貴族との遭遇
街道に出る途中にゴブリンキング、オークキング、オーガキングとそれぞれのレベルはゴブリンキングが200でオークキングが250でオーガキングが320であった。何故かそれぞれ部下がいないという悲しいキングだったけど
「おぉ、街道が見えてきたな」
ふぅ、長かった魔物とはあまり合わなかったけどそれぞれがこの世界の人間で太刀打ちできるのか?っていうレベルだったけど
「よし、街道に着いたな。えーと、町はどっちだ?マップで確認してと……東だな。町の名前は…マルゼンっと…微妙だな」
気にしても仕方ないか、てか距離が50キロって…はぁ、まぁこんな森の近くだから仕方ないか、愚痴っても仕方ない向かおう
よし、あの森からは離れたな、ここら辺からかなり弱い魔物ばっかだし
ゴブリン
レベル:5
ホワイトラビット
レベル:3
うん、やっぱりあの森が異常だっただけか、あと5キロくらいだな。でも暗くなってきたから野営するか
「えーと、創造魔法でテントと調理器具に食材を創って、かき集めた木の枝に火魔法の初級のファイアーボールを抑えて」
ボッ
「良し出来た、えーと調理はゴブリンたちとキメラは無理として、ホワイトラビットとワイバーンはいけるか?…調べるか」
ワイバーン
・超高級食材。世界に出回ったのは賢者とその仲間達が死にものぐるいで仕留めた1頭だけでワイバーンを食べたものは昇天するほど美味。
ホワイトラビット
・一般的に出回ってる食材。どの料理にしても柔らかく美味しい。
「なるほど、一応ゴブリン達も調べたくか」
ゴブリン
・醜い存在。冒険者ギルドに耳を出すことでお金が入る。食えない。女を襲う
ゴブリンキング
・ゴブリンの王。醜い存在。こいつが現れると国が総動員して討伐に向かう。食えない。女を襲いゴブリンを増やす。
オークキング
・オークの王。醜い存在ではあるけど食べれる。でもあまり美味しくはない。女を襲いオークを増やす
オーガキング
・オーガの王。勘違いされやすいが鬼族とはなんの接点もない。体のほとんどが筋肉で硬く食えたもんじゃない。
キメラ
・超高級食材。キメラを食べると魔力の保有量が上がるため魔法使いが涎を垂らすほど欲しがっている。賢者とその仲間しか食べた者がおらず、そのおかげでも賢者は王級を使えるようになった。
「へぇ、キメラって食えるのか、まぁ今回はいいかな…そういえば捌くわけだけど俺大丈夫なのかね?」
えーい!やってやるぜ!
うん、ちょっときつかった。アイテムボックスの中は時間が流れないから、血が大量に溢れてくるんだもん、あ、因みに今まで食べてきた肉が霞むほど美味しかった
「うーん、寝てる最中に魔物に襲われたらかなりまずいよな…創るか」
えーと、創造するのは魔物が寄ってこなくなる石
結界石
・どんな魔物でも半径50メートル寄ってこなくなる最高級の石。国宝に結界杭があるがそれはレベル100以下の魔物を10メートル寄れなくする効果のため結界石とは天と地ほどの差がある。
うん、ちょっとやり過ぎたな…まぁ、いいかこれを設置してと、よしお休み
おはよう。今は創造して創ったクリームパンを食べて街道を歩いてる訳なんだけど、目の前に高級そうな馬車を襲ってる盗賊がいて護衛らしき騎士も数が多くて下手に手を出さないらしい。さっきからずっと睨み合いが続いてる。…やっぱり俺は困ってる人を見ると助け用途するらしい。もう体が動いて氷魔法で盗賊の下半身を凍らせたんだ
「誰だ!俺たちを凍らせやがったのは!」
「俺だが?そんな寄って集って襲うのは見ててイライラするんだよ。…だから、大人しく投降してくれないか?体は動かせないだろ?」
「クソが!おい!矢を射れ!」
「へい!」
「無駄だよ。ウインドカッター」
