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二十一話

大変遅くなりました。ごめんなさい

~loading~


ゲーム内のどの要素がどの様に関わってくるのかを検証する事は大変難しいが、関わってきそうなことは予想できる。地形が関わる可能性が大きい物に地形の情報が大きな影響を与えてくる事は当然と言えたが一方でコインの裏表に必要とは思えない情報、例えば時間、例えば現在の地面の色。ここまでであれば何らかの関係性を見出せそうであるが、物価の情報が予測の精度に1~2%の影響があるとは理解が出来ない物も複数あった。


…なんというか予測の中には純粋に確立に関る物と、占星術とでもいうか明確な関係性にない物も予測に関る物として正誤率の判定に何らかの予測を及ぼすのだろう。

ちなみに条件判定は上から重要視される様で幾つも増やしていけば確かに確率は高まるが追加四つの時点で基本的な予測の四分の一の確率の追加など先程のコイン、取引価格であればロクに使える情報ではないので、九割を二分三分とあげるのも容易ではないようであった。


取り敢えず方向性として、なるべく地域住民の協力を得られること、騎士隊の損害が小さい事、準備期間も短い方がいいだろうという事で、現在持っている情報の中での九割の正誤率を目指してその上で先程の三点から情報を精査していく。


…よし、とりあえず満足できる計画が出来たぞ。という事で、クエストの進行を始める。


コンソール、クエストから大体上から三つ、地位的にも規模的にも高い方であり、協力的。一方で、現状動く事が出来ない勢力へと、渡りをつける事を選択する。


明転と共にいくつかの光景を追想していく。所謂貴族言葉を使用する姿が想像できなかったが、存外様になっている様子や隊長として部下や隊員を怒鳴る姿が幾つか散見されつつおおよそ一週間が経過したようである。


仕込みで一週間かかるとはと思いつつ、他の装予定備の調達など幾つかの他の準備に合計で幾つかかるのかと当初の想像との差をまじまじと感じた。


…さすがに何かしら短縮できるだろうと要素を確認していく。と言ってもすぐに見つかったが。先程の予測の画面(ウインド)を表示して、計画と考えただけで今後のスケジュールが立てられるようだ。現状ではあくまでも盗賊討伐を業務の延長として設定されている為、下準備があまり効率的に処理されているわけではないようであった。


大体日常の業務を砦の処理能力の一~二割で、この中に訓練も入れて下準備のスケジュールを組んでいく。こうしておおよそ一か月の予定を立て切った所で計画の実行を行う。

一か月後の状態まで飛ぶようではあるが現状で行える事はないはずなのでそのままスキップを行い下準備の進捗を確認する。


…計画にも予測が働いていたが、高い確率を重視していた為ほぼほぼ問題なく進んだようである。しいて言うのであれば上層部からの遅いとのお達しと人心の低下とでも言おうか、手を結んだ勢力のおかげでまだ見限られていないが下準備は目に見える物が少なかった為、不安を煽っている様である。


問題なく準備は終わっているという事は作戦を開始できるという事である。どの様に作戦を開始するのか等の確認を忘れていた為行うが、これはクエストというよりは、所謂トリガー、会話で準備を終了できるようである。


執務官を呼び出す。


「突然すまないな。とある作戦の準備を終えたためその作戦を開始したいのだよ。国王から依頼された盗賊の討伐、それを今日から行おうと思ってね」


執務官はその事を受け事務的に対応しだす。一方で推理ゲームとでもいうか理由付けがなければ一部の指令、例えば今回は中隊一に小隊三のかなり大規模(砦には現状中隊三の75名が騎士として勤めている、三分の一以上の派兵はただの盗賊討伐には大規模すぎる)に兵を動かす予定であったが常識的な指摘として派兵はそのままだとできないようである。


表立って動けない協力組織の助けもあり、盗賊の正体はあまり詳しく追えていない一方で戦力などはかなり詳しく知れているし、現地住民から魔獣の情報も得ている。質、量ともに戦力を割けるであろう。


