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番外編 その?
そこは水平線があり、空と大地がある以外、何もない世界だった。
どこまでも真っ黒に続く大地は、一つの石としてつながっていた。どこまでも赤い空は夕焼けの色ではなく、見るものによっては赤紫とも取れるガス星雲のような不気味な色を発していた。 その空間に白を基調とした存在が数体いた。
白い魔法剣士「次々と封印が解除されています」
白い術士「現行の端末共では神の送り込んだイレギュラー共は駆除しかねるようだな」
白い獣人「計画に遅れは許されない。最早我らの存在領域はあそこしかないのだ」
白い盟主「ハギトがやられた…。ベトール、ファレグ…お前たちが行かねばなるまい」
「行くか…」
ベトールと呼ばれた白い歪な甲冑の男と、ファレグと呼ばれた白い少年は地面に丸い穴をあけ、出発した。
白い盟主「悲願がかなうときは近い」




