後半は表現が豊かで無い。それが、自己評価です。宇宙船というエリアを限定してしまう設定が、初心者には厳しかった気がします。自作は、もっと壮大な、戦記モノをやってみたいです。っというか、もう一部書いているのです。私の読むに堪えない一作目の『一人の侍』を名前と設定とプロットと表現を書き直して、普通の小説の形態にしようとしています(全部書き直すんじゃないか…)。正直なところ、書き直すという作業は結構楽しいです。
そうそう、この小説のこと書いていませんね。この小説は、自分が惑星グリーゼ(ゼルミナ)に行きたい!という荒唐無稽な夢から生まれました。なので、惑星に着いた後、子孫達の話が本当の物語なのです。この物語はある意味前編みたいなものです。
仕事が平和なら続編っぽいのがあることでしょう。それでは、ここまで駄文を読んでくださいましてありがとうございました! 感謝感激です。全部幸せになりやがれっ!
本当にありがとうございました。
しゃくとりむし