万全の状態を用意した。およそ問題ないとはいえだ、懸念ではなく単純にゲームとして楽しむ為に、表立っては心配があるとそういう事にして自身も討伐に参加する事を決定する。これに関してはゲーム側でも何かしらの設定があるのか簡単に承認された。


存外簡単な出発式というか、送迎を受けつつ出陣した。


視界が明転し、移動の道中を追想する。特に何かあったという様子ではなかったが一方で村の者の雰囲気の落ち込み様。道中に転がった車輪。盗賊の存在を示唆する物だけは多量に存在した。


盗賊のねぐら。今は放棄され誰も使用していない関所、本来は国防のための場所が正反対の目的に使用されるとは何たる皮肉だろうか。

同時に、それだけになんと厄介な事だろうか。関所は城の役割を持つ、規模は違うがその守りは攻める側にとっては大変厳しい物が有る。城攻めの法則、攻める側は三倍の兵力が必要という奴である。

同時にその差は、工場兵器などである程度緩和できるが、今回は当然用意してきた。


盗賊の戦力はおおよそ人数としては百から百五十。質も決して優れているとは言えない。一方で過去にも討伐隊がいた様で、どうも小隊長クラスの人間も敗れている様であり、盗賊にしては不気味である。だからこその大幅な安全マージンではあるが結果やいかにという事で期待とも、祈りともいえない心境で関所に到着する。


…あまりにも抵抗が弱い。今現在の抵抗が、壁上から投石、矢、或いは油といった様子で一応の抵抗を見せているが、百を超す人間がいるとは思えない静けさに、活気のなさであった。


城壁に工場兵器、所謂衝車が到着し、杭打ちを始める。城門の軋みが周囲の空気を、地面を揺らす。その瞬間である。


唐突な咆哮、化け物、魔物の気配である。

起こった事は恐らく簡単。一見して抵抗していた盗賊はただの囮役、本体は少し離れた所にあった森や起伏、或いは土をかぶっている様子から土の中に潜っていたという事だろう。盗賊にしてはよく考えてあるものである。同時に盗賊が魔物を追い立てている様子から、低無をしているという物はあまりいないか、いない事が伺えた。


「魔物が現れた事は予想外ではあったが、この事は伝えていたはずだ、直ぐに後方部隊は反転、反抗戦を行え。前線部隊は支援の準備だ、手早く手薄の関所(ここ)を落とすぞ」


一応戦力としては自分、アレクが最高のようである。よって、不足の事態への対応であったり、後詰の為に前線部隊、今では工場部隊と合流して戦闘を開始する。と言ってもできる事は少ないが…。


「済まないが一旦どいてくれ。衝車はそのままで結構だがな。さてと、少し試してみるか」


これもある種のチュートリアルなのかもしれない。如何にも試したくなる感じがあり、同時に脳裏に再現される学び。


『さて幾つかの術理を覚えてもらったわけだが、我が流派、『彩華流』についても教えよう。…それでは剣術だ。剣術は基本中に十二の技により構成され、基本で完成されている…上段からの一太刀。基本的すぎる斬撃という基本、それが赤の剣と呼ばれる、「山」である』


山、簡単すぎる技名を脳裏に描きつつ、僅かに剣を門を切り易いよう傾ける。

一太刀、重ねて二太刀。漫画やアニメの様に独りでに切れ落ちるという事はなかったが、縦長の〆の形で切った事により城門はたいそう脆くなった。

その斬撃は、刃の長さ以上の被害を生み出し、奥の閂が切れたのだろう。城門は重かったが、筋肉の隆起を感じつつ押してやれば簡単に開いた。


「では、休憩所を作ってやろう。無礼な来訪者達に立ち退いてもらってな。何、行き場が無ければ、恐らくこの世とは思えない程に素晴らしい所に送ってやるから遠慮はいらない。さあ、強引なノックで目を覚ましているだろう、後話し合うだけだ!!…」


~continue~


あ~、時間ならいっぱいあるのに使い方が下手すぎる~。皆さんは元気お過ごしでしょうか。僕はこの三連休有意義に過ごせなさそうですね。

…学校卒業できるか心配になってきました。どうしたら生活そのもののモチベーションをあげられるんでしょうね、はぁ。又司和も見て頂けると幸いです。

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