レレレ帝国の鉄騎兵開発
陸上機動兵器
鉄騎兵は、ミミミ王国の技術供与と共に
レレレ帝国の装甲技術を兼ね備えた新兵器であった。
機械化師団の中核として組み込み
戦車と合同での連携によって真価を発揮する。
という構想を陸軍工廠は考えていたのだが、
「ミミミ王国に遅れを取るわけにはいかない、レレレ皇帝の願いを叶えせしめんとするために改善案を練り上げよう」
レレレ陸軍工廠の開発担当者達は、試作となる段階で鉄騎兵に幾度かの問題があることを、発見していた。
というのも、平地における戦闘
平野および市街地戦では、鉄騎兵は戦車の支援砲撃下において、高い突撃性能を発揮する。
だが、雪原地帯においては、脚を奪われ
また、山脈地帯においても同様であった。
駆動を上げるか、または装甲を落として機動力をと開発は難航を極める。
設計図に書いた文字が、当初に描いていた理念が再構成されていく、これが良いと思っていた考えや構想が、試作機を通して、現実を見せられ、苦悩と苦労を背負う。
心の重圧感、さながら、重装甲が、精神的な面に作用する結果となった。
そんな時、陸軍工廠を訪れたのは、
レレレ皇帝、自らであった。
「鉄騎の開発ご苦労であった、首尾はどうか」
「陛下、首尾は正直に申し上げますと順調ではなく、現時点では既存戦車の改良が、効率的であると考えます」
事実をありのままに、脚色することなく、
申し上げることこそ、レレレ帝国の臣下たる努めであり、急務だと考えていた。
「なるほど、開発工廠の意見を受け入れる、しかし、何かを変えるためには、既知ではなく、未知の中においてこそ、達成されうるものなのではないだろうか」
「ごもっともであります。この初期案こそ、帝国の未来に光を指したるものであると考えていましたから…」
開発図を握りしめる開発担当者
鉄騎兵計画は、苦悩を抱きつつも
皇帝の言葉により、そして、何よりも
レレレ皇帝自らも、開発に携わることになった。
「玉座に座るだけでは、置物とさして変わらないからな。試作機を皇帝専用機として、開発を進めよ」
「は!」
試作機開発は継続
レレレ鉄騎兵計画は着実に少しずつ
陸軍戦力を強化するに至る。




