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17.リズを狙う刺客


基地に戻る道中で、夜も遅いのですでに基地の食堂が閉まっているのをアンナが言っていたので4人は街で食事をとることにした。


アンナが案内してくれたお店は個人経営の感じの所謂ダイナーのような場所だった。

アンナ曰く「一番近くの美味しい店と少佐は言っていた」


ディーンは周り客を見るなり彼らが、一般人でないのだけは感じられた。軍人なのかどうかは分からなかったが、訓練された人間だろうなぁーというのはみてとれた。


4人は席に座って、それぞれ注文を済ませて料理を待っていた。


リズはレオンがレイネの元旦那だというのを知って驚いて、まさかレイネの娘ミイナの父親だというのにも驚いていた。


「ということは、今日。娘さんの誕生日で仕事を切り上げて行っちゃったってことですか?」


そうリズがアンナに聞くと彼女はこういった。


「そのようですね」


アンナはそういって、水の入ったコップを手に取って瞬間だった。一瞬外をチラッとみて目を見開いて驚いた表情をして懐から拳銃を取り出した。


「伏せてください!!」


その言葉を聞いて、ディーンは何にも気が付いていない、リズに覆い被さるように伏せた。遅れてアラベルも持っていた拳銃と剣を抜いて臨戦体制を整えたがーーー


店の壁が壊れる音がしてある人物が2人入り込んできた。

1人は、大斧を持つ黒い軍服に身を包み大男でもう1人はショートヘアの若い女性で服装な似たような黒い軍服を着ていて両手にはショートソードが一本づつ握られていた。


「ターゲットを見つけた。恨みはないけど消えてもらうわ」


ショートソードの女がそういって突っ込んんできたので、アンナは拳銃を発砲したが、女は弾をひらりと避けた。


アラベルが剣を構えて立ちはだかって女の剣撃を受け止めた。そして至近距離で拳銃を撃とうとしたがその手を女が蹴って拳銃が手から離れていった。


「いい筋してるじゃない?私を楽しませて.....私はメリル、メリルよ。ハリノス帝国黒影旅団の始末者よろしく」


黒影旅団という単語を聞いてディーンはピンときたが、それはさておきでリズを起こして剣を抜いた。


「あなた達は何の意思できているかわかりませんが...ここは帝国海軍の敷地なのを忘れませんよね?」


アンナがそういうと、大男が首を傾げてこう言った。


「さぁ?知ったことじゃないな。俺たちはリズを始末しにきた。ただそれだけだーーー

メリルやばくなったら逃げるからな」


大男はそいうと斧を構えて臨戦対戦を取った。

男の目線の先にリズがいるのに気がつきディーンは男に指を差してこう言った。


「リズには触れさせない」


大男はそれを聞いて、腹を抱えながら大爆笑をしてこう言った。


「かっこいいことするじゃねえかよボウズ。まぁーいい。見たところ、ランディアス王国騎士だなーーー

冥土の土産に名前ぐらい教えておいてやる。


ヨーゼフ・フォン・ライシュベルグ。黒影旅団次席だ!」


ディーンはそれを聞いて、リズの方をみると彼女も戦闘準備はできているようで杖を握って構えていた。


「ヨーゼフ!そっちは任せたよ!私はこっちで楽しんでるから!」


「たく...仕事をは押し付けかーーーま、気をつけろ。銃士よりも横にいる海軍下士官はやりてたぞ」


「知ってる...ロックハート伍長だったなーー」


そうメリルが言おうとした瞬間だった、アンナは拳銃を発砲させた。メリルがそれを剣で受け止めたが、素早い動きで詰めてきたハンナの回し蹴りを喰らって吹き飛ばされたーー


「戦闘中に無駄口を叩けるなんて...余裕ですね。そんなんだと姉が悲しむと思いますよ」


そうハンナがため息をついた時だった、ショートソードが彼女めがけて飛んでいき、アンナは咄嗟にそれに対して手に持っていた拳銃で防いだ。


拳銃が宙を舞って地面に落ちた瞬間にメリルが一気に距離を詰めてきたーーー


「捨てた姉の話はやめてくれませんかね?ロックハート伍長!?」


その攻撃をアンナは腰に帯びていたナイフを抜いてから避けようとしたが、アラベルが間に入って剣で受け止めた。


「私を忘れてないか?メリル!」


アラベルは剣で突きを放ったがメリルはそれをひらりと宙返りで交わして距離をとって笑みを浮かべた。


「忘れてないよ〜2対1なんて楽しいじゃん...あんたら始末して巫女を殺す....ただそれだけ」


