表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
中学~大学までの健太の日記  作者: 蔓草登上
1/13

綺麗な顔をした神童との出会い

中学時代に母親を無くした健太は、道を外れる。学校をサボっていると、いつも会う不思議な少年の妖艶な魅力に惹かれて行く。その出会いで人生が変わって行くが健太に予想も出来ない事件が次々と起きていく。平凡な毎日のはずなのに歯車がズレて…。

挿絵(By みてみん)

 中学時代、突然母親がくも膜下出血で亡くなった。

それはある日突然やってきた。


 健太にとって受け入れられない信じがたい出来事だった。

自分がショックがあるという認識があればまだ良かった。

周りの時間が全て止まっているように感じて、前へ一歩も踏み出せない状態であった。


 父親は仕事をしながら家事が出来ない事を理由に、実家へ引越しをした。

僕は知らない学校へ、父方のおばあちゃんと一緒に生活をおくる事になった。

半ば、こんなんじゃまともな中学生活をおくれないと思っていた。


 学校へ通う途中で不思議な美少年と出会い、そこから人生が変わり始めた。


 寿樹じゅきと名乗る綺麗な顔をしたスラッと背の高い少年。

同じクラスらしいが話した事も無くて学校をサボる時の公園でいつも鉢合わせする。

 どうして学校をサボるのか聞いてみると、父親と母親が喧嘩をしていて、もう別れるんだとか……。

 母親が生きているだけマシだと僕なんか中学入って直ぐに母親が病気で亡くなったんだと話した。

すると、汚い両親の喧嘩を見るより清く亡くなっていった母親の方がまだマシだと答える寿樹くん。

本当にそうなのかな?そんな事を言われても僕の心の穴は空いたままだった気がする。

 

 そんなこんなで、母親に不自由な僕らは話をぶつけ合って一緒に抗議し合った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