表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
センエースの考察まとめ  作者: 嘘つきムアイク〜センエースの大ファン〜
6/17

タナカ家について

どうも。多分今頃、私はリアルで忙しくしていると

思います。あと、この考察はなかなかに複雑ですし、

自分でも100%正しいとは思っていません。その事を

理解した上で、読み進めていただきたいです。

前回と今回に関して、あまり自信が持てないのです。

まあ、考察内容が物語の根幹に思いっきり

触れるものですから、仕方ないとは思いますがね。

今回は、タナカ家について考察していきます。


タナカ家は、個人主義者で、他人に一切興味がなく

変に高スペックで、その気になったら、それこそ

倫理的・道徳的に問題がある事だろうと、平気で

実行できるサイコパス集団   byウラスケ


ここから、まずタナカ家について考察すべき点を

挙げていきます。


①タナカ家は、タナカ家の血を継ぐ存在であれば

異常な才能をそれぞれが持っています。トウシなど

物凄くわかりやすい例ですね。タナカの血を継ぐ者は

ゴールドスペシャルを大量に持っている者が多く

プラチナスペシャルを持っているのは稀だそうです。

さて、ここで一つ疑問に思って欲しいのは、

何故第一アルファで生まれた者が異常な才能を持ち、

かつ、持つスペシャルもチートな人が多いのか。

これは、第一アルファ人の、第一アルファでの才能が

無い者であればあるほど、スペシャルがチートという

一般的な傾向に逆らっています。これに関しては、

感想欄にて運命のアリア・ギアスが積まれている事が

示唆されていました。



②名前に「イス」という特別な名前を持つという点。

シグレも、本来のスペックが封印されているだけで

間違いなくタナカ・イス・シグレだそうです。

冷静に考えて、厨二病を拗らせたような事を

家系単位でしているのは妙でしょう。



③ネオバグ曰く、タナカ家は『この銀河の正当なる

支配者』の血統らしいです。しかし、タナカ家は

自分と自分のパートナーだけで、自分にとっての

世界が完結しているような存在です。そんな存在が

銀河を支配していた存在とは思えないですよね。



④異様な個人主義で孤高を貫く性格で、それなのに

恋愛になると一途で自分と相手だけで世界が

完結しているという、異常な思考を持つ点。

センもそうですが、家系単位でそうなのは

流石に異常と言わざるを得ないですよね。



さて、ここから考察をしていこうと思います。

①〜④について、私は全ての理由が繋がっていると

考えています。



③「タナカ家=銀河の正当な支配者の血統」とは?


ここでまず考えて欲しいのは、銀河の大きさです。

過去の感想欄の返信によれば、銀河の実際の大きさは

太陽系ほどしか無く、観測や計算による銀河系などの

存在はコスモゾーンがそういう風に見せているだけの

幻想でしかない、との事でした。

また、太陽系のスペースも地球などにおける魂魄循環

(火星に火星人もいる可能性が無きにしもあらずw)

