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三縁望の奪還 ~同時多発転生に巻き込まれ(に行き)ました~  作者: ひねもす
Chapter.3 矢吹侑里の試練
26/106

25.欺瞞に満ちた日常

「25.欺瞞に満ちた日常」と「26.魔法と異能」を一話に合わせて再投稿しております。

(長くなったので分けていましたが、逆に中途半端になってしまったためです)

「僕がまず気になったのは『どうして同時多発転生の影響がこの程度で済んでいるのか』という事だった」


 先ほど座っていたベンチに再度集まると、神妙な顔で蓮水先輩は話し始めた。


「今の現状がこの程度……ですか?」


 蓮水先輩の言っている意味が分からず、オレたち三人は頭の上に『?』マークを浮かべる。

 六天高校とその周辺の治安が悪化して、次々に休学者や退学者が出ている現状をこの程度……?

 思わずといったように言い返した八千代に「だってそうだろう」と蓮水先輩は続ける。


「姉さんたちは今まで転生者たちが人外の力を使うところを何度も見たはずだ。あれだけ前世の力を使っていれば、他の人が見ていないなんて考えにくい。前世の力を使っている現場を誰かが隠し撮りして、SNSで拡散していてもいいはずだ」


 その言葉にオレたちはようやく『この同時多発転生の影響がどうしてこの程度で済んでいるのか』の意味を理解することが出来た。


 そう言われれば、確かにその通りだ。

 

 前に中庭で襲われた時も、登下校で襲撃を受けた時も、襲ってくる生徒はよく前世の力を使っていた。

 あれだけ人間を辞めた力を頻繁に使っておきながら、今も校外どころか六天高校内の転生者じゃないヤツらの中でもそんな噂は全く出ていないのだ。


 蓮水先輩の言っている事はもっともなのだが……


 とある単語がどうしても気になってしまい、オレは遠慮がちに口を開く。


「あの、蓮水先輩……その『姉さん』というのは……?」


 多分八千代のことを指しているのだろうが、今まで先輩は『姉上』と呼んでいたはずだ。何で急に変わったんだ。

 オレの質問に蓮水先輩は少し恥ずかしそうに目を逸らした。


「その……今の姉上は『ルミベルナ』ではなくて『三縁八千代』だろう? でも生まれ変わろうが僕にとっては姉であったことには変わりないし……じゃあ『姉上』ではなく別の呼び方にしようかな、って」


 な、なるほど……蓮水先輩なりに八千代を八千代として見ようとしていたワケだ。

 それでも八千代が姉であるという認識は変えられなかった、ってところか。


「……やっぱり気持ち悪いよな? 嫌なら正直に言ってよ、止めるから」


 ベンチに座っていた八千代はそう言って気まずそうにする蓮水先輩を見上げ、微笑みながら首を横に振る。


「友達なんですから、好きに呼んでください。あまりにも変なあだ名は嫌ですけど……姉さんなら全然構いません」

「三縁は妹がそう呼ばれて嫌じゃないか?」

「八千代が嫌じゃねーのなら……」


 当の本人が全然気にする様子がないのに、オレがぐちぐち言うのは違うだろう。


 ま、まあ『姉上』呼びはあまりにも時代錯誤というか……初めて聞いた人はきっとぎょっとしてしまうだろうが、『姉さん』呼びなら姉弟とか関係なく親しみを込めて呼んでいる感じがあるし……『姉上』呼びを続けられるよりはマシなのかもしれない。


