タナカ家について
どうも。多分今頃、私はリアルで忙しくしていると
思います。あと、この考察はなかなかに複雑ですし、
自分でも100%正しいとは思っていません。その事を
理解した上で、読み進めていただきたいです。
前回と今回に関して、あまり自信が持てないのです。
まあ、考察内容が物語の根幹に思いっきり
触れるものですから、仕方ないとは思いますがね。
今回は、タナカ家について考察していきます。
タナカ家は、個人主義者で、他人に一切興味がなく
変に高スペックで、その気になったら、それこそ
倫理的・道徳的に問題がある事だろうと、平気で
実行できるサイコパス集団 byウラスケ
ここから、まずタナカ家について考察すべき点を
挙げていきます。
①タナカ家は、タナカ家の血を継ぐ存在であれば
異常な才能をそれぞれが持っています。トウシなど
物凄くわかりやすい例ですね。タナカの血を継ぐ者は
ゴールドスペシャルを大量に持っている者が多く
プラチナスペシャルを持っているのは稀だそうです。
さて、ここで一つ疑問に思って欲しいのは、
何故第一アルファで生まれた者が異常な才能を持ち、
かつ、持つスペシャルもチートな人が多いのか。
これは、第一アルファ人の、第一アルファでの才能が
無い者であればあるほど、スペシャルがチートという
一般的な傾向に逆らっています。これに関しては、
感想欄にて運命のアリア・ギアスが積まれている事が
示唆されていました。
②名前に「イス」という特別な名前を持つという点。
シグレも、本来のスペックが封印されているだけで
間違いなくタナカ・イス・シグレだそうです。
冷静に考えて、厨二病を拗らせたような事を
家系単位でしているのは妙でしょう。
③ネオバグ曰く、タナカ家は『この銀河の正当なる
支配者』の血統らしいです。しかし、タナカ家は
自分と自分のパートナーだけで、自分にとっての
世界が完結しているような存在です。そんな存在が
銀河を支配していた存在とは思えないですよね。
④異様な個人主義で孤高を貫く性格で、それなのに
恋愛になると一途で自分と相手だけで世界が
完結しているという、異常な思考を持つ点。
センもそうですが、家系単位でそうなのは
流石に異常と言わざるを得ないですよね。
さて、ここから考察をしていこうと思います。
①〜④について、私は全ての理由が繋がっていると
考えています。
③「タナカ家=銀河の正当な支配者の血統」とは?
ここでまず考えて欲しいのは、銀河の大きさです。
過去の感想欄の返信によれば、銀河の実際の大きさは
太陽系ほどしか無く、観測や計算による銀河系などの
存在はコスモゾーンがそういう風に見せているだけの
幻想でしかない、との事でした。
また、太陽系のスペースも地球などにおける魂魄循環
(火星に火星人もいる可能性が無きにしもあらずw)
を支える為のスペースらしいです。銀河は無く、
太陽系までしか星は存在せず、ミリオンさん曰く、
その外は「データのゴミ捨て場」という事でした。
さて、ネオバグがその事を知っていれば
「この銀河」なんていう発言はしないはずですね。
もしくは、かつて、そうではなかった時代があった
という事ですね。ここでは、後者が正しいと仮定して
考察を進めて行きます。
銀河な支配者という単語について考えます。
まず、主神の事とは違うでしょう。第一アルファは
世界であり、銀河とはまた違うはずですよね。
ここで考えられるのは、真B章20話にて登場した
「旧剣翼システムの『DSN』」という単語であり、
『下位互換性を無視した「この世界」』という
P型センキー・ゼロオーダーのセリフと関係があると
考えられます。まず、二つ目のセリフに関して、
原初の世界以外の世界において剣翼=旧システムは
コスモゾーンがはたらいている現状のシステムの
下位互換である、と考えられます。逆に捉えれば、
現状のシステムが上位互換である、という事です。
