表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/62

09.信じるものが

君は、自分の価値観を人に押し付けたり、それに対する同意を求めたりしていない?

 君は、僕と話すとき、僕の意見に対してよく、ないわ〜、って言うよね。

 それはあくまで君の意見で、そんなことを言われても、僕の意見は変わりやしない。


 君は、僕にいろいろ話すとき、僕が賛同できないというと、変なの。ってよく言うよね。

 君の思うことは君の価値観で、僕の価値観とは違うのさ。


 神様がいる派いない派にわかれたとき、いる派の君はいない派の僕を、なんでいないと思うの? 変なの。そう嗤ったよね。

 僕が、少年漫画が好きだって言ったとき、そんなのの何がおもしろいの? なんて言ったね。

 もしも立場が逆だったら、君はどう思うのかな。


 僕がいつでも君と同じ意見だと思うなんて、君は相変わらず、考えが甘い。


 自分の考えが、人にまったくそのまま当てはまるなんて思わないでよ。

 考えのまったく同じ人なんて、この世に存在しないんだから。


「信じるものが他人と一緒だと思ったら、大間違いだよ」


 一緒だと思えるなんて、幸せだね。ケッ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