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30.僕が投稿を始めた理由

 僕のペンネームは、どれだけ知られてるんだろう。

 ふと、そんな疑問が浮かんだんだ。



 よく考えてみると、この連載を始めてからこれでちょうど30話になる。

 初めは、それだけ続けるのは長くて大変なのかな、って思ってたけど、過ぎてみれば、思ったよりもあっという間だった。


 まだまだ駆け出しの僕の作品を毎日多くの人が見に来てくれる。

 僕は、このことをとても嬉しく思ってる。

 名が知られるようになったから? ううん、そうじゃない。

 現実世界と違って同情が得られるから? そうでもない。

 僕みたいな考えを持つ人がいるんだってことを、僕自身の気持ちを、見もしない人々にだけど、伝えることができるから。


「僕が投稿を始めた理由は、同情を得るためなんかじゃない。有名になるためなんかでもない。僕の言葉を、考えを、誰かに伝えるためなのさ」


 僕は、人と話すのが怖いから、自分の声を、心を、人にうまく伝えることができない。

 でも、こういった小説投稿サイトなら、時間の限り思いを募らせ、じっくり文章にできる。

 だから、この僕の考えを、思いを、言葉を、こうして紡ぐことができる。

 そして、それらを、誰かに知ってもらうことができるんだ。


 だから僕は、今日も、言葉を紡ぎ続ける。

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