表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/62

19.生きるに越したことはないよ。でも

 よく、生きろ、って言う人がいるよね。まあ、僕もここで言ったことがあるけども。

 僕は、明日があるかわからないんだから生きろ、って言った。

 人は、明日があるんだから生きろ、って言う。

 人が言う方が無責任に思えるんだけど、所詮は五十歩百歩だよね。


 実際、死んだらそこで全部終わっちゃうし、逆に、生きてたら何か変わるかもしれない。

 そのことは、夢物語と切り捨て難いし、そうするのは、なんかこう、惜しい気がする。


 けれど、生きることの意味がわからない。僕が生きているってことに、何の価値も見出だせないんだ。

 だから、時の流れに身を任せているような感覚に、どうしてもなってしまう。


「そりゃあ、生きるに越したことはないよ。でも、それに意味があるのか、正直不安なんだ」


 生きてる意味がないのなら、僕はいなくていい、ってことになる。

 でも、意味があるのかないのかすらわからないから、どうしたらいいのか、わからないんだよ。

実際、生きる意味ってあるのかな、ないのかな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