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13.裏切った友人


ディーンは剣を抜いて構えて、背中を預ける形で兄デイブの背中側に立った。


「そうかそうか。乙女の血がない以上ーーーお前らに勝ち目はないぞそれでも戦うのか...うーん非常に残念だが仕方がない」


ディーコンがそういうとデイブがこう鼻で笑って言った。


「そうだな。お前らが痛みに耐えかねて降参してくれることを切に願うよ」


それを聞いたデイブを含めた海賊一同は大笑いをした。


「じゃあ、それにかけてみなーーーデイブにはでかい借りがあるそいつを清算したいから手ぇ出すなよ。

ガキどもはお前らやっちまえな!」


その言葉を合図にか一斉に襲いかかってきたーー


ディーンは覚悟を決めた

横にはもっと怯えるリズがいる。

デイブもディーン自身に構ってられるほど、余裕はないように感じられたーー


「こいやぁぁぁ!」


ディーンはそう叫ぶと切り掛かってきた海賊の攻撃を受け流して蹴り飛ばして、次に来た攻撃も身を交わして逆袈裟に切り上げた。


吹き飛んでいく海賊2人を見て

海賊一味は目を丸くしたーーー


「おい。あいつめちゃ強くない?」


そう、ディーンは決して弱いわけじゃない...

剣術の腕前なら騎士団でも指折りだったのは事実だから。

ただそれが実戦で活かせてなかった、そのせいで自信を失って剣を抜けないでいたのだーーー


ディーンは、

今まで積み上げてきた剣術の訓練のことを思い出すーーー


それを糧にして今はひたすらに戦うしかないと思っていた。

ここで剣を振れなければ、確実にリズは守れないし自分も守れないと思うとひたすらに剣を振っていた。


海賊はいくら斬られても痛がるだけで、血を流さないしーーー


確実に敵の数は多かったが、ディーンが圧倒していたが...

肩で聞きをし始めてスタミナが切れ始めたことを自覚した瞬間に身体がずんと重たくなるのを感じられた。


「疲れてやがるなーーー」


そう、

後ろから様子を見ていた大柄な斧を持った海賊は笑みを浮かべてそう言った。


「弟は俺がを殺す...お前らは下がってなーー」


それを聞いた一味は面倒臭そうな顔をしながら、へいへいと言ってゆっくりと後ろに下がった。


リズが心配そうな顔をしているのを見たディーンはこういったーー


「大丈夫。絶対どうにかするから」


カンカンと剣と剣をぶつけながら火花を散らして、ほぼ互角な対決をしているデイブとディーコンの姿を見て...

兄に助けを求められる状況でないことを感じ取れた。


一瞬、チラッとデイブと目線があったがその瞬間にディーコンがこう言いながらデイブの顔面めがけて剣を突き刺そうとしていた。


「おいおい。よそ見してる暇あるのか?」


デイブはそれを咄嗟に避けてカウンター気味に斬り返したがそれはディーコンの頬をかすめていくだけだったーーー


「すまんディーン。一人でどうにかしてくれ。こいつ強えぇーわ」


デイブはそうと表情を変えて、剣を構え直したーー


「お前もよそ見してる暇ないだろ?」


そう大男はディーンとの距離を一気に詰めてきて斧を振りかざしてきた。

ディーンはそれを咄嗟に剣で受けたが、力で押されてバランスを崩して転けそうになったが一歩下がってそれを堪えた。


畳み掛けるように大男は攻撃をしてきたのでディーンはまたそれを剣で受けたが...

受け流すのに失敗して吹き飛ばされる形になった。


受け身を取れず地面に身体を強く叩きつけたディーンは一瞬意識が飛んだことに気がついた。


ーー強いーー


そう頭を余儀った時だった、大男とディーンとの間にリズが立って震えながらも大男に向かって杖を構えた。


ディーンは立ちあがろうとしたが起き上がれないでいたーー


死の恐怖が押し寄せてくるのと同時に...

目の前にいるリズが殺されることに恐怖を感じたーーー


初任務で仲間を守れなかった時の記憶と重なる。

痛みで身体が動かないわけじゃなかったーーー


恐怖は身体を支配して動けないでいた。


ーー動け、動かないと...リズが殺される...動け動け動けっ!!ーー


ディーンが心で思った時だった。

大男は躊躇なく、リズはに斧を振り翳したーー

リズはそれを受けたが、そのまま蹴り飛ばされてディーンの横に吹き飛ばされてきた。


ーーごめん、リズーーー



「ディーン!!」


デイブはそう倒れたディーンが視界に入ったのでディーンの名前を叫んだ。


それに気がついたディーンはデイブの方に目をやると....