 蓮水先輩の中でも『姉上(ルミベルナ)』と『姉さん(八千代)』で区別が付けられるワケだし。


「……ありがとう、じゃあそう呼ばせてもらうよ」


 オレと八千代が嫌がらなかったことに蓮水先輩はホッとしたような表情でお礼を言い、そしてコホンと小さく咳をした。


「……話を戻すけど。僕がSNSで探した限り、それらしきものは何一つ見つからなかったんだ」

「何の痕跡もないのは……変ですね」


 八千代が不思議そうに眉を寄せる。

 すると蓮水先輩は口元を引き締め、真剣な表情でオレを見た。


「ここで僕が見つけたことに繋がって来るんだけど……三縁、今スマホは持っているか?」

「スマホ? 持ってますけど」


 オレが制服のポケットからスマホを取り出すのを確認すると、蓮水先輩は片手に視認できる空気の塊――風の魔法を発生させる。


「僕をカメラで撮ってみてくれ」

「分かりました」


 言われるがままカメラモードにし、魔法を発現させる蓮水先輩を画面に収めてシャッターを切った時だった。


「――え?」

「どうしたの、兄さん」


 小さく声を上げたオレの反応を見て、思わずスマホを覗き込んだ八千代はその画面に目を大きく見開いた。


「何、これ……」


 ――スマホに写っていたのはただのモザイク写真だった。

 直前までちゃんとピントが合い、蓮水先輩もはっきり写っていたのに、シャッターのボタンを押した瞬間激しいモザイク写真に変貌したのだ。

 このモザイク具合では蓮水先輩どころか人が写っていることすら分からない。


「うっそー……こんなんなるの?」


 今までずっと黙っていた矢吹先輩も、これには驚きを隠せないようだ。

 オレのスマホに写るモザイク写真を険しい表情でじっと見つめながら、蓮水先輩は話し出す。


「僕も何度も試したけど、どうやってもこれと同じような画像になった。試しにパソコンのソフトでモザイクを取ろうとしたり、そのままモザイク写真をSNSにあげたりしてみたんだけど――どちらもその瞬間に写真データが破損したよ」

「なるほど……前世の力の事が広まらねーのにはこういうワケがあったんですね」


 前世の力を媒体に映し出す事は不可能である。

 オレは一度は納得しかけたが、蓮水先輩はうかない表情で首を横に振った。


「いや、これだけじゃまだ説明はつかない。転生者がこれだけ散々魔法を使い、見ている人も間違いなくいるはずの状況で、どうして全く騒ぎになっていないのか……という疑問が残っている」


