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なんか神になったけど異世界を楽しもう  作者: 夜と月と星を愛する者
5/5

初戦

遅れてすいません

俺たちは朝食を食べた後、冒険者ギルドに来ていた


「おい、あれがSランク冒険者になったアマギリさんだ」


「マジかよ…てか、可愛い子を連れてるな」


「首に奴隷紋があるから奴隷だろ…あんな可愛い子を奴隷になんてずるいな」


「まったくだ」


案の定、注目の的になった、気にせず昨日と同じ受付のところに行く


「ん?…お前さんか、今日は何のクエストを受けるんだ?」


「あぁ、クエストは後で受けるさ、それより奴隷でも冒険者になれるのか?」


「…奴隷にか?」


迷わず首を縦に振る


「言いづらいんだが、奴隷が冒険者登録する事は出来ない」


出来ないのか残念だ


「だが、クエストに連れて行く事は出来るぞ」


クエストには連れて行けるのか、それなら


「わかった」


俺はカウンターの横にあるボードに貼られたクエストを見て、良さそうなのを受付に持って行く


「Eランクのゴブリンソード10匹の討伐だな?…よし」


男がクエストの紙に判子を押した


「お前さんなら大丈夫だと思うが、ゴブリンってのはとにかく群れで行動する。ゴブリンが吠えると他のゴブリンが駆けつけてくるから注意しろよ?それと、紙に書いてある通り東の城門から出てまっすぐにある《始まりの森》で倒して来てくれ」


「わかった…それじゃあ行こうか?」


4人が頷いた、どうやら他の冒険者達に怯えているようなので、急いで冒険者ギルドを後にした


「大丈夫だったか?」


「すいません。やっぱりまだ慣れません」


それもそうだよな。今まで自分を狙ってきたガラムス魔帝国の奴らに追われて来たんだから。そう簡単に人嫌いは治らないか、俺には直ぐに懐いたけど理由は「優しそうな人だったから」だ


そして、東の城門に行きギルドカードを見せて、道なりに進んだ、因みに俺がいた森は北にある《龍神の森》と呼ばれる森らしい。何でも昔に龍神バルムントと呼ばれる神が住んでいたらしい。今はどこにいるのかわかっておらず、龍神の森の奥深くにはバルムントと一緒に住んでいた龍人とそれぞれの属性を司っている龍王が住んでいると言われている。正直、龍神や龍王とかが魔王達を倒せばいいんじゃないかな?精霊王とかの凄そうなのもいるんだし




そして、《始まりの森》についた


「それじゃあ今から森に入って君たちの実力を知りたいけど、大丈夫?」


「はい」


「大丈夫」


「が、頑張ります!」


「ゴブリンなんて直ぐにやっつけてやります!」


気合が入っているな


「それじゃあ行こう」



ゴブリンやフォレストウルフなどの魔物を倒しながら奥に進んで行くと


グギャ!グギャ!


ゴブリンソードが2匹いた、見分け方は簡単だ、ゴブリンは棍棒に対してゴブリンソードはボロい剣を持っている


「俺は援護をするから君たちの手で倒してみてくれ」


4人が頷いて、ゴブリンソードに向かって突撃をしていく、セレアとミレアが前衛でキャメルとシャルルが後衛のバランスのいい配置だ、セレアが魔力を纏って不可視の爪で戦って、ミレアが土魔法で作ったハンマーで戦い、キャメルが魔法で援護しシャルルが妖術で相手に幻覚を見せるという戦法だった、1分もかからずにゴブリンソードは倒されていた


「どうでした?」


キャメルが恐る恐ると言った感じで話して来た、後ろでは不安そうな顔をした3人が俺を見ていた


「文句無しだよ。凄いな君たちは大抵の魔物とかなら余裕で倒せるんじゃないか?」


4人ともパァといった感じの音が聞こえそうなほど嬉しそうな笑顔を見せた


「それじゃあ、次のゴブリン達を倒しに行こうか」


「「「「はい!」」」」


因みにゴブリン種は耳を剥ぎ取れば討伐の証のようなので耳を剥ぎ取ってアイテムボックスに入れた



そして、順調に進んで行くと


グギャ!グギャグギャ!


ゴブリン達の住処らしき所を見つけた、目視だけでおよそ200を超えるゴブリン達の群れがあった、今はまるで戦う準備をしているようだ、この数で何処へ?……あ、マルゼンか…やばい!


「あのゴブリン達を倒すぞ」


「わかりました」


「行くぞ!」


ゴブリンの群れに突撃をする。まずは近くにいた1匹を斬る


グギャ!?


!?ギャァ!ガァ!


今のでここら辺のゴブリンが向かって来てるな。


「はぁ!」


ミレアがハンマーで次々とゴブリンをなぎ払っていく


「せやぁ!」


セレアが魔力の爪でゴブリンを切り刻んでいく


「ファイアーストーム!」


キャメルが中級魔法で敵を倒して行き


「死の宣告!」


シャルルが呪術で敵を殺していく…何気に一番酷くね?


そして、俺が鉄の剣で倒して行くと


グガァ!


他のゴブリンに比べると明らかに質の良い鎧を纏ったゴブリンが2匹出て来た、鑑定すると


ゴブリンジェネラル

レベル:50

魔法

無し

スキル

・騎乗・剣術・指揮


将軍ねぇ。丁度いい


「君たちで1匹倒して見てくれ」


「わかりました!」


キャメルが返事をして4人で1匹に向かって行く、それじゃあこっちも相手をするか、といってもただ魔力を剣に込めてゴブリンに向けて振るだけで


ザシュ!


首が切れて終了。それじゃあキャメル達の方を観戦しますかな




だいたい10分くらいかけて何とか倒せたようだ


「お疲れ様。今はゆっくり休んでくれ」


「は、はい」


「疲れた‥」


かなりお疲れのようだ、ゴブリン達はゴブリンジェネラルが倒されたことで散り散りになって逃げた


こうして、キャメル達の初戦を終えた

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