ウルムの主について
最近、あまりに重要な内容が出てきて、更に
ふととある考えが頭に浮かんだので
勢いで書きました。不定期投稿だから、
急な投稿も仕方ないですね。
真・第一アルファにて、チュートリアル役を
果たした「ウムル・ラト」について、
考察をしていきます。
ウムルという名前やラトという名前については
センエース本編の感想欄にて書いたので割愛。
ここでは、ウルムの主について、現状で考えられる
可能性ごとに分けて考察をしていきます。
①主はヨグ=ソトース、説
ヨグ=ソトースはクトゥルフ神話における
ウムルの主です。ウムルはヨグの化身とも使者とも
言われていますから、使者であると考えた場合は
ヨグ=ソトースが主でも、適切でしょう。
ウムル曰く、主は万物の王であり、センを遥かに
超える虚空、との事でした。一方、ヨグは
「全にして一、一にして全」であり、
「万物を超越する<最極の空虚>」
「限りない虚空」である、とも言われています。
故に、現在は有力候補と言えます。
②主はアザトース、説
クトゥルフ神話において、ヨグ=ソトースは
アザトースが生んだ無明の霧から生まれた存在である
とされています。そして、万物はアザトースの
夢・思考から生じた存在である、ともされています。しかも、アザトースは万物の王とされる存在です。
故に、万物最強にして真なる王、と言っても
不思議ではないでしょう。
しかし、「盲目にして白痴の神」とも言われる彼が
真・第一アルファに裏ダンジョン・ゼノリカの
ゲートを意図的に繋げるなど、考えられません。
アザトースは、自身が動くことはそうそう無いと
される神ですから。ナイアーラトテップが代わりに
動いたとすれば、話は別ですが。
候補としては、ヨグ=ソトース以下の有力候補です。
③主は??????、説
これは、あり得ない可能性が高いです。
ウムルは去り際で、センを月光の龍神??????で
あるとも、認識していたので有り得ない可能性が
非常に高いです。
④主は※※、説
※※はそもそも原初の世界を創造した存在であり、
彼のGクリエイションの持つ、世界への干渉する力は
非常に高いと言っていいでしょう。それは、
初期状態でぶっ飛んだ経験値効率をもたらした
ゴートのGクリ・プチからも分かります。
それだけの力(Gクリ)を持つ存在であれば、
虚空のアリア・ギアスを積むことはもちろん、
真・第一アルファと裏ダンジョン・ゼノリカの
ゲートの一つをゼノリカ創造主のセンを無視して
繋げる事も、不可能ではないはずです。
また、※※は少なくともセンエースの人格や記憶を
持っていることは確かです。ならば、センがゼンに
対して行ったような、自分相手の
ヘイトコントロールなど、容易いものでしょう。
事実、センは主に苛立っており、主の元に
突撃しようと計画しています。ゼノリカを
真・第一アルファに引っ張る事にも成功しています。
更に、原初の世界の禁域の扉から繋がっていたのが
真・第一アルファです。この扉は、原初の深層へと
繋がっている、とされています。ならば
原初の世界の深層にいても、おかしくありません。
④では、原初の深層=原初の世界の管理室的な空間
=※※が居る「無」の空間、だと仮定して考えれば、
ある程度の納得はいきます。
もっと言えば、センエースという物語はあくまで
「センエース神話」であり、「クトゥルフ神話」では
ありません。なので、「センエース神話」に
「クトゥルフ神話」の神をそのまま出すとは
どうも考えにくいです。
最後に、ウムル=ラトは正確に言えば、ヨグの
使者であり化身であるウムルとは名前が違います。
ウムル・ラト=タウィルが正しく、より正確に言えば
タウィル・ラト=ウムル、とも言われます。
そもそも、古代の神が「チュートリアル」という
現代的な言葉を知っているとは考えにくいですし、
神話におけるウムルは【「銀の鍵」を持つ存在を
「意思確認」を行い、「窮極の門」へと導く】
というのが役割であり、チュートリアル役や
センとの戦闘は役割ではないはずです。
故に、主はヨグ=ソトースではないと考えた場合、
サブカルチャー分野にかなりの知識を持ち
(つまり、ウムルやヨグなどのクトゥルフ神話の
神々も知っている可能性が高い、ということ)
自作の神器に毘沙門天という名前をつけるような
ネーミングセンスの持ち主であるセンエースの
人格と記憶を持つと考えられる、※※が主である、と
考えられるでしょう。故に、ウムル=ラトという
神話の神の名前を配下に名付けた、と考えられます。
ついでに言えば、ウムルの持つ主に対する忠誠心は
九華十傑などのメンバー、もっと言えば、狂信者の
アダムのものにも似ているように思えます。また
【センにボッコボコにされても、自分の主から
命じられたであろう「チュートリアル役」を果たし、
センに臆することなく睨みつけたウムル】は、
【シューリに65万発のソードスコール・ノヴァを
ブチ込まれても心が折れず、立ち向かったアダム】に
似ています。これは主がセンと似た存在である
※※であり、※※を心に強く宿しているから、だと
考えられます。
要するに、※※はヨグ=ソトースよりも有力な、
ウムルの主の最有力候補です。
ウムルの「ゼノリカの全てを殺して犯す」というのは
演出ではないのでしょうが、「ウムル=ラトという
名前」や「主は虚空である」などは演出の一種である
可能性が高いです。
つまり、「主=クトゥルフ神話の神々である」と
錯覚させる為のミスリードではないか、と考えている
わけです。事実、大半の読者さんは私含めて
最近まで主がヨグ=ソトースであるのではないか、と
考えていたわけですから。
さて、ここからは主=※※である、と仮定して
考察を進めていきます。※※はソルに妨害をしている
ことから、少なくともセンエース補完計画の存在は
知っているはずです。イベントスイッチの仕込みや
サイケルなどの「神の傑作」を仕込む形で
計画に加担している事すら考えられます。しかし、
ソルの妨害をしている事から、現在ソルとは敵対して
いると見てもいいでしょう。
そこで私が考えたのは、真・第一アルファでの
コスモゾーン・レリックの回収などのイベントは
センエース補完計画の一環である、または、
センを含めたゼノリカ全体をより強くしないと
ソルの「ラスボス・プロジェクト」を乗り越える
事が難しいから取った苦渋の策、であると考えます。
※※がセンエースの人格を持つのなら、自分の敵
=ソルをセンに押し付けるような事はしないはず。
しかし、ソルが暗躍しているだけで、ソル自身が
(ソルの本体が)センを襲っているわけではない。
故にこんな回りくどい方法を取った、と考えました。
以前の予定通り、次の投稿は15日18時です。