「もらった!これでしまいだな」


そうディーコンは叫びながらデイブの心臓目掛けて剣を突き刺した。刃が背中まで抜けたのを見てディーンは絶句したーーー


デイブはディーコンを蹴り飛ばしてゆっくりと息を整えたーー

宝物庫の中に月明かりが照らされ始めて海賊達が一斉に魔物の姿に変わっていくのが見て取れたーーー


デイブはニコッと笑みを浮かべて、自身が全身が炎に包まれて魔物の姿に変身していくのを痛みを堪えながら見ていたーーー


「やはり。俺も呪いがかかってたわけかーーー通りでだ。明るい太陽は嫌で仕方がなかったのか」


ディーコンはそれを聞いて、大笑いをしてこう言った。


「おいおい。傑作だな。

不死身同士でやり合っても時間の無駄じゃないか?

根負けするまで斬り合うのか?あぁ?」


デイブはそれを聞いてディーコンと同じく大笑いをしてこう言った。


「それもそうだな!贅沢な時間の使い方だなーーーだがな、男とちちくり合う気はしねぇーな。


さて、ちちくり合うなら可愛いこいつって決めてるんだよ」


デイブはそういうと金貨をある方向へ投げていった。

それを受け取った人物は素早く棺の方に走って行ったーーー


「確かに言ったな!清い乙女の血で呪いは解けるでしょリズ!

アラベル・ルタニアンの血なら問題ないーー」


棺の前に立った人物は剣を抜いたアラベルだったーー


「アラベル...助けに来てくれたんだ......」


リズが痛みを超えらながら立ち上がってそう言った。

それを聞いたアラベルはうんと頷いてこう言ったーーー


「私は大切な友人を騙した....罪滅ぼしになるかわからないけど、今、私は友を救う」


アラベルはウィンクをして手の金貨を持つ手のひらを剣で切り付けて金貨を棺の中に金貨を落とした。


箱に収まるとともに青い光が宝物庫一帯を包み込んで、魔物の姿だった海賊たちが徐々に月明かりに照らされているのに人間の姿に戻って行ったーーー


それを横目にリズが回復魔法をディーンに掛けてくれた。

暖かな光に包まれて、ディーンは心を落ち着けることができて剣を地面に突き刺してゆっくりと立ち上がったーーー


驚く海賊たちがいる中で、喜んでいるものもいた。


ディーコンはニコッと不気味な笑みを浮かべて、大きく息を吸ってこう言ったーーー


「呪いを解いてくれたことは感謝する。これでこの海域から出られるーーー

クローバー卿にて見上げを直接持っていけるわけだ...


あとはお前らを片付けるだけだなーー

剣士が一人増えたところお前らの形勢が逆転したわけじゃない....」


バタンと海賊の一味の一人が倒れる音が聞こえて、続けてバタバタと倒れるのが目に見えたーー


ディーコンは急いで懐から何かの飲み物を手に取って飲み干した。デイブも同じようにして懐から小瓶んを取り出して飲み干したーーー


「あぶね...呪いに反動で気を失うところだったなーーー」


ディーコンはそういうと、大きくため息をついた。

リズは驚いた表情をしてこう聞いた。


「どうして、呪いの反動が来ることを知ってるの!?」


ディーコンは首を傾げて、こう答えたーーー


「さぁーな。どこぞのお偉いさんから聞いててな。もしものためにと薬は用意してたんだよ」


デイブはそれを聞いて瓶を投げ捨てて剣を構え直してこう言った。


「俺は騎士団総長から聞いた....呪いにかかってる間は体内の魔力を使い果たしてる状態だから、戻った時に反動でバタンと行くのは知ってたーーーー


さて、ディーコン。4対1になったぞ。降参するなら今がいいかもしれないぞ」

アラベル「アラベル・ルタニアン!華麗に参上っ!」


リズ「わーかっこいいタイミングだったよね」


アラベル「まぁ...(さっきまで船酔いで動けなくて一緒に行けなかっただけなんだけどね)」


デイブ「グッとタイミングだったなーできれば、一回であのコイン受け取って欲しかったんだけどね」


ディーン「テイク8だったけ...一応」


アラベル「うー申し訳ない」


リズ「いいじゃない!かっこいい感じで出てきてくれたし」


ディーン「そうだよね。そう言うことにしよう!ところで、この先の話ってどうなるの?」


デイブ「あ....これ次回のやつ来てるなーみんな目を通しておけよなー次回、デイブが伝えたかったこと。


形成逆転した俺たちだけど...さてどうなる」


ディーコン「さぁ、乞うご期待!?」

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