表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/62

27.嫌なことだらけの中に

 3歳くらいにやって来る、第一次反抗期。

 あれも嫌、これも嫌って言って周りを困らせる時期だけど、成長した後でも、嫌なことが溢れてるのは変わりない。


 世界には、ほんとに義務が多い。

 たぶん、真の意味でのそれはさほどないんだろうけど、生きていくには、やっぱり数えられないほどの義務を抱えなけりゃならない。


 大半は、面倒くさくて、ただ疲れるだけのもの。

 媚びへつらったり、懐柔したり、人付き合いに、社交辞令に……

 向いてる人にはいいだろうけど、そうでない人にとっては、疲労の原因でしかない。


 他にもいろいろあって、それを全部含めて、世界には嫌なことが溢れてる。

 けれどそれがこの世のすべてだ、ってのも違うんじゃないかな?

 砂の粒よりも小さなことでも、好きなこと、楽しいことがある、かも知れない。


「世界の、嫌なことだらけの中に、好き、だとか、楽しい、って思えることが、きっと、僕らを待って隠れてるんだ」


 嫌なことが圧倒的に多いのは、否定しようもない事実だと思う。

 だから、嫌なことしか見えなくなった時は、一度、違うものを見てみようとしてほしい。

 新しいことに挑戦したり、今の集団から逃げ出したり、やることなんて、本当になんでもいいんだ。

 それで、好きなことや楽しいことが1つでも見つかれば、世界が全く変わって見えるはずだから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