5日目ー3
まさか佐藤さんと夜景見に行くとは思わなかったから何の準備もしていなかった。
とりあえず何か話さないと・・
シュウ「俺さあ、結構1人で夜景とか見に行っちゃうんだよね(照 こないだも旭山展望台に1人で行ったら、なんで1人で来てるのこの人?みたいな目で見られて精神ボロボロにされたさ(汗」
こんな話をしても盛り上がらないよぉ~
ユウカ「1人で行ったんですか? それは寂しい人に思われてもしょうがないですよ」
呆れられているかな?(泣 こうなったら半ばやけくそだ・・!!
シュウ「1人で来てもいいじゃないか、なんであそこはカップルばかりでイチャイチャしてるんだよ!(泣」
ユウカ「デートスポットですからしょうがないですって(汗」
シュウ「リア充爆発すればいいのに・・・」
※リア充→リアル生活が充実しているの略、基本的にカップルのことを指す言葉。
そのような事を延々と話していると毛無山に到着し、周りは誰もいなく2人だけの空間が広がっていた。
シュウ「・・・すっげー こないだ来た時は曇っていたからほとんど見えなかったんだよね。
今日は晴れてるから綺麗に見える!♪」
ユウカ「わーー 空見て下さいよ!星が近くに見えて空がすごく近く感じる♡」
シュウ「ホントだすごいね♡ てか風つよい(汗」
今は6月初め、暖かくなってきているとはいえ、まだまだ北海道は寒い!! それなのに2人は薄着で山にきてしまっている。寒くて夜景なんか見ていられない。
シュウ「綺麗だけど寒いね(汗 上着持ってくればよかった」
ユウカ「そうですね寒いです。でもそれ以上に綺麗です。私夜景とか大好きなんですよ ♡」
シュウ「ほんと?良かった~ 俺夜景とか景色・星や海とか見るの大好きでさあ、皆からはロマンチストとか呼ばれるくらい好きなんだよね(汗」
ユウカ「・・・ロマンチスト(爆 ロマンチストって・・ ハハハハハハハ!! ほんと山谷さん面白い」
目に涙ためてまで笑うことじゃないでしょ(汗 笑ったところかわいいな・・(照
シュウ「佐藤さん笑いすぎ!? どんだけ笑うのさ(呆」
2人で楽しく過ごしていると車が少しずつ増えてきた。
せっかく2人だけの空間だったのにカップルどもが来たか。
シュウ「佐藤さん少し寒くなってきたから車に入ろうか?」
ユウカ「そうですね風がやめば良いんだけど・・」
助手席のドアを開けて
シュウ「お嬢様、さあどうぞ♪(笑」
ユウカ「あらありがとう♪」
シュウ・ユウカ「ハハハハハハハハハハ!!!」
ユウカ「ちょっと何してんですか?恥ずかしいですよ(照」
シュウ「ちょっとやってみたくて(照 ハハハハハ」
2人で照れ笑いした後、座席のシートを倒し色々な話をした。前の恋人の愚痴や、職場での悩み。そして恋愛話も・・
シュウ「佐藤さん今良い人居ないの?」
ユウカ「良い人ですか? 居るような居ないような・・・(照」
シュウ「居るの? 教えてよ♪」
ユウカ「えー 山谷さんは居ないんですか?」
シュウ「俺?」
この時かっけの言葉を思い出した。『 シュウその子のこと好きなんじゃないの? てか絶対好きでしょ?』 ・・・俺、佐藤さんのこと好きなのかな? やばい!!まともに顔見れない!どうしよう変に意識してる。
あれ?俺本当に佐藤さんのこと好きなのかも・・・