 その問題が残っていたか。

 先輩の言う通り、先日中庭で生徒の襲撃を受けた時も見物人がいたが、思いっ切り魔法を使っていたのに大して問題になっていなかった。

 これは一体どういうことなのだろう。


「三縁、お前が最初に魔法……前世の力をを見たのはいつだ?」

「ええと、蓮水先輩と初めて会った時ですかね」


 確か、腹に風の魔法をぶつけられたのが最初だったように思う。

 あれは最初何が起きたのか分からなかった。その後もありえない現象が次々に起きて全くついていけなかったんだったか。

 当時は色んな意味で怖くてしょうがなかった蓮水先輩と今こうして話せているのは、何だか不思議な気分である。


 そんな事を考えながら答えたのだが……


「……本当にそうだったか?」

「え?」



「お前は僕のを見るまで――()()()()()()前世の力を見たことはなかったのか?」



 どこか確信を持ってもう一度問われたそれに――瞬間、オレの記憶がフラッシュバックした。


 学校がおかしくなってから起きた出来事。何度も見かけた流血沙汰の喧嘩。

 そう、それはただの殴り合いなんかじゃなかった。


 クレーターなんて当たり前。人が校舎の二階と同じ高さまでジャンプし、殴り飛ばされてぶつかった校舎の壁にはヒビが入る。謎の炎やビームが飛び交い、ボヤ騒ぎを起こす。


 オレの心臓がどっ、どっ、と強い音で鳴っている。



「み、見てた……」



 オレの喉から出た声は、思っていた以上にカラカラに乾いた声だった。


 そう、オレは確かにこの目で見ていた。

 転生者たちが魔法や人外の力を使っているのをこの目で。しっかりと。


「で、でも何で……今まで、何とも思ってなかったんだ……?」


 ありえない現象が目の前で起きていたのに「また何かやってるなー」程度にしか認識していなかった。

 当時見ていた自分は、どうしてそんな風に考えていたのだろう。どう考えたっておかしいのに。


 吐き気がする。

 あの現場で平然としていた自分が、とても気持ち悪かった。


「……やっぱり、そうか」


 顔を真っ青にし愕然とするオレに、蓮水先輩は静かに呟く。


「何なんですか、これ。先輩は分かるんですか……!?」


 何かを理解したような様子の蓮水先輩に、オレは吐き気を押さえながら詰め寄った。

 焦燥しきったオレに、先輩はそっとベンチに座りなおすよう促す。


「これはあくまでも僕の予想に過ぎないけど」


 オレはごくりと唾を飲み込んだ。



「今回の同時多発転生――何らかの干渉を受けている可能性が高い。転生者じゃないやつには何も分からないよう、細工されている」



 干渉を受けている、か。

 思い返せば八千代のクラスのヤツらも、中庭での騒動を見ていたのに全く気に留めようともしていなかった。おかしいとは思っていたが、それだと説明はつくのか。


 蓮水先輩の言うことには一理あるが、それだと致命的に矛盾している点がある。

 それには他の二人も気づいたようで、矢吹先輩が口を尖らせながら反論した。


「でもそれっておかしくない? 転生者じゃない人に魔法が認識できないなら、望クンと理事長先生はどうなるのさ」


 矢吹先輩の疑問にオレと八千代も無言で頷く。

 理事長先生は蓮水先輩の魔法も、クレイヴォルの転生者が出した黒い鎖もちゃんと非現実なこととして認識できていた。

 オレは転生者の可能性が浮上しているからまだいいが、理事長先生はどう説明するのか。


「三縁と父さ……理事長先生にはある共通点がある」

「共通点?」

「ああ。二人とも、僕が魔法で攻撃しているんだ」


 蓮水先輩の言葉に、矢吹先輩は眉を吊り上げて「はあ!?」と大声を上げた。


「ちょっと待って、あんた自分のお父さんに魔法くらわせたわけ!?」

「……わざとじゃない。前世の記憶が戻った直後で混乱してて……少し強い風が吹いた程度だ」


 ぎこちなくそう答える蓮水先輩に、矢吹先輩は腕を組んで「本当だね?」と確認する。矢吹先輩は無言で頷く蓮水先輩を、疑いのこもった目で見つめていた。

 さっきも思ったが、矢吹先輩の蓮水先輩への態度が冷たい気がする。

 

 そんな矢吹先輩を見て見ぬふりをすると、蓮水先輩は自分の考えを話し出した。



「三縁と理事長先生が同時多発転生を認識できるようになったのは僕……いや、ルカが持っていた『異能』のせいだと思う」

「い、異能……? 魔法じゃなくて?」


 ……また何か新しい言葉が出てきた。

 オレは何も分からないが、八千代と矢吹先輩は何かに気づいたようだった。

 

「ざっくり言ってしまえば『魔法』は適正さえあれば誰でも使えるもの。『異能』はその人しか使えないもの。八千代の洗脳とか、あたしのこのコを召喚する力とかが『異能』だね」


 混乱しているオレに、今も肩に乗っている蜘蛛を指で撫でながら矢吹先輩が説明してくれた。


 そう言われれば何となくだが理解できる。蓮水先輩が使っている風の力や、八千代がよく目くらましに使っている光(八千代曰く、光属性の魔法らしい)は、同じような力を他の転生者が使っているのを見たことがある。

 だが他の転生者が八千代のように誰かを洗脳出来る力を持っているなんて聞いた事がない。

 つまり前者が魔法、後者が異能なのだろう。


「蓮水先輩の異能というのは? この前見せてくれた傷を治すヤツですか?」

「傷を癒したのは魔法だな。僕の異能は――『環境への適応』だよ」


 蓮水先輩から告げられた異能に、オレは思わず怪訝な表情をしてしまう。


「……八千代や矢吹先輩と比べて随分と抽象的ですね?」

「一言で言い表すなら、そんな感じなんだ。うーん、どう説明すればいいだろう」


 蓮水先輩は顎に手を当てて少し考えた後、再び口を開いた。


「対象にとって適していない環境があったとして、その環境に適応出来るように対象を『作り変える』。もしくは適している環境なのに当人自身に何かがあって適応出来ない場合は、それを『解除する』。そんな力さ」

「すみません、全く分からねーので何かに例えてもらってもいいですか」


 説明されても相変わらず抽象的過ぎてちんぷんかんぷんだ。もっと具体的に分かりやすく説明して欲しい。


「RPGっぽく言おうか。前者なら、たった今その恰好で火山や雪山に放り込まれても熱や気温の低下に耐えられるように『作り変えられる』。後者は呪いや石化などの状態異常を『解除する』って感じかな」

「……さらりと言ってますが、強過ぎません?」

「そうか?」


 イヤイヤイヤどう考えても強いだろーが。思わず出そうになった言葉を何とか飲み込む。

 蓮水先輩はきょとんとしているが、自分の力の事をちゃんと理解できているのだろうか。


「その気になれば火や水の中でも生きていけるように出来るって事でしょう? プラス状態異常の対策・解除なら何でもお任せあれってことですよね? ゲームならぶっ壊れに近い強性能だと思いますけど」

「……! ああ、今は人間だから……」


 オレの言葉に、先輩はハッとしたように目をわずかに見開いた。

 その言葉から、どうやら今ではなく前世の基準で考えていたようだ。


「今なら確かに強いかもな……でも当時は宝の持ち腐れだったんだよ。魔晶族は皆環境の変化や状態異常には耐性があったからね、使う機会なんてほとんどなかった」

「ええ……勿体ねー」

「不便だとは思わなかったよ。そもそも異能自体、魔晶族や人間問わず限られた者しか使えなかったから」


 今だったらいくらでも使い道はあると思うんだが……蓮水先輩に限らず八千代と矢吹先輩もそうだ。

 八千代も洗脳って言うから印象が悪いだけで、もっと良い事にも使えると思う。脳や心に働きかける力なワケだから……トラウマを消したり、鬱症状を緩和したりとか、心療内科的な事だって出来るんじゃねーかな。