を支える為のスペースらしいです。銀河は無く、

太陽系までしか星は存在せず、ミリオンさん曰く、

その外は「データのゴミ捨て場」という事でした。

さて、ネオバグがその事を知っていれば

「この銀河」なんていう発言はしないはずですね。

もしくは、かつて、そうではなかった時代があった

という事ですね。ここでは、後者が正しいと仮定して

考察を進めて行きます。


銀河な支配者という単語について考えます。

まず、主神の事とは違うでしょう。第一アルファは

世界であり、銀河とはまた違うはずですよね。

ここで考えられるのは、真B章20話にて登場した

「旧剣翼システムの『DSN』」という単語であり、

『下位互換性を無視した「この世界」』という

P型センキー・ゼロオーダーのセリフと関係があると

考えられます。まず、二つ目のセリフに関して、

原初の世界以外の世界において剣翼=旧システムは

コスモゾーンがはたらいている現状のシステムの

下位互換である、と考えられます。逆に捉えれば、

現状のシステムが上位互換である、という事です。

そして、恐らく旧システムは、剣翼のシステムのみに

留まらないでしょう。その可能性は充分あります。

そこで、上位互換のシステムが出ていたのが原因で

システムが塗り替えられたのではないか、と私は

考えます。システムが塗り替えられた結果、

以前のシステムでは成り立っていた世界構造では

成り立たなくなり、世界が半強制的に変化した、と

考えられなくはないですよね。そして、システムが

塗り替えられる以前、現在第一アルファである世界に

存在した「銀河」をかつて支配していた血統、

それがタナカ家であると考えます。

また、根拠としてはもう一つあります。それは、

ネオバグの持つ、原初の個体のフラグメントです。

ネオバグが、原初の個体の欠片から、「タナカ家

=銀河の正当な支配者の血筋」という記憶を

読み取った、と考えます。それを元に考えると、

第一アルファのシステムが書き換えられる以前の

正当な支配者がタナカ家の祖先だった、となるのでは

ないでしょうか。ちなみに、ここでいうシステムとは

マイナス話が出てきた時に登場した「虚理」のような

魔法やグリムアーツのシステムであり、経験値などの

システムを含めた魂魄処理機構なども、新たな

上位互換となるシステムであると考えます。




①について、第一アルファにおいて無能な人間ほど

スペシャルの質は低い。これは常識です。いや、

第一アルファ人にのみ当てはまる常識、というのが

正しいでしょう。ここで何を言いたいのかというと、

タナカ家は元々、第一アルファに依存していなかった

存在だったのではないでしょうか。一般的な

第一アルファ人の魂魄が、元を辿れば銀河で

循環していた=管理されていた魂であると考えた場合

第一アルファに存在した銀河の支配者、魂魄循環の

システムを管理し、銀河を支配する立場だった故に

そのような異常な性質を持っていたのでは

ないでしょうか。元々、魂魄が高位な家系だったのが

運命のアリア・ギアスとして昇華した結果であり、

ある種の血筋からの特徴でもある、というのが

真実であると考えます。



②④について、まとめて考察しますと、

おそらく「イス」の名前も「孤高主義かつ恋愛に

おいてはまっすぐ一直線」という点も、タナカ家の

始祖の特徴だったのではないでしょうか。かなり

雑な考察になってしまいますが、所謂その血の運命が

運命のアリア・ギアスとなっていると考えます。

始祖のタナカが持っていた特徴が、後のタナカ家にも

受け継がれていき、コスモゾーンによって

運命のアリア・ギアスに昇華された、といった

感じでしょう。始祖の特性の昇華、という事です。

先述の①に関する考察内容に似ていますね。



①〜④が全て繋がっていると先述したのは、

タナカ家の始祖や祖先の頃に関連する内容だから、

という事です。タナカ家は異常だが、突然変異でも

なんでも無く、それが普通なのですから、

出自そのものが異なると考えるのが正しいでしょう。

先祖か第一アルファで生まれた者とは異なると

考えるのが自然ですね。その結果、辿り着いた考えが

システムの変化による世界構造の変化、それによって

タナカ家は「正当なる銀河の支配者の血筋」から

「消えた銀河の元支配者の血筋」になった、という

ものです。



ちなみに、前話の考察との関係はあまりありません。

考えている時系列としては、


 未来の大世界

 第一アルファに銀河があった頃

→過去にタイムリープ(複数人?)


 過去の大世界、原初の時代

→未来の発達しすぎた数学・科学技術により

 大世界がいくつかの大世界線のルートに分岐

→分岐先で、数学・自然科学のみの世界システムが

 様々なシステムに改変される


 過去の大世界、現在

→分岐した大世界線の一つが本編センエースの世界


こんな感じです。タナカ家の連中が銀河の正当なる

支配者だった、と考えているのは未来の大世界時代、

大世界の分岐は、過去の大世界の原初の時代、と

このように分けて考えているわけです。

次の投稿予定は、1月29日18時です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