表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/62

07.僕らしさって

 クラスに、よく話す女の子がいる。厳密に言うと、よく話しかけてくる女の子、だと思う。

 別に、彼女に対して特別な思いは何もないね。親友とはもちろん、友達とすら思ってない。


 僕は、いつも一人でいるはぶれ者。彼女は、クラスみんなを気にかける委員長。

 そもそも、住んでる世界がまず違う。


 そんな彼女は僕に対して、よく、らしいね、とか、らしくないなぁ、と言う。

 ねえ、『僕らしい』って何さ。聞いてみると、君のいつもの行動から、君はこういう娘なんじゃないかな、って思ったことだよ。そう返ってきた。


 なるほど、そうなんだ。僕は、納得した。

 ――ん? ちょっと待って。


「ねえ、僕らしさって、僕の行動パターンなの?」


 答えは、うん、だった……。

 8割くらいは合うんだって。


 ちなみに、僕のことをどう思うかを聞いてみたら、考え方とか他の子と違ってて、量産品じゃなくってオリジナルみたい、だって。

 やっぱり、ちょっと酷くないかな? 人のことを、量産品って……。

 普段穏やかなのに、時々凄まじいことを言うから、やっぱり人は見かけによらないな……。

彼女、やっぱり怒ったら怖いのかな……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