 異能の使い道を色々と考えるのは楽しいが、今はそんな事をしている場合じゃないか。


「先輩の魔法に当たった時、その異能がオレと理事長先生に発動したってことでいいんですか?」

「僕はそう考えてる。それが『前世の力を認識出来るよう作り変えた』のか、『前世の力を認識出来ないという異常を解除した』のかまでは分からないけど」


 なるほど、今のオレは『前世の力が存在する環境に適応している』状態なのか。

 あくまで憶測で本当かどうかは分からないが、辻妻は合っている。


 もし推測通りだとして。

 八千代に付き纏っていたのが蓮水先輩じゃなかったら。蓮水先輩がその異能を持っていなかったら。

 オレは今、どう過ごしていたのだろう。



「――オレ、あの時蓮水先輩にやられて良かったかもしれねーです」



 思わず口に出た言葉に、三人の視線がオレを向く。

 皆何を言ってるんだと言いたげにオレを見ているが、オレは本気だ。


「だって先輩に魔法をぶつけられなければ、ずっとこの現状に……八千代が抱えていた事に気がつかねーままだったんでしょう? 確かに痛かったし死ぬかと思いましたけど……そのおかげで今、こうやって行動出来てます」


 そう言ってへへっと笑うオレに、蓮水先輩は呆気にとられたような表情になった。


「巻き込みやがってとか思わないのか」

「思うわけねーでしょう? こちとら八千代を守るために再入学したんですよ、巻き込まれねー方が困りますよ」

「そうか……お前はそういうやつだったな」


 腰に手を当て、ふんぞり返って答えてやると、蓮水先輩は苦笑いをする。

 何か謎に納得されたが……オレが迷惑には思っていないことが伝わればいいか。

 

 少しの間が空き、再び蓮水先輩は口を開く。


「僕が分かったのはこれくらいだ。正直、今回の騒動の解決に繋がるとは思えない」


 そう言って少し申し訳なさそうにする蓮水先輩。

 オレは心の中で全力で首を横に振る。


 どこが『これくらい』だ? この一週間何も見つけられなかったオレたちと比べて、十分過ぎる程に調べてくれている。

 特に、転生者以外に前世に関係する事は認識出来ないことが分かったのは大きい。


 そう思ったのは八千代も同じだったようで、真剣な表情で先輩に頭を下げた。


「いいえ、ここまで調べてくれてありがとうございます。おかげで、今回の騒動について一つはっきりしました」


 驚きの表情を見せるオレたちに、八千代は睨み付けるほど真剣な目つきになった。瞳の奥に不思議な光が見える。

 凛とした雰囲気を漂わせ、おかっぱに近いボブの髪を風に揺らしながら。

 いつもの八千代とは違う美しさに、オレたちは思わず息を飲む。



「同時多発転生が起きているだけでもおかしいのに、転生者以外には何も分からないようになってるなんて……どう考えても偶発的なものじゃない。ほぼ間違いなく、意図的に起こされています」



 確かな事はまだ分からないのに、今の八千代の声にはそう思わせる説得力があった。

 改めて思う。ルミベルナに女王の素質がなかったなんて絶対に嘘だ。

 ただそこに佇んでいるだけで、こんなにも圧倒されるのだから。


「問題はそれ起こしたのが何、もしくは誰なのかですが……蓮水先輩、矢吹先輩」

「は、はい!」


 八千代に声をかけられた二人の背中が跳ね、同時に返事をする。

 スゲーな……二人とも敬語になってるぞ。


前世の世界(レナリオ)に世界を超えて転生先をコントロール出来る手段があったか分かりますか? 魔晶族でも、人間でも、道具でも構いません」


 八千代の問いに二人は考え込む。

 蓮水先輩からも、矢吹先輩からも表情から気の緩みが一切感じられない。


「今考えつく限りでは分からないが……少し前世の情報を整理してみてもいいか?」

「あたしも出来るだけ思い出してみる」


 少しの間をおいて、二人は表情を変えずにそう答えた。

 ようやくここで、八千代の目から不思議な光や凛とした雰囲気が消える。


「お願いしてもいいですか? 私も記憶を掘り下げてみますから」


 そう笑って言う八千代はいつもの八千代だ。

 そんな八千代に緊張が解けたのか、ふーと息を吐きながら二人の体が弛緩する。


 まあそうなるよな。オレは見ていただけだったから何ともなかったが、実際にオレにも声をかけられてたら二人と同じようになるかもしれない。



 だがこれで――とりあえずは進展したと考えてもいいのだろうか。

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