中級の風の魔法で盗賊が持つ弓を全てダメにする
「て、てめぇ!中級を使う魔法使いか!」
「だから大人しくしろって言っただろ?で、どうする?もう打つ手はなさそうだな?」
「クソが!てめぇが邪魔しなかったら、この貴族を殺して俺は巨万の富が手に入るはずだったのに!」
「知らんよ。自分の欲のために人を傷つけるのを見るとムカつくんだよ」
「ありがとう!君のおかげでこの方を無事にマルゼンに着くことができる。本当に感謝する」
「気にしないでくれ。俺がただむしゃくしゃしてやったことだから。貴方達が無事ならそれで良かったです」
「ありがたい。是非マルゼンに来てくれ。これでも私は騎士団長のガラムと言うのだ、私ができるだけのことは協力しよう」
「本当ですか!?実は俺、此処に来るまでの記憶が無くて、此処から少し歩いた所にある森の中で気を失っていたようで、身分を証明する者も何もないのですよ。幸い剣はあったので何とかなりましたが」
「そうなのか?記憶喪失とは珍しいそれは大変だったな」
「ガラム、その方は?」
「!?お、奥様!外に出てはいけません!まだ盗賊がいないとも限らないんですよ!?」
「大丈夫ですよ。もし来ても貴方達とそこの方が助けてくれるのでしょう?」
「それはそうですが、もし貴方に何かあったら私達は!」
「大丈夫です。…ところで貴方の名前は何と言うのですか?」
金髪で綺麗な赤い目をした綺麗なドレスを着て、十人中十人は振り向くであろう美人が俺に尋ねてきた
「俺の…私の名前はアマギリと言います。旅の途中でマルゼンに寄ろうとしたのです」
「そんな改めなくて大丈夫ですよ。初めまして。私はグラン・フォン・マルゼン侯爵の妻のエリザベス・フォン・マルゼンと言います。以後よろしくお願いしますね。アマギリさん」
「え、あ、あの俺のことはアマギリと呼んでください。侯爵にさんと呼ばれるのはちょっと」
「いいえ、アマギリさんは私と娘そして騎士の方々を助けてくれたのです。これくらい当然です。」
「お母様?そのお方は誰なのですか?」
「この人は私たちの恩人よ。クリス」
「そうなんですね。初めまして私はクリス・フォン・マルゼンと言います。よろしくお願いしますね」
そう言って15歳くらいのエリザベスさんを子供にしたようなオッドアイのクリスちゃんがそう丁寧にドレスを摘んで頭を下げてきた
「あ、初めまして。クリス様。私は」
「んん!」
「え、あ〜。俺の名前はアマギリと言います。クリスさん」
「クリスとお呼びください」
「え、はい。わかり…わかったよクリス」
「!…これは照れますね。素敵な殿方からそう呼ばれるのは」
頰を赤くして顔を晒す可愛い女の子がいた。天使か
「うふふ、クリスったらこんなに顔を赤くして」
「もう!お母様!」
「それじゃあ行きましょか、アマギリさん。大丈夫よ。私たちと一緒なら町に入れますから」
「あ、それなら、よろしくお願いします」
そうして、エリザベスさん達が入ったので俺もそれに続くように歩き出した
「何をしてるの?アマギリさん。さぁ早く入って」
「え?流石に貴族の馬車の中に乗るのは」
「乗って、くれないのですか?」
涙目のクリスちゃんがそう言ってきた
「うぐ、わかりました」
「うふふ、それは良かったわ、さぁ乗ったわね?行きましょうか」
「はっ!」
そうして、俺は馬車に揺られながら色々なことを聞かれた。何処から来たのかなどを聞かれたが記憶が無いのでわからないと言うと、悲しんでくれた、見ず知らずの俺にこんな優遇してくれるなんていい人たちなんだな。因みに盗賊達は騎士の方々が紐で結んで連れて来ている。
どうですかね?ちょっとわかり辛いかもしれませんが、頑張ってわかりやすくしたいと思います