そう言って、剣を構え直してアラベルとアンナに対峙した。

それを横目にヨーゼフはどこかめんどくさそいな顔をしながら斧を構えた。


ディーンは彼の実力がいかほどかがわからなかったが、身体の大きさくる威圧感と共に戦い慣れてる冷たい視線を感じて一瞬凍りついたーーー


本気を出した時の父と同じ目をしていたからだ。

ーー武人の本気ーー


それを感じていたが、ポンとリズが背中を押してきたーーー


「こちらから行くぞ!!」


ヨーゼフはそう言って距離を詰めてきて、斧を横に振った。

ディーンとリズはそれを伏せて避けたが風圧で店のものと他の人々が吹き飛んでいくのが見て取れて、ディーンは一瞬ヒヤッとしたが.....


ーー隙がデカい!ーー


振り終えたヨーゼフは見た感じ隙だらけだったのでディーンは低い姿勢のまま突っ込んでいって致命傷にならない箇所であろう膝を狙って剣を振ったが....

背中にドンと強い衝撃を感じて地面に叩きつけられたーーー


衝撃の後に全身に痛みが走ったが素早く立ち上がったて距離を取った。

クラクラしながらディーンは剣を構えた。


「少しはやりそうだな。口だけじゃないのは感心したーーーー


だがな、舐めてるのか?


あの瞬間脇や首を狙えたはずなのになぜ狙わなかった?ランディアス人は間抜けなのか?」


ディーンはそれを聞いて首を振ってこう言ったーーー

頭がクラクラして言葉がでなかったが、ヨーゼフは続けた。


「なんだ...白けるじゃないか?要は殺す気がないんだろーーー

その剣は飾りなんだろ?くだらねぇ...」


ディーンの意識がはっきりして、ヨーゼフの目から明らかな殺意が見えたのが目に見えた。


「気をつけて....ディーン。さっきと違う」


リズもきっと同じ事を感じ取ったのだろうと感じた。彼女の顔には恐怖が出ているのが感じられた。


ディーンは剣を握りしめて息を整えたーーー


戦え、戦え、戦え.....

そう心に念じた。暗示をかける意味でもあったが。そんな事をしていると身体が勝手に動き出していた。


剣技なら負けない。

その自信が身体を勝手に動かしていたようだったーー


ヨーゼフはディーンの剣撃を斧で受けてそれを弾き返し続け様に攻撃を仕掛けてきた。

ディーンはよろけたが、ヨーゼフの攻撃の速度よりも早く動き攻撃を受け流して得意のカウンター技を仕掛けようとしたが....


力で押し切られる形で攻撃を流させられなかった。

直に攻撃を受けてディーンは吹き込んで、ダイナーのカウンターに身体をぶつけた。

カウンターは壊れてディーンは埋もれるような形になっていた。


全身に痛みが走り、骨が折れたような感覚があるのに気がついた。


「ディーン・フォルグレン...あの豪傑アラン・フォルグレンの次男....英雄デヴィッド・フォルグレンの弟....

出来損ないだと持ってたら、まさかそれなりにやるとはなーーーだが、俺には勝てない!」


ヨーゼフがそう言って、ディーンの方へ向かって距離を詰めた瞬間だったーーー


耳をつんざく様な雷撃音が聞こえて、ダイナーの中を光が包み込んだ。ヨーゼフの驚く声が聞こえてくるのをディーンはかすかに聞いていた。

メリル「あ、ディーン久々じゃない」


ディーン「あ、そうだそうだ!そうだった!久々!」


リズ「知り合い?」


ディーン「作者が書いてた前の約束の物語でずっとヒロインだったから知り合いなんだ。いやいや、あの時はどうも」


メリル「あれ何でいきなり敬語?」


ディーン「今だと、俺の方が年下ですし....」


メリル「あ、それもそうね。まさかヒロインから悪役になるとは思わなかったわ。リズだっけ!頑張ってね」


リズ「(メリルさんめちゃくちゃいい人...)ありがとうございます!」


ヨーゼフ「おいおい。俺も忘れるなよ〜15年ぶりの登場だぜ」


ディーン「え...あ、うん(やべぇ...一回目っきりだからまじでわからねぇ....)」


ヨーゼフ「う...うーん...そ、そうだよなーーー久々すぎて忘れてるよな。悲しぃ悲しぃぃぃ。

チキショーこうなったら、元々パーティメンバーだったけど悪役らしく暴れるだけ暴れてやる!」


メリル「それをいうなら、私はヒロインだったのに!えぇーい覚悟っ!次回、特A級国家魔導士。乞うご期待!」


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