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それでもいい と思いたい。  作者: 0303036
2/9

1日目

  今日は職場の人たちでボーリングに行っている。私が働いているのは老人ホームで介護の仕事をしている。今日までユウカとは深く話したことがなかったが、今日急に仲良くなって話しやすくなった。仲良くなったきっかけはと言うと。【ヅラじゃない・・・桂だ!】という某漫画のセリフからだ。ユウカは最近彼氏と別れ私も女性として意識し始めたのかもしれない。


今はボーリングが終わり、職場の仲が良い数人で食事をとっているところだ。

ユウカ「山谷さん、今日キスの日ですって」

何で佐藤さんは急にこんな事言い出したんだろう?まあいつもみたいにボケとくか・・

シュウ「そうなの?じゃあキスしようか〈照」

ユウカ「え~ どうしよっかなぁ〈笑」

主任「シュウ?ユウカと付き合っているの?」

シュウ「付き合ってないですよ、佐藤さんに失礼でしょ〈汗」

一同「ほんとに付き合ってないの?」

 シュウ「本当に付き合ってないですって〈汗 仲がいいだけでそれ以上の関係じゃ無いです〈汗 佐藤さんも何か言ってよ~」

 ユウカ「え?何が?」

 主任「ユウカ?本当にこんなので良いの?」

 シュウ「ちょっと!それどういう意味ですか〈汗」

 ユウカ「わかんないです〈照」

 シュウ「じゃあ付き合おうか〈照」

 一同「え!?」

 ユウカ「ん~ん   ・・・考えておきます」

 シュウ「前向きに検討してください〈笑」

この時はただ冗談を言っているだけだった。この時は佐藤ユウカをただの同僚としかまだ見ていなかった。

主任「シュウ、ユウカ、もし付き合っているのだったらしっかり報告してよね♪」

 シュウ「だから付き合ってないって言っているじゃないですか〈汗」

ほんとに主任はこういう話好きなんだから。


皆で介護の話を熱く語り、シュウとユウカを茶化し時計も次の日になろうとしていた。

 シュウ「そろそろ遅いですし帰りますか?」

 職員1「まだ大丈夫だって、店員が来るまで問題無いでしょ」

 ユウカ「大丈夫、大丈夫」

 シュウ「・・・そうですか? でも営業時間過ぎてますよ?」

そうして会話を続けていると。店員がこちらを見ながら歩いてくる

 職員1「はい、今行きます」

店員は笑顔で会釈しレジ前へ移動する・

 シュウ「店員さんも来たことだし本当に帰りますよ?」

 一同「はーい」

職員1・2・ユウカ「じゃあシュウ送ってね~」

 シュウ「はーい えぇ~とじゃあ職員1職員2ユウカの順で送りますね」

 職員1「あいよぉ」

 職員2・主任 ・・・耳元でこっそりと「送り狼にならないのだよ。」「明日早番なんだから遅刻しないようにね」

 シュウ「そんな心配しなくていいですって〈汗 職場の人には手は出さないっていつも言っているじゃないですか!」

 ユウカ「・・?」


会計も済ませ、車に乗り込んだ4人。

あれ?順番的にはユウカが一番近いのに何で最後に送るって言ったのだろう?

 

 ユウカ「山谷さん、この歌知っています?」

 シュウ「ん?どんな歌?」

 ユウカ「ん~んんん~ん~~~♪」

 シュウ「まずタイトル教えてよ〈汗」

 ユウカ「まあまあいいじゃないですか」

 シュウ「タイトル解らないと覚えられないよ(汗)

ユウカ「こんな曲山谷さんに位しかお勧めできないですもん。山谷さん今度本当にカラオケ行きましょうね?」

職員1・2がすごく空気になっているけど気にしなくていいのかな?(笑


職員1「シュウ今日は送ってくれてありがと♪」

 シュウ・ユウカ・職員2「おつかれさまですー」

 職員1「シュウあとでRAINするから♪」

 シュウ「じゃあ待ってますね(笑」


 シュウ「次は職員2さんの家に行きますね~  佐藤さん最後になっちゃってごめんね?」

職員2ニヤニヤしながら「シュウくんよろしくね~」

ユウカ「明日休みだから問題ないですよ」

シュウ「佐藤さん休みなの?いいね~交換しようか?」

ユウカ「ヤです ムリです 拒否します」

シュウ「じゃあ手伝いに来てもいいんだよ?」

 ユウカ「聞こえません」

 職員2「はいはい! いちゃいちゃしないの!私も乗っていること忘れないでよね?」

 シュウ・ユウカ「「忘れていません!いちゃいちゃもしないので大丈夫です!! 」」

 シュウ・ユウカ「「一緒に言わないでください!」」

シュウ・ユウカ・職員2「「「・・・ハハハハハハ!!」」」


 職員2「あんた達ほんとに仲良いね~」ニヤニヤ

佐藤さんとは本当に気があって一緒にいると楽しいんだよな♪

 

 職員2「ユウカ~シュウなんかニヤニヤしてるけど・・」

ユウカ「ん?何ですか?」

 職員2「もういいや 2人で仲良くしてなさい」

 シュウ「また職員2さんはすぐそういうこと言って(笑」

 職員2「シュウここでいいよ コンビによって行きたいから」

 シュウ「そうですか?じゃあここで降ろしますね」

 職員2「うんありがと。・・・・・・・じゃあ後はお2人で。邪魔者はきえます!」ニヤニヤ

 シュウ「はいはい お疲れ様です」

 ユウカ「お疲れ様ですー(笑」

皆してそんなこと言って。変に意識しちゃうじゃないか。


 ユウカ「山谷さん?顔赤いですよ(笑」

 シュウ「き・の・せ・い・で・す!」

 ユウカ「wwwwwww」

 シュウ「じゃあ佐藤さんの家に行くからね!!」

絶対顔赤くなってるよ(汗 こういうの苦手なんだよな・・

 シュウ「佐藤さんボーリングへたなんだね~」ニヤニヤ

 ユウカ「だからいきたくないって言ったじゃないですか(泣 それを山谷さんが誘うから・・」

 シュウ「今度教えてあげるよ♪」

 ユウカ「・・・遠慮しておきます」

 シュウ「何でさ!? 今度手ほどきしてあげるって」

 ユウカ「それよりカラオケ行きましょ?」

今ドキッとした。佐藤さん今すごく可愛く見えたんだけど

 シュウ「じゃあカラオケ行く日決めといてね? もう家に着いたよ?」

 ユウカ「ほんとだ~山谷さん今日はありがとうございました」

 シュウ「じゃあまた職場でね♪」

 ユウカ「はい! それではおやすみなさい♪」

 シュウ「はいお休み♪」


やっと皆のこと送れたよ。疲れたな~ そういえば今日はキスの日なんだっけ?今はキスする相手いないからな~  そうだ!! ピピピピピピピピピピピピピ よし、送信っと♪


 ユウカ「あ、山谷さんからメール来てるなんだろう?」

『佐藤さん? 今日キスの日なんだもんね チュ♡ 今度カラオケ行こうね♪』

ユウカ「山谷さん恥ずかしく無いんだろうか(笑 ピピピピピピピピピピピピピピ 送信と♪」

 シュウ「あ、佐藤さんから返信来た。」

『今度カラオケ行きましょうね♪ チュ♡ (笑』

 笑

 

 シュウ自宅にて

今日は疲れたなぁ、主任達は佐藤さんと付き合っていると思ってるんだろうか?そうみ

えるかな?


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