第577話「ダンジョンコアとスキルボーナス」
おはよう御座います!\( ॑꒳ ॑ \三/ ॑꒳ ॑)/deathっぽ!
ウイルスパンデミック小説書いたら……お腹壊した……DEATHっぽ!ザワザワ=͟͟͞͞( ˙ ꒳ ˙ =͟͟͞͞( ˙ ꒳ ˙ )ザワザワ
という事で!
今回のお話!
ダークフェアリーとの決着は長谷川くんの怨みの勝利!
ダンジョンコアを破壊する選択肢が出ました!yes/no∠(゜Д゜)/イェーイ
問題は龍っ子にガシッとさせるにも手が足りない……そう思って話しているとアシュラムが……
「ならば我が送り届けよう!スケルトン達にな!逃げたら足を切り落とし、逆らったら目玉をくり抜こう!どうだろう?ビーズ男爵様?いずれアンデッドになるのなら……既になくても構わんだろう?」
アンデッドだけに、アシュラムの発想は物騒だった……
「分かった!行く!逆らわず行くから……知っている事は全部話す……だから頼む!命だけは!!儂は……今言ったが今回あのダークフェアリーとは初顔合わせなんだ!!分かってくれ!嘘じゃない!宝箱が沢山手に入ると言われただけなんじゃ!!それがあれば潤沢な金が……」
ステイプは隙あらばビーズを連れて逃げようとしていた様だが、隣の部屋を見て諦めた……
隣の部屋には既にゴーストにレイスそしてゾンビやガストが配置され、逃げ場など何処にもないからだ。
「くそ!貧乏くじかよ……俺は護衛だけでこの件には関わってねぇぞ!!……ってか……おいおい!お前!よく見れば金級冒険者のオリバーじゃないか!俺だよ俺!!昔、小国郡国家で同じ軍勢でダンジョンアタックしたじゃねぇか!銀級冒険者やってるステゴロのステイプだ!この人達に言ってくれよ!!冒険者と兼業で、傭兵稼業で喰ってるってさ!!」
「なりが汚いんで誰かと思ったぞ!名前を聞いて……もしかしてとは思ったんだがな……ヒロ殿!コイツは俺の知っている奴で名はステイプ・ホッチキスと言う中規模傭兵団の隊長だ!確か孤児院の出でな……顔に見合わず良いやつだ。金にはうるさいが人の道を外れた事はしない。稼ぎの4割を孤児院に寄付するまめな奴だ」
ビックリだった……オリバーと知り合いで、顔に似合わず良い人の様だ。
外見で判断してはいけないと言うが、彼がまさにそうだ。
僕は血塗れの装備の理由を聞くと……
ビーズの今回集めた戦士団は荒くれ者が多く、ステイプの指示など全く聞かなかったそうだ。
何度も仲間を助けた為、彼の装備はその者たちの血で血塗れになったらしい。
見捨てたのではなく、逆に助けていた時点で見当違いをした僕は反省しかない。
「ウォーターで装備を洗えますけど?……洗いましょうか?」
僕は外見などで判断した為、謝罪を込めて言ってみた。
「いいのかい?旦那!すまんな……って……申し訳ない!ジェムズマイン南部領の領主様!」
僕は会う度に同じ説明に飽き飽きしていたが、冒険者として普通に接してくれと言っておく。
そして通例行事の如く、爵位を貰った事までをステイプに簡潔に説明する。
「すげぇな!マジか同じ冒険者だったのかよ!……ところでヒロの旦那!このアンデッド達もう良いだろう?ビーズ様は一応こんなでも俺の雇い主だ。そっちの事情はわからないけど出来る限り殺さないでやってくれ!こんな顔してるけど孤児院のガキに優しいんだよ。このオッサン子供受けも良いしな!」
コレまたビックリだった……ちゃんと説明を聞いてみれば、違う形に収まりそうでもあるが……
他国の領地を悪用したことには変わりがない。
僕は気を失っているミサの事について二人に聞いたが、全く知らなかった。
ダンジョンの入り口で、ダークフェアリーが黒穴から突然放り出したのが『廣瀬ミサ』だったそうだ。
彼等は彼女の名前さえ知らず、ダークフェアリーも教えてなかったらしい。
稼ぐの為戦士団と此処に来たそうだが、言う事を聞かない戦士団はパニックの末2階層で全滅。
