20倍になったのだけれど
今週もありがとうございました!
墓参りも無事いけましたしお彼岸の明けを無事迎えられそうです。
早く穏やかな気候になってほしいものですね。
来週もよろしくお願いいたします。
先日、日銀がマイナス金利政策として-0.1%だった利息を0.2ポイント上げて0.1%にしたようです
するととある都市銀行が普通預金利息を従来の0.001%から0.02%に20倍も上げるということがニュースで大々的に報道されました
利息が20倍!
すごいじゃん!
と、ならないのが私達の世代だと思っています
確かに20倍だけれど0.02%ってねぇ・・・
多分、住宅ローンを変動金利でされておられる方はショックでしょう
私もかつて住宅ローンを変動金利で組んでいた頃に思ったのは元金が1000万円増えるより金利が1%上がる方がとんでもないことになる!でした
なので金利が上がるのには覚悟が要ります
話を戻しますが、普通預金利息が20倍上がって0.02%になったことについて、私はそんなに騒ぐほどのものか?との認識なのです(あくまでも預金利息という側面からの話です)
私の20代の頃の普通預金利息は4%とか5%とか当たり前でして、2月と8月の利息が入ってくる日には私のような口座を財布代わりにしているようなものでも少なくとも毎回数百円の利息はあったのです
5%の利息なら預金残高が1億円あれば年間500万円の利息がついて税金2割引かれても400万円の手取りがあるのですよね
普通に生活する分には問題ないレベルですよ
「預金利息で生活しています」
これは憧れのステータスだったのです
いまこれをしようとしたら預金利息が0.02%になったとしても250億円の預金残高がないと同レベルにならないのですね
それを考える個人レベルでは笑いしかでませんな
だから、普通預金利息が0.02%になっても私の感覚では預金利息は付かないという方が大きいのです
この預金利息が20倍になった日、街でスーツ姿の若者にテレビ局がインタビューしていました
この若者は1999年2月のいわゆるゼロ金利政策が始まった以後に生まれたらしく、まさに生まれた時から預金利息は無かった世代なのですね
インタビュアー「マイナス金利が解除されて預金利息が20倍になりましたが、どう受け止められますか?」
若者「預金利息は付かないものと思って育ってきていますのでこれからもその感覚のままになると思います」
なんと!私とこの若者の預金利息に対する感覚が同じじゃないですか!
ただ、預金利息と言うのがとても重要な頼りになる存在であることを経験したことがあるかないかの違いはあるのですけどね・・・
その後、同じインタビュアーの方が年配の方にインタビューしておられましたが、この年配の方は「預金利息がつくようになるので貯金をしようと元気になります」とのご発言でした
やはり年配者は資産運用ではなくて銀行預金なのですよねぇ・・・
ま、これはあくまでもインタビューされていた方のご発言ですけどね
テレビ局でこの二人の発言を放映したのには意図があるのかどうかも疑えますし・・・
そんなこと考えると私もひねくれ者になったものだと痛感します
ここは若者との感覚の差があってほしいなぁと思います