ここまでは平穏な日常
僕の妹はクールだ。
しかし見た目は半分僕好みである。
なんてね、僕が全部育成したから当たり前か。
サラサラの黒髪ストレートロングジト目。
いうて毎日の髪のケアと洋服を買う時に一緒に見て、
化粧をしてあげてること以外ないけど。
それでも成長には抗えない、
高身長巨乳。
年下なのにザ•お姉さん
僕の好みはロリっ子。
つまり低身長貧乳。
近頃はロリっ子なのに巨乳なんてけしからんものを
生み出している輩もいるけど、僕は低身長貧乳の身体がいい。
もちろん、性的な意味ではないと僕自身願ってる。
『にいさんー?学校行こう、遅れる。』
妹はそっけない口調でそう言うと玄関のドアを開けた。
僕がまるで遅れているような雰囲気を出す妹だけど、
食パンにジャムをこれでもかと言うほど塗りたくった結果
胸元にジャムを落として大惨事になったのが遅れた原因だ。
つまり僕はむしろ被害者なのだが、
それも妹の可愛いところなので目を瞑ろう。
僕が玄関先で無い空を見上げながら目を瞑っていると
『急いでるのにふざけないで。』
バシッと妹に頭を叩かれた……
いや本当はぽんって優しく手を頭に乗っけられたんだけど
兄の威厳というかそのなんていうか妹の方が身長高いとね…?
ということで脳内捏造しておく。
妹に頭を叩かれるのもどうかとはおもうけどってかあんまりかわらなくないか…?
なんて、そんなクールな妹と脳内でふざけまくりながらも表では真顔の僕の普通の物語。