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神童は女の子だった?
久々、学校へ登校すると、寿樹とは同じクラスの同級生だとわかった。
そして、一緒に学ランで登校する悩みを抱えたイマドキの中学男児だと思っていた。
しかし事情は一変した。
いつも寿樹はトイレを大の方でするのだ。
「ねぇ何でいつも大の方でトイレするの?絶対オシッコだけでしょ?」
寿樹は応えない。
その理由も後にわかるのだが、全く予期せぬ展開に焦る。
学校帰り部活をサボって公園でハレンチな雑誌を見つめあっていた僕と寿樹。
たまらず僕は手でアレをシゴイて吐き出すのだが、寿樹くんは立たない様子。
そんな事あるかとズボンを降ろして見ると、アレが無い。
「えっ?ウソでしょ!」
恥ずかしそうにズボンを上げる寿樹。