ズイズイ ズッコロバシ
作者と主人公の年齢が同時進行だった時の資料は 燃やされて消滅したと思われます。
なので、記憶にある内容を箇条書きにて突き進んで参ります。
寿樹のお屋敷は 神社だったとわかった。
宗教法人とは 一体どこから来たものだろう。
そして、1日お泊まりで 沢山の秘密情報を手にしたので
ここでは、言えない。
僕の日記にしるそう。
寿樹は多分女の子。
もう一人の双子が居て、名前は自分で付けた鬼空。
僕が、プールで見た男の子は、多分鬼空だったのだろうと推測する。
1泊お泊まりから
よく寿樹のお屋敷へ遊びに行くようになった。
いや、半強制的か?
僕の頭の中には、いつも ズイズイ ズッコロバシ ゴマミソズイ ジュキニ オワレテ ドッピンシャ!
ヌケタラ ドンドコショ
タワラノ ネズミガ コメクッテ チュウ チュウ チュウ チュウ…
とメロディが流れる
オットサンガヨンデモ
オババガヨンデモ
行キッコナーシヨ
公園のトンネルで 私の秘密の場所 見たよね!
と寿樹に脅されて、付いて行く。
農家のビニールハウスの中に連れて行かれ、
「入っちゃいけないよ。」と言っているのに
そこでキスをした。
そこで、いけない事をした。
お父さんに 真正家へ行くなと言われたのに
ばあちゃんに心配もかけて
僕は寿樹と夢中になって、いけない事をした。
寿樹は、お父さんにも おばあちゃんにも 喋っちゃダメだよって 僕に口止めをして。
あれから3年
寿樹と同じ高校へ入って
一番 人生で無駄な時間を過ごしたもんだと思った。
廻りに敵は居ないし、将来の事など考えずに友達とずっと遊んで過ごした。
でも、今までずっと一緒だった寿樹とお別れする時がやって来た。
大学だった。
寿樹は、神主の学校へ行ってしまった。
僕は、お金が無かったので、アルバイトをしながら大学へ通った。
寿樹とは一切会わない生活が始まった。
あの頃は、良かったな。
また、戻れたらな…。
そんな、願望が頭の片隅にあるだけで
日常の忙しさに追われる毎日を過ごしていた。