そして、恐らく旧システムは、剣翼のシステムのみに
留まらないでしょう。その可能性は充分あります。
そこで、上位互換のシステムが出ていたのが原因で
システムが塗り替えられたのではないか、と私は
考えます。システムが塗り替えられた結果、
以前のシステムでは成り立っていた世界構造では
成り立たなくなり、世界が半強制的に変化した、と
考えられなくはないですよね。そして、システムが
塗り替えられる以前、現在第一アルファである世界に
存在した「銀河」をかつて支配していた血統、
それがタナカ家であると考えます。
また、根拠としてはもう一つあります。それは、
ネオバグの持つ、原初の個体のフラグメントです。
ネオバグが、原初の個体の欠片から、「タナカ家
=銀河の正当な支配者の血筋」という記憶を
読み取った、と考えます。それを元に考えると、
第一アルファのシステムが書き換えられる以前の
正当な支配者がタナカ家の祖先だった、となるのでは
ないでしょうか。ちなみに、ここでいうシステムとは
マイナス話が出てきた時に登場した「虚理」のような
魔法やグリムアーツのシステムであり、経験値などの
システムを含めた魂魄処理機構なども、新たな
上位互換となるシステムであると考えます。
①について、第一アルファにおいて無能な人間ほど
スペシャルの質は低い。これは常識です。いや、
第一アルファ人にのみ当てはまる常識、というのが
正しいでしょう。ここで何を言いたいのかというと、
タナカ家は元々、第一アルファに依存していなかった
存在だったのではないでしょうか。一般的な
第一アルファ人の魂魄が、元を辿れば銀河で
循環していた=管理されていた魂であると考えた場合
第一アルファに存在した銀河の支配者、魂魄循環の
システムを管理し、銀河を支配する立場だった故に
そのような異常な性質を持っていたのでは
ないでしょうか。元々、魂魄が高位な家系だったのが
運命のアリア・ギアスとして昇華した結果であり、
ある種の血筋からの特徴でもある、というのが
真実であると考えます。
②④について、まとめて考察しますと、
おそらく「イス」の名前も「孤高主義かつ恋愛に
おいてはまっすぐ一直線」という点も、タナカ家の
始祖の特徴だったのではないでしょうか。かなり
雑な考察になってしまいますが、所謂その血の運命が
運命のアリア・ギアスとなっていると考えます。
始祖のタナカが持っていた特徴が、後のタナカ家にも
受け継がれていき、コスモゾーンによって
運命のアリア・ギアスに昇華された、といった
感じでしょう。始祖の特性の昇華、という事です。
先述の①に関する考察内容に似ていますね。
①〜④が全て繋がっていると先述したのは、
タナカ家の始祖や祖先の頃に関連する内容だから、
という事です。タナカ家は異常だが、突然変異でも
なんでも無く、それが普通なのですから、
出自そのものが異なると考えるのが正しいでしょう。
先祖か第一アルファで生まれた者とは異なると
考えるのが自然ですね。その結果、辿り着いた考えが
システムの変化による世界構造の変化、それによって
タナカ家は「正当なる銀河の支配者の血筋」から
「消えた銀河の元支配者の血筋」になった、という
ものです。
ちなみに、前話の考察との関係はあまりありません。
考えている時系列としては、
未来の大世界
第一アルファに銀河があった頃
→過去にタイムリープ(複数人?)
過去の大世界、原初の時代
→未来の発達しすぎた数学・科学技術により
大世界がいくつかの大世界線のルートに分岐
→分岐先で、数学・自然科学のみの世界システムが
様々なシステムに改変される
過去の大世界、現在
→分岐した大世界線の一つが本編センエースの世界
こんな感じです。タナカ家の連中が銀河の正当なる
支配者だった、と考えているのは未来の大世界時代、
大世界の分岐は、過去の大世界の原初の時代、と
このように分けて考えているわけです。
次の投稿予定は、1月29日18時です。