彼等は兵士が無くなったので諦めて外に出ようとしたが、クラッシャー・アースワームの群れが邪魔で戻れなくなったそうだ。
その時に僕達は名前を魔法の地図で見た様だ……偶然ではあったが、お陰で注意喚起が皆に行き届いた結果になった。
僕はミサが起きる前に、このダンジョンのダンジョンコアを破壊する事にした。
壊すのは簡単で、単純に叩き壊せば済むだけだった。
ダークフェアリーに話を聞きたいが、まだ牢獄内部の溶液を使い再生中ですぐには話せそうにはない。
そしてダンジョンコアの鑑定をすると、ミサは飲み込まれたわけではない事も判明したので問題なく壊せそうだ。
「ではこのダンジョンコアを破壊します……コアを破壊したらダンジョンて崩れたりしますか?」
「崩れてたまるか……生き埋めになっちまう!!ヒロダンジョンのコアを破壊した後は、この場所は単なる部屋が連なる場所になるだけじゃ!魔物が棲家として使ったりはするがな、まぁ地震があれが崩落位はするがのぉ……まぁ言ってみれば部屋の作りをした洞窟の親戚の様なもんじゃ!」
アルベイの説明で、なんとなく意味がわかった。
コア破壊後はダンジョン機能を失った単なる部屋の集まりになる様だ。
僕は皆の見ている前で勢いよく剣を振るい、コアを叩き壊す……
『ダンジョンコアの破壊に成功!!部屋にいる対象者にダンジョンの褒章……対象スキルを選択してください……』
いきなり壊れたダンジョンコアから念話が届く……その声は機械音のように響き人の話し方とは程遠い。
コアを破壊した事などない皆にも念話が響いたので、一斉に響めきが起きる。
そして気を失っていたミサの頭に響いた声で、彼女はビックリして飛び起きる……どうやらアラームやらその類と勘違いしたようだ。
「お!おかーさん!学校に遅刻する!起こしてって言ったじゃない!!……はれ?………何この声……はれ?」
どうやら完全に寝ぼけているのだろう……見ていた夢は元の世界の家のようだ。
僕はミサに駆け寄り大丈夫か聞いてみる……
「あなたは誰?あれ?夢?異世界に………あれ?此処は家じゃない!!え!?」
どうやらかなり混乱しているようだ。
頭には直接念話が話しかけ、現状はダンジョンの床に寝ているのだ……混乱するのも無理はない。
僕はダークフェアリーの起こした問題の事をゆっくりと話す。
「貴方は私と同じ?異世界人なの?」
「そうですよ、名前は野口ヒロシです。詳しい話は街に帰ってからで……あまり大声で話せる事ではないですからね!」
彼女は理由を理解したのか小さく頷いてから、頭に響く声の理由を聞いてきた。
僕はダンジョンコアの破壊についてかいつまんで話すと、彼女はスキル選択について理解をしたようだ。
「成程……ダンジョンコアを破壊した事は無かったのですが、念話にはビックリしますね……すいません。ヒロさんはもう選んだのですか?」
僕は飛び起きたミサの事で精一杯で、選択はコレからだと説明する。
声の言う『スキル選択』をどうやるのか僕は周りを伺うと、アルベイは大喜びで斧から斬撃を飛ばしていた。
僕はどうやってそれを得たのか聞くとアルベイは、
「簡単じゃ!何をしたいか願うと、それに沿ったスキルが読み上げられるんじゃ!そして中から選ぶだけじゃ!!」
アルベイは珍しく誰よりも早くスキルを得たようで、説明を求めたら簡潔だったが教えてくれた。
そして言う必要のないスキル名までバラしてしまう。
「儂は攻撃で斬撃を飛ばしたいと願ったら、『スラッシュ』か『斬無』とでたんでなぁ。斬無はアシュラムが教えてくれると言うんで、使用MPの低いスラッシュを得たのじゃ!」
「アルベイの旦那!!スキル名まではダメっすよ!興奮なのはよくわかるけど!!」
そう言ったのはさっきまで敵対組に居た、ステイプだった。
偶然この部屋に居た為、彼もスキルを得たようで僕に頭を下げてお礼を言ってきた。
オリバーの言う通り、彼は一本筋が通った人間のようだ。
すると何故かステイプの話に割り込むように、ビーズが僕に話しかけてくる